村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

おさがり品

2018年09月20日 | Weblog
予報通り、雨の一日になった・・・
今日は昨日脱穀した籾の乾燥だ・・・何しろ古い竪型乾燥機なので一日仕事になる・・・
バーナーからの油漏れがなかなか止まらないので、修理に時間がかかり、結局は終わらなかった・・・

乾燥機も古いが水分測定器も古い・・・これも、大農家のおさがり品である、
今頃の乾燥機は、水分測定の装置が組み込まれているので、わざわざ測ることも無い・・・
指定の水分量になったら自動で乾燥機も止まる・・水分測定器も要らなくなったようである・・・

農業機械の進歩は目覚ましい・・
AI時代の到来は農業と軍隊から始まるそうだ・・・

そう言えば・・旧日本軍の中でも、最強の部隊は農村出身の兵士たちの部隊だったそうである・・・
農村と軍隊は・・・どこかに共通点があるのかもしれない・・・

今の自衛隊の実力は、世界でも、7~8位だそうだが・・・
古い農業機械だけの、我が家の農業は、最近の農家と比べると・・・
アメリカの中古兵器の装備で編成された警察予備隊の実力に等しい・・・・
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我が家の脱穀

2018年09月19日 | Weblog
昨日、今日と何とか天気は持ったが・・・
予報では、明日から又雨が続くようだ・・・

今日は我が家もハデ干し中の稲を半分だけ脱穀することにした・・・
家内も昼から手伝う・・・
お蔭で、夕方には余裕をもって半分の脱穀を終えることが出来た・・・

昔は、壱日で、二つのハデに掛かっている稲も、一度に脱穀していたが。。。さすがにこの頃は出来なくなった・・・
家内も私も70歳代である・・・昔の体力はもう帰らない・・・

ハーベスターで脱穀した籾袋を、納屋の乾燥機まで運搬しなければならないが・・・
重たくなった・・・

中学生の頃に、父から農夫としての通過儀式として・・・俵を担いで土間から座敷に運ぶ事を強いられた・・・
俵が担げるのは農村の男として一人前の印だった・・・

一俵は60キロである・・・15歳ではさすがに無理だったが・・・高校生になると何とか合格できた・・・

76歳の今では・・・とてもじゃないが60キロの俵は持てない・・・
30キロの米袋でも、どうかすると手に余る・・・

近年、我が家では米の扱いは15キロ入りの米袋にしているが・・・

年取ると何もかもが重たく感じる様になった・・・15キロ入りの米袋も、早晩、10キロ入りの米袋に替えなければならないかもしれない・・・
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島根県の100歳老人

2018年09月18日 | Weblog
先日の敬老の日に、長寿県島根がニュースになっていた・・・
何でも百歳以上の高齢者の数が、十万人当たりで、全国一だそうだ、

喜ばしいことである・・・
それだけ、高齢者にとっては住みやすい土地なのだろう・・・

いろいろと原因が取りざたされているが・・・あまり当てにはならない・・・
高齢化率も高い事からして・・・100歳ぐらいにならないと敬老扱いされないこともある・・・

県土全体が不便な土地なので、老人と言えども自ら動かなければ生きて行けない・・・
買い物にも便が悪いので、いきおい、畑の野菜などの自給食品に頼らざるを得ない・・・

お隣が遠いので、高齢者はあまり出歩かない、したがって人付き合いなどによるストレスも無い・・

年寄りの孤独は、ネガティブな評価を受けて来たが・・・
作家、下重曉子氏の「極上の孤独」が話題になってから、老人の孤独を前向きにとらえる風潮が生まれてきたようである・・・

一人を楽しむ術を見つけると、人や社会との交わりから来るストレスや、煩わしさから解放されて、本当の自分がみつめられるそうだ・・・
長生きの秘訣もそこにあるかもしれない・・・島根県は老人の一人楽しむ生活が容易に得られる環境が整っているからだろうか・・・

