新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
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アリドオシ:蟻通し(縁起物一気通貫⑤)2006.1.9

2006-01-08 07:15:12 | 植物観察1日1題
アリドオシ:蟻通し(縁起物一気通貫⑤)2006.1.9
“千両万両あり通し”の語呂合わせで正月の縁起物になるアリドシオシ:蟻通し(アカネ科アリドオシ属)は、本州関東以西から朝鮮、台湾、タイ、インド東北部までの暖帯から温帯に分布し、山林下に生える高さ50cmほどの常緑小低木です。葉脇より葉とおなじかそれより長い鋭く細い棘を出し、これで蟻をも刺し通すというので蟻通しの名がありますが、千両、万両などとともに一両とも呼ばれる縁起木です。漢名は虎刺、伏牛草です。
冬の赤い実が美しく正月の飾りに使われるのですが、初夏につける筒型で先が4裂する白い小花も捨てがたいものです。この冬、実をつけたアリドオシにお目にかかれませんでしたので、時節はずれですが、初夏に撮った花の写真を使いました。鋭い棘に注目してください。(別種ですが様子がアリドウシに似ているつる性のツルアリドオシは11月20日に取り上げています)
これで1両から万両まで(1月5日万両)(1月6日千両)(1月7日百両・唐橘)(1月8日十両・藪柑子)一両(1月9日一両・蟻通し)と目出度く新

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