新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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コバノガマズミ:小葉の莢蒾 (同居する冬芽と秋実①

2006-02-01 07:05:12 | 植物観察1日1題
去年の秋は、どういうわけか、木という木はたくさんの実をつけ近来にない豊作でした。
そのせいか、例年なら小鳥たちに食べられてしまうこの時期になってもしなびたまま枝に残っているのが目に付きます。コバノガマズミ:小葉の莢蒾もそのひとつです。
(11月29日記事) 
写真の冬芽はたぶん花芽と葉芽が一緒になった混芽で外側の芽鱗は小さく、付け根付近に短い星状毛があります。
少ししなびた真っ赤な実の果柄が、どういうわけか冬芽にむかって曲がっていてなんとも面白いかたちになっていました。しなびたようなその実の味は、水気こそ少ないものの晩秋に味わったのと同じでした。