島根県人の私は・・・長生き出来そうな気がしてきた・・・




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金木犀夫婦

2018年09月17日 | Weblog
昨日から、門坂へ新聞取りに出ると甘く芳しい香りが漂う・・・
車庫の後ろの金木犀が開花したようである・・・

家内との夕餉には格好の話題になった・・・
「金木犀が咲いたようだ・・」「気付いていたわよ」「年取ってから、鼻も鈍感になって知らないかと思った」「私が先に気づいていた・・若さよ」

金木犀の花ことばの一つは「真実」だそうだ・・・
香りの強さから花が咲いたことを隠そうにも隠せないことに由来していると聞いた・・・

老夫婦には、もうお互いに隠すようなことは無くなった・・・
金木犀夫婦になった。
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山村の明日

2018年09月16日 | Weblog
今日もK嬢の、「故郷の愛おしき人々 」の撮影に付き合った・・・
今日は、貴重な束の間の晴れ間を縫って、刈り取りを急ぐ農家の人たちの姿が先々で見られた・・・

その中には、イノシシ被害の田んぼを刈り取る、農家の姿もあった・・
私も一農夫として・・・イノシシ被害にあった時のやるせない気持ちは痛いほどわかる・・

春からの苦労が、一晩で無駄になる悔しさは・・・言い難いほどの悔しさである・・・
それでも奮闘する農の人は・・・真に愛おしい人々だ・・・・・・

先々・・大きく変貌するであろう・・今の山村の姿を残したいと・・・
K嬢は、イノシシ被害対策の猪捕獲檻や、空き家となった谷間の家屋、荒れた雑草の生い茂る不耕作田などにもカメラを向けていた・・・

もちろん、今,
頑張っている・・美田に囲まれた農家の佇まいや、農作業にいそしむ人々にもK嬢のカメラは積極的に向けられていた・・・

K嬢と一緒に歩きながら・・改めて山村の現実をみつめ直す、、私には貴重な二日間になった・・・・

予報では、雨または曇りマークだった二日間だったが,何とか刈り取りの出来るような空模様だった、

山村の明日は・・・まだまだ曇り空が続いている・・・
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名瀑

2018年09月15日 | Weblog
今日は一昨日の写真家K嬢を案内して、市内各地を歩いた・・・
まずは定番、名所案内・・・
たたら場一番地で落ちあい・・・吉田町内散策・・・
丁度、売店で一緒になった京都からの観光組が案内人を頼んでおられたのでご一緒させていただいた・・・

案内ルートと内容を確認しないままについて歩いたので・・・最初の子安観音公園には参った・・・
頂上に、郷土出身の彫刻家、内藤伸作の子安観音が祀られているお堂の見学だったが・・・

肝心のお堂の中の子安観音像は、鍵がかかっていて拝観できないと言う事だった・・・
お堂だけ見て・・・下山・・・・
雨上がりの小藪の中の急坂を、息を切らせながら登ったが・・肩透かしを食ったような気分になる・・・

秘仏でもないのに・・・有料の案内なら、案内人に鍵ぐらい預けて拝観させていただきたいものだ・・

午後には、一昨日ご一緒したご婦人と約束があったので、ご一緒して松笠の竜頭が滝見学・・・
連日の降雨で増水の滝は・・・立ち昇る霧状のしぶきが身体を濡らす勢いである・・・

数年に一度お参りする竜頭が滝だが・・・うーん   名瀑だ!
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蟹を食べる

2018年09月14日 | Weblog
蟹を沢山いただいた・・・
蟹と言えば・・・高級と思いがちだが・・・
どうもこの時期には冷凍保存された蟹は安く出回るらしい・・・

山陰では11月に入ると、カニ漁が解禁になる・・・
冬の味覚として、カニの人気は高いが・・・やはり鮮度は貴重だ・・・
長期冷凍された蟹は早く処分して、冷凍庫を空けて置く為にも、この時期、安く出回るようである・・

蟹は鍋に限る・・

蟹の足を、専用の匙でほじくりながら食べるカニ料理はどうも苦手だ・・・
もくもくとホジホジ作業をし・・・小皿に溜まった蟹の肉を食べる頃には、もうカニ肉への期待感は失せている・・・
前歯で爪を齧ろうものなら・・・老人の歯は持ちこたえられない・・翌日歯医者行きだ・・・
ただ・・・蟹味噌は美味い・・・

