飲兵衛の酔写アルバムPartⅡ

毎週1回月曜日に更新します

台湾旅行(その4・台中市役所)

2019-01-17 00:00:01 | 2019年正月 台湾

夕暮れの近づいた台中の街中を台中市役所に向かって散策して見ました。























「台中市役所」は1911年(明治44年)に台中庁公共埤圳連合会事務所として
建てられました。
1920年に現在の台中市、彰化県、南投県を合わせた台中州が成立すると、
台中市の行政官署「台中市役所」となり、代々日本人が市長を務めました。

その後2002年に、歴史的・建築的価値が評価され、歴史建造物として修復、
再利用が決定。総額6,100万台湾元(約2億円)かけて修復工事が行われました。

2016年2月27日、第二期工事が終了し、一般公開が開始されました。
こうして息を吹き返した貴重な文化財は『台中市役所文創園区』として、
アートと飲食が楽しめるスポットに変貌を遂げました。








台中市役所と道路を挟んで向かい側にある「台中州庁」も日本統治時代に
建設された官庁で、今も台中市政府の事務室として使われています。