道総研食品加工研究センターは4月25日、平成30年度成果発表会を開き、水産加工分野では「においを低減した一夜干し」や「ホタテ冷凍貝柱のにおい抑制」、「道産ブリの鮮度保持」などのテーマで成果が報告された。
「道産ブリの鮮度保持」(中央水試・菅原玲加工利用グループ主任主査)では、道内で漁獲が増加しているブリを新たな水産資源として有効に活用するため、安全・安心な出荷方法の普及や付加価値向上の取組みを推進しており、水産試験場では鮮度保持に係わる対策やブランド化に向け、道産ブリの鮮度保持マニュアルを作成したと発表した。