村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

謙虚な心

2011年07月31日 | Weblog
明日から8月である、お盆の月である、
家内の休日を当てにして朝からわが家の墓掃除をした・・・

私一人で墓掃除をしても良いが・・・昔からお盆の前の墓掃除は家中総出ですることにしている・・・
これも、先祖供養になるかもしれない?と思ってのこだわりである・・・
生前の父も、墓掃除には子どもたちを総動員していた・・・
総廟にする前だったので、個人墓だったが、石塔に書かれた法名の由来から墓石の主の生前のエピソードなどを聞かされて、子どもながらにわが家のおよその輪郭を知ることが出来た・・・
生活の中に宗教がさりげなく織り込まれていた時代である・・・

近頃は、だんだんと生活の中の宗教色も薄まってきた・・
第一に、お葬式の際のおときと言っていた仕上げの料理でも、近頃ではお刺身が入っている事がある・・・
いままでなら、葬儀が3日に亙りでもしようものなら、精進料理から身体が動物性たんぱく?を求めるぐらいであった・・・・

他寺の檀家衆の話だが・・・
お寺の奉仕作業では、終わってから焼き肉ビールが定番だそうである、
宗教的戒律も何も無くなった・・・・
五戒を守ることが絶対とは思わないが・・・・
不殺生、不飲酒を思うと・・・多少は後ろめたく思って欲しいものである・・

お寺の周囲やお墓に堂々と除草剤を撒く行為も同じである・・・

万事に謙虚な心が・・・地球を救う・・・!
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2 コメント

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Unknown (掛合の田舎っぺ)
2011-07-31 23:58:33
私も、もの心つく頃からお墓掃除、盆の準備や年末の大掃除等の「重大行事(?)」は必ずといっていいほどに手伝いをさせられました。そんな親の思いはよく解っていましたが、当時は正直なところたいぎでした。
時が流れ、両親も今は亡くなり私がそれら墓掃除等をするたびに、親を偲び時には胸熱く感じることもあります。親が働く様は子供にしっかりと見せておくべきだとも思いますし、家の「メインイベント(?)」は家族皆で心をひとつにして当ることは家族の絆を築くためにも素晴らしいことです。
然しながら思いとは裏腹に、悲しいかな墓掃除や盆の準備等は、全て私だけがことに当たっている現実を思うときやり切れないものを痛感します。
子供たちにもっと大切なことを教えておくべきだったのにと、後悔することしきりの昨今です。
時の流れ (水車番)
2011-08-02 19:19:37
掛合の田舎っぺさん
墓掃除などのわが家の行事も・・・
夫婦だけの行事になってきたのは・・・わが家も同じです・・・・・

家族制度、そのものがあやしくなって来た今の時代では・・・仕方がありません・・・・
時の流れは・・・どんどんと想像外のあらぬ方向へ向かっているようです、

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