新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

清流の証し醒ヶ井のバイカモ:梅花藻 

2005-08-04 06:52:06 | 植物観察1日1題
伊吹山のお花畑を見た後、醒ヶ井へ立ち寄りました。
お目当ては、JR駅醒ヶ井駅のすぐ近く、中山道の街道沿いに流れる地蔵川の梅花藻です。
真に綺麗な流れでしか育たないといわれるバイカモ:梅花藻(キンポウゲ科)は、水中葉に短い柄があり、葉身は3~4回3出し、糸のように細く裂けています。6~8月ごろ開花し、3~10cmの花柄に直径15~20mmの5個の白い花弁と多数の黄色い蘂を持つ花をつけます。
鈴鹿山系の龍仙山あたりから発する伏流水が湧き出る地蔵川の、冷たく清らかな流れの中で小さく白い梅のような花をつけて揺れています。
水に手を浸すと切れるような冷たさです。何人かの人が、ところどころに作られた川への降り口に腰をかけ、足湯ならぬ足水を楽しんでいます。
花と葉との明暗の差が大きい上、流れの中で絶えず動くので写真に撮るのは骨が折れます。写真は、たまたま花が水の上に出ているところがあったのを撮ったものです。
少しだけ上流へ歩くと水源のひとつで、地名の由来になったといわれる「井醒の清水」があります。湧出口で清水を汲み、持参のウィスキーで水割りを作り飲み交わしました。
平均年齢60ウン才の“青春28切符”の旅のひとこまです。

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