村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

祭りの準備

2018年10月21日 | Weblog
祭り一週間前の日曜日だ、
頭屋組では祭りの準備でお宮の掃除、幟起こしなどをする・・・

昔は、祭りの前日の前夜祭までに掃除、幟起こしなどをしていたが・・・
田舎でも勤める人が多くなってから、休日で無ければ人が集まらなくなった・・・
準備も休日だ・・・
お祭り当日も、休日の行事になった・・しかも・・一日祭りである。

神様の都合より、人間の都合が優先する時代である・・・

昔は、お祭りの日も決まっていて、二日間の例大祭には、親類縁者も集まって、にぎやかだったが・・・
休日のお祭り日となると、毎年お祭りの日も違ってくる・・・
親類へのお祭りの案内も、毎年、祭り日が違うので来る人も少なくなった・・・

元気で祭り準備が出来る集落の氏子も片手位の出である・・・
それでも・・・無事に幟棹を建てることが出来た・・・

良いお祭りになりますように!
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

姉弟会

2018年10月20日 | Weblog
昨日は掛合短歌会の例会だった・・・
会場の総合センターの前の、昔のパン工場が解体中である・・・
中学生の頃の給食は、この工場のパンだった・・・
仲の良かった同級生がパン屋さんの親戚だったので、時々、パンの耳などを持って来て、食べさせてくれたが・・・・・・
放課後、学校の裏山で食べた、パンの耳は・・・そりゃー美味かった・・・忘れられない味である・・・

少しずつ、記憶の中の映像が消えて行く故郷だ、

昨夜は、パソコンの調子が悪く、いろいろと復旧を試みたが・・・
ついに私の手には負えなくなった・・・

今日は、広島の介護施設から外泊で帰省した、3番目の姉を囲んで、久しぶりに姉弟5人が我が家に集まり、姉弟会をした・・・
末子の私が77歳になるので、姉たちはいずれも80歳前後から90歳に近い年齢である・・・
同行の甥や姪たちの話では、何れの姉も随分と物忘れがひどくなって来たような話だが、いざ、我が家の座敷に入ると、昔の記憶がよみがえるのか、昔とあまり変わらない姉たちに帰っていた・・

私の甲斐性のなさから、あまり家の改造が出来なかったことが、昔と変わらない実家の佇まいのなかで姉たちの記憶の糸をほぐしたのかもしれない・・・
何時、誰かが欠けるかもしれない年齢になった姉弟だが・・、戦中戦後を生き抜いて来た体力は健在である、
 まだこれからも再会は出来そうだ・・・

調子の悪かったパソコンは、姉に同行して来た甥が直してくれた・・・
パソコンも私も調子を取り戻した今日の姉弟会である、

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

島根医大付属病院

2018年10月18日 | Weblog
義弟の入院に付き添って島根医大に行く、
島根医大は、国内初の生体肝移植が行われた病院として有名である・・・
当時の騒ぎは今でも覚えている・・・・

出雲市には、島根医大付属病院と県中央病院の二つの大きな総合病院がある・・・

私は、最初に今は私立病院の元共存病院から下垂体手術の紹介を受けた県中央病院に行くことが多いが・・・
距離的に、県中より医大付属が地元掛合に近い為か・・・

病院内で知った人に出合うことは、附属病院の方が多い・・・

今日も6~7人の地元の人に病院内で会い、あいさつを交わした・・・

県中では、地元の人と病院内で出合うことは・・・少ない・・・

30分~40分の時間内で行ける所に、大きな総合病院が二つもある。
もう一つ、私の住む、同じ市内にも、市立病院はあるが通院にかかる時間は、同じである・・・

結局、30~40分の通院圏内に3つの大型病院があるということだ・・・

私たちの住む町は・・恵まれているのかもしれない・・・





コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出雲空港

2018年10月17日 | Weblog
東京から帰省する知人を出雲空港まで迎えに出た・・・
送迎デッキで着陸する飛行機を見ていると・・・

もう何十年前になるのだろうか・・・?
まだ飛行機が珍しかった時代だったのだろう・・・わざわざ飛行機の発着を見に飛行場へ遠足に来たことを思い出した、

集落のこどもの日の行事で、出雲空港の見学がコースに入っていた・・・
貸し切りバス一台には、今と違って子供の数も半分はいたのだろうか・・・?

