新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
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クララ:眩草(バタ臭い名前だが純和製)

2008-06-12 07:05:04 | 植物観察1日1題

クララと聞いて、西洋の婦人の名からきたのかと思ったのは間違いでした。
根を噛むとくらくらするほど苦いので、眩草(くらくさ)が略されたもので、根は漢方の苦参と呼び、止血、健胃、駆虫剤などに、また生葉は家畜の皮膚病の薬にされます。
クララは、マメ科クララ属で、山野の日当たりのよいところに生える多年草。高さ80~150cm、葉は奇数羽状複葉で、7~8対、長さ2~4cmの小葉があります。
6~7月、淡黄色の蝶形花が穂になって多数つきます。花は長さ1.5cmほど、花後細長い円柱状の豆果となり、長さ5~8cm、やや数珠状に膨らみます。

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