蟹の出汁で煮込んだ野菜も美味い・・・
結局、我が家のカニ料理は、カニの出汁と、蟹味噌を堪能するための料理である・・・

あまり高い蟹を食べたことのない・・田舎者の僻みである、



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八重山神社、秋の例祭

2018年09月13日 | Weblog
今日は、地元の八重山神社例大祭の日である・・・
牛馬の神様として名高いが・・・農家の激減、牛飼い農家の激減・・もう一つ輪を掛けて地元の村の少子高齢化による、人口減が大きく響いて、この近年、例大祭でもだんだんと参拝者が少なくなって来た・・・

今日は大阪から小中学生の時の同級生、K嬢のお参りがあった・・・前々からお参りの計画の知らせを聞いていたので、今日は彼女に合わせての参拝だった、
彼女は、「地球歩き15万キロの旅の出会い・・愛しき人々」と題した写真集が何かのコンクールで入賞した・・以来、次々とコンクールに出ている、
今は趣味が高じて写真家になっている・・・

今度は、「故郷の愛しき人々」の写真集第2弾出版を目論んでいる模様だ・・・

人口減に悩む故郷が被写体なら・・・「故郷・・消えゆく山村の愛しき人々」と副題を付けたら・・・
訴えるものに具体性がある・・と思ったが・・・・
わたしの提言では、あまりに刺激が強すぎる・・・消えゆくは・・は良くない・・寂れる山村、ぐらいで止めて置こう・・・?


出来上がる写真集は、彼女のやさしさに期待しよう・・・

山道の下の県道わきには、今年も隣村の農産品加工クラブの婦人さんのお店が出ていた・・
お祭りにか欠かさず出店されているのに・・今日の天候は・・・無常だ・・・
家内へのお土産に、山菜おこわを買った・・・・


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前提条件なし?

2018年09月12日 | Weblog
今夕のニュースを見ていたら・・
「プーチン大統領、前提条件なしの平和条約締結、提案」と出た・・・

北方領土はどうなる・・・? 

ロシアの北方領土は・・・遠くは日露戦争の敗北に端を発しているそうだ・・・
当時、弱小新興国と思っていた日本に負けたことがよほど悔しかったのだろう・・・
何か、取り返そうとした意識が常に働くらしい、

先の戦争で、連合国側の要請で参戦したロシヤに、どんな密約が約束されたのか・・・
日本人には藪の中だ・・・

北方領土問題は、日露戦争、その後の戦争の勝敗が色濃く関係しているようである・・・

これから先、再びややこしい問題を後世に残さないためにも、平和憲法は、大事だ、
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待ち遠しい

2018年09月11日 | Weblog
梅雨前線の影響で、当分は曇り、雨の予報である・・・
来週頃からは、さわやかな秋空が戻って来る・・・・と予想している
いよいよ我が家のハデ干しも脱穀だ・・

今日はハーベスターを出して、修理だ、
昨年の秋、最後の脱穀作業でハーベスターが故障した・・・代替の古いハーベスターで事なきを得たが、直して置くことにした・・・

故障したハーベスターには、扱ぎ終えた稲藁を結束する機械が付いている・・・
これが優れものである・・・
ハーベスターでの稲扱ぎで、一番つらい作業が扱ぎ終わった稲わらの人手による結束作業である、
機械が結束してくれたら、辛い作業からの解放だ・・・是非とも今年も優れもののハーベスターを使いたい・・・

故障個所がわかった・・・エンジンから脱穀部分に動力を伝えるVベルトが摩耗していた・・・摩耗したVベルトは結束機も動かしている・・・
良く見ると・・摩耗と言うより、BのVベルトを使うところにAのVベルトが使われていた・・・
前の持ち主が間違われたらしい・・・

頓原までBVベルトを買いに走り・・ついでに切れかかっていたスターター紐も交換して夕方までには完了・・・

試運転よし!

晴天が待ち遠しい・・・
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