送迎デッキにずらりと並んで、飛行機が飛び立ったり降りたりするたびに歓声を上げていた・・・
当時は、送迎デッキに入るにも入場券が必要だったような気がする・・・

今は、送迎デッキへの出入りは自由である・・・

飛行機もジェット機がほとんどになった・・・プロペラ機がむしろ珍しいぐらいである・・

たった十数年で、世の中は、昔を忘れるほどに変わって来た・・・

10年ひと昔・・・とはよく言ったものだ・・・
あと十年先には、どんな世の中になっているのだろうか・・・?
生きている内に、見ることが出来るかどうかが怪しい年齢になった。





コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藁叩き

2018年10月16日 | Weblog
今年の祭りは、集落に頭屋が当たっている・・・
頭屋組は鳥居の注連縄を架け替えることになっている・・・

今日は注連縄に使う削げ藁を叩いて軟らかくする作業をした・・・

祭り一週間前の日曜日には集落有志でしめ縄を作る・・
その日に、藁叩きも予定されていたが・・・当日は祭り準備の掃除もあるので時間が無い・・・
材料の藁を用意する役目のハデ干し農家の私が下準備をして置くことにした・・・

子供の頃・・・
父が藁仕事をするときには、藁叩きの向こう打ちしていた・・・
その頃には叩く加減が判らないので、藁が切れるほどに強くたたいて,注意を受けていた・・・
記憶も随分と遠くなってしまったが・・・
小槌を打ち下ろすたびに、父の顔をついつい思い出す・・・

あの頃の父は、今の私より若かったのに、随分とおじいさんに見えた・・・

私も、はたから見たらあの頃の父のような風貌になっているのだろうか・・・?

小槌で藁叩きは、減量作戦にはだいぶ効果がありそうだ・・
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人口柱

2018年10月15日 | Weblog
昨日、何年ぶりかで地元の故郷祭りに出掛けて見ると・・・
随分と町民の数が減って来たような気がする・・・

子供が少ない・・・若者が少ない・・・

お年寄りも・・・少なくなった印象だ・・・


オリンピックの年、2020年の雲南市の人口予測の人口ピラミッドを見ると・・・
とてもピラミッドとは言えない・・きのこ雲だ、

確実に予測に近い形できのこ雲が出来つつあるように見える・・・
このまま少子高齢化が進むようなら・・・
高齢者層が窄んできて・・きのこ雲と言うよりは・・・

槍の穂先の様な人口柱・・・と言うような形になるのだろうか・・・

私もオリンピックの年には80歳目前だ、
先の東京オリンピックの時には、我が家にはじめてテレビが入った・・・

あれから54年・・・・一生に2回も日本で開催のオリンピックが見られる事は・・幸せかもしれない・・

それにしても・・・町の人口構成の逆ピラミッドは何とも不安定な姿だ・・
見れば見るほど不安になる、



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祭り漬け

2018年10月14日 | Weblog
掛合町故郷祭りの日である・・・
子供達が成人してから、あまり出掛けたことも無かったが、今年は地区選抜ののど自慢大会があるというので出かけてみた・・・
見知った人の意外な一面も見ることが出来るのど自慢大会には興味津々・・・

Ⅰ時間、審査員の後方で立ちっぱなしの見学は・・・さすがにくたびれた・・・
若者のコンサート会場などはいつもこんな状態なのだろうが・・・
流石に高齢者は・・・筵でもよいから座るところが欲しい・・・

お祭りの秋ともなると、休日はどこの街でも祭りだらけだ・・・

のど自慢が終わってから、みとやで開催されている「三刀屋工芸会展」を見学・・・
次いで・・・
木次の「小原ダム湖祭り」に行って見た・・・

田舎の祭り会場は、どこも同じような催し物と屋台だが・・・人の出はそれぞれの主催地の人口に比例している・・

近頃は催事場で食事をとろうと思っても・・・あまり無い・・・
唐揚げ、焼林檎、ホットドッグ、などなど・・・おやつの様な屋台が多い・・・

農村地帯の催事場なら、「おにぎり屋」などどうだろうか・・・?

