隣家の垣根からユスラウメ:山桜桃・梅桜(バラ科サクラ属)の白い花が覗いています。
中国北部原産の落葉低木で、日本でも江戸時代初期には栽培されていた記録があるそうです。
観賞用や果樹として栽培され大きいものでは高さ3~4mになります。
花期は3月下旬~4月上旬、花は白色または淡紅色直径1.5~2cmで花弁は5個です。
ニワウメ(09年4月8日記事)(09年4月8日記事)に似ていますが、葉は倒卵形で、両面とも細かい毛が多く、花が枝を覆うようにつくニワウメに比べれば、花つきはややまばらです。
6月ごろ赤く熟す果実は子供の時の思い出のひとつですが、花の記憶はありません。