さっきまでブルーノート東京での来日公演に行って来てました。その記念ということで彼らの2003年発売となる1stシングルを紹介。当時まだそれほどモダン・ジャズ化していなかった僕の耳を一瞬で虜にしたモンスター10インチです。とにかくA面のタイトル曲、そしてB面のBlueprint共に古き良き欧州ハードバップを完璧なまでに現代に再現させた究極のキラー・チューン。この1枚の10インチだけでこの年のクラブジャズ・シーンの話題を総なめにしたことは記憶に新しいです。特にBlueprintの方はSchemaのFreedom Jazz Dance等にも収録され、アナログ派以外の方からも着々と支持を得ていた模様。去年ようやくリリースされたアルバムは外資系を中心に大ヒット、そして今回の来日に繋がったわけですが、やっぱり初期の2枚の10インチがずば抜けて格好いいということを今日のライブでも再確認しました。特にここに収められている2曲はライブでもそれぞれ1、2曲目に演奏されていて、大袈裟じゃなく鳥肌が立つくらい格好よかったです。特に甘いマスクのJukka Eskolaと幸せそうな顔でドラムを叩くTeppo Makynenが印象的でした。ライブはほとんど最前列で見ることが出来て大満足。ちなみにこの10インチは廃盤ではないのでしょうが、最近だと国内流通はあまりしていないみたいです。アナログではここでしか聴けないBlueprintが収録されているので、おそらくそのうち値段が上がっていくのでしょうね。
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間違いなく今年の僕のジャズのハイライトになると思いました。
ユッカの男前度とテッポのドラム、ともに最高でした! 欲を言えばボーカルものもやってほしかったですね;;
そうなんですよね、メンバー全員スーツでパリっと決めたところもいつかの正統派主流ジャズの雰囲気が漂っていました。"Blue Print"のリメイクもライブならでは。個人的にTimo Lassy(ts)の笑顔が好印象でした。