具に工夫を凝らした、新米のおにぎりに味噌汁付き、味噌漬け付きのセットなど・・・
売れそうな気がする・・・

今日の昼食は、ネギ沢山のお好み焼き500円で済ませた・・・お茶は無い・・コーヒー缶での食事になった、
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

足枷、首枷

2018年10月13日 | Weblog
これも減量グッズだろうか・・?
棚を整理していたら、大方は足首に着ける重りだろうと思われる一対のバンドが出て来た・・・
 誰が買ったのか・・貰った物かはわからない・・・

足首につけて見ると・・・ぴったりと合う・・装着した違和感はない・・・
昨日は、一日中装着して野良仕事をしてみた・・・

ローマ時代の奴隷の足首には、似たような重しが付いている図を見かける・・・
命を懸けての戦いを強いられる、奴隷の戦士たちの足首にも着けられていたような気がする・・・

動き回るには、あまり不自由はない・・・

これで減量が出来るなら容易い御用だ・・・
一日、足首に重しを着けた奴隷の気分で動き回ってみたが・・・足首に重しが着いていることを忘れるほどだった、

ちなみに・・・夕方体重を測って見ると・・・

月初めの69キロから1キロ減って68キロになっていた・・・

足首で効果があるのなら・・今度は手首や首にも着けて見ようか・・・

足枷、首枷を着けたら・・江戸時代の罪人の様である・・・
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

農村の明日

2018年10月12日 | Weblog
今年の秋まつりは私たちの集落が頭屋である・・・
頭屋にあたると、祭りの準備進行が待っている・・・

頭屋組の役目の一つに、神社に架かっている、本殿を除いて、一切の注連縄を新しく架け替え無ければならない・・

ハデ干し農家が少なくなってから、新しい稲わらを準備できるのは我が家だけになった・・・
今日は、新藁を削げて置く準備だ・・・

新藁を削げて芥を除くには、昔は各家庭に小さな爪鍬のような道具があったが、夜なべに藁仕事などやらなくなってから、その道具もどこかに失ってしまった・・・

今日は、レーキを逆さにして柱に括り、削げてみた・・・
我ながら感心するほどの効率の良い道具になった・・・

後は、藁を小槌で叩いて軟らかくする作業が待っている・・・・

最近、隣村に大社の大〆縄なども手掛けられる、しめ縄館が出来てから、しめ縄も商品となり、買って準備される集落もあるが、地元のお宮さんの注連縄は、出来たら自前で揃えたい・・・

ハデ干し農家も無くなり、藁も手に入らなくなって、わら細工なども知らない世代が多くなる日は目の前だ・・・・

昔の農村のイメージはもう無い!




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホトトギス

2018年10月11日 | Weblog
今月の二十日には、広島の介護施設にいる姉が、甥の世話で里帰りする日だ、
姉弟5人は、まだ健在である、・・・
良い機会なので実家の我が家で姉弟会を予定している・・・

今日から少しづつ、片付けなどの準備をしている・・・
棚などを片付けていると・・昔陶芸教室に通っていた頃の鶴頸の花瓶が出て来た・・・
老人教室で俳句クラブに入っていた時の短冊もある・・・

 後ろ手に ホトトギス持ち 老女行く

丁度・・後ろ庭には、山から株を掘って来たホトトギスが花の盛りだ・・・

5人姉弟の男一人で育った私は随分と姉たちにはかわいがってもらったようである・・・
姉たちも皆、80歳代,90歳代の文字通りの老女だ・・・

年取ってから、一緒になることは少ない・・一緒になった時には何時も・・
「これが今生の別れだ・・」と言って帰る姉たちだが・・・
20日の姉弟会に、全員,揃うことが出来たら幸いである、
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする