かつら たろう(桑本栄太郎)/花冠同人

かつら たろう(桑本栄太郎)の俳句ブログ

名月、9月28日(月)

2015-09-28 12:18:24 | Weblog

☆実みづきの緋色かくれる葉蔭かな
☆友よりの大小いびつな零余子届く
☆笊に取り漱ぐ零余子やおとこ飯・・・花冠コメント付秀句
☆さみどりの虚は吾か萩は実に・・・俳大投句ベリーグッド
☆名月の月に科(とが)なき雲居かな
☆宵空の雲を掻き分け月の夜
☆名月や嫉妬している吾があり
☆うるわしき名月なれば妬みけり
☆群雲を掻き分けおよぎ月今宵
☆名月や届かぬ恋のありしこと
☆言葉なくベランダにあり夜半の月
☆百日紅終(つい)の色見せ京町家
☆外つ人の路地を遮る秋の色
☆冷まじやはるか鞍馬の峰に雲
☆底紅の下枝に色や仕舞ひゆく
☆路地をゆく小鳥のやうな中国語
☆西京極の桜名所やうす紅葉
☆つり人の脇に注ぐや秋の水
☆乗り換えの長き停車や秋の色・・・俳大投句グッド
☆晩稲田の色づき波や高槻に
☆酔芙蓉二日酔ひなる酒屋まえ
☆畦豆の葉色うすきや黄となりぬ
☆起重機のアーム天へと秋高し
☆絞り染め恋の終はりや酔芙蓉
☆朝なれば白の透きをり酔芙蓉
☆礼拝を終へて家路や秋の色・・・俳大投句グッド
☆クレーンのつぎ手の紅や秋暑し
☆濃く淡く雲の影ゆく秋の嶺
☆手網(たも)を持つ少年川へ秋の声
☆黒雲の迫る青空秋の嶺
☆すき屋なる幟はためく木の子丼

=9月28日の石破茂ブログへの投稿内容=

石破大臣殿

今晩は!!
日毎に秋めいた日となり、漸く爽やかな気候の到来となりました。
いつも政務に、地方講演へ視察へと多忙を極められ、その上、石破派の「水月会」も
立ち上げられて、その多忙さは相当なものとご拝察致します。本当にお疲れさまで
あります。
小生は大臣と同郷、鳥取県出身の者であります。

今回は大臣が「同盟のジレンマ」について語られ、防衛の大家石破大臣に対し「釈迦に
説法」との懸念も抱きながら僭越なるものの、少し持論を述べて見たいと存じます。

先日、某テレビ局の番組を見ていましたら日本に於いて芸能人でもあり、実業家でも
あるケント・ギルバート氏が出演していました。
司会者が彼に、今回の日本の安保法制をどう思われますか?との質問に対し、大きく苦笑を交えながら「日本がアメリカの戦争に巻き込まれるとの批判がありますが、冗談でじゃないですよ!、アメリカ人こそ日本の戦争に巻き込まれるのではと懸念していますよ!」との話でありました。

そうです!!米軍が日本国内に沢山駐留していて日本からの思いやり予算と基地を提供されているとは言え、アメリカは軍事予算を相当割いて極東アジアの平和と安定堅持の為、またそれを確かなものにする日米安保の保持の為大きく米軍を日本国内に展開しているのです。しかし日米安保についてアメリカは日本を守って居り、日本はアメリカによって守られているとの偏務性の事が当然のように日本国内では思われています。この辺りが、アメリカ国内に措いて「安保ただ乗り論」と言われる所以であります。しかしながら、日本が他国から侵害された際、米軍の出動は所謂「アメリカ国内の議会の承認が必要」な事は日本国内ではあまり語られる事は無く、殆ど知られていません。

日米安保体制は1951年、当時の吉田内閣の時、朝鮮動乱が発生し米軍の朝鮮半島出動に伴い日米間に安全保障が締結され、日本国内の治安維持を目的に警察予備隊の編成がアメリカの要請により実施されました。
更に1960年の改定新安保条約の締結を経て現在に至っているのです。
その後、50数ヶ年を経て国際情勢は大きく変化し、ソビエト連邦の崩壊による新国際秩序、ベトナム戦争、アフガン戦争、湾岸戦争、イラク戦争などがあり、我が国はその都度アメリカの要請により特措法制定などによって、米軍の後方支援活動を行って来ました。
我が国のその時々の政権は憲法との整合性に苦慮しながらも、出来るだけ日米安保体制保持の為アメリカの要望に応え、少しづつ肩代わりを行い支援を行って来ました。

今回安保法制が国会で審議され与野党間において激しく意見が交わされながら、その何故新安保体制が必要であり、今後どういう体制が必要か?などの本質的な事は全く語られず、与党政権も新安保法制を政府判断に委ねる事ばかりを求め、少しも国民の知りたいところが説明される事はありませんでした。
その事が国民に不信と不安を抱かせたままであり、強引過ぎる政権運営に大変遺憾と危惧を抱く者であります。

さて、所謂同盟のジレンマについてですが、凡そ人類が富を持ち社会生活を営み始めてから、その集団である国と国との同盟は個々の紛争の場合、歴史の古今東西を問わず実施され、離合集散と裏切りは時の世の常の習いでありました。
その同盟は自国が存続する為の利益が主目的であり、信義などの誓いによる相互同盟は殆どなく、日本の戦国時代は婚姻によってまでより確かな証しとして来ました。
このように同盟は何時の世にも相互に不安を抱きながらの推移が常であり、軍事同盟とはかくも不安定要素を含んでいるものであります。

そして話は現代に大きく飛びますが、今日の世界情勢を考える時、2013年、中国の国家主席に就任した習近平主席は就任と同時にアメリカのオバマ大統領を訪問し、現在の国際情勢に措いて、ソ連崩壊後の勢力バランスをアメリカと二分する事を提案しました。
アメリカもその事を受け入れ、両国間に措いて有事とならない事を約束し、両大国において平和的安定を模索する事で合意しました。

そして今回習近平主席は二度目のアメリカ訪問を果たし、その国際情勢を互いの勢力均衡を保つ事の再確認と今後の国際情勢について話し合いました。勿論先日の抗日勝利記念式典の際の軍事パレード、そして今回の訪米の航空機300機5兆円の爆買いなども提示し、軍事面、経済力をも誇示しながらの訪問であります。
しかし、アメリカのオバマ政権のここ近年はアメリカ経済の低迷が続き、米軍の日本駐留の経費負担もアメリカ議会で取沙汰されるに至り軍事費の削減を余儀なくされ、事実米軍の人員削減も行われました。更に、イラク戦争後のアメリカ社会において帰還した米兵のPDSD(心理的外傷後ストレス障害)発生も多く、米軍の厭戦的要因もあり、その事に我が国の安保体制に不安を抱く安倍政権は慌てだしたと言うのが本音の所かと推察しました。

その為今回の安保法制が去年閣議決定がなされた後、当時幹事長であった石破大臣が日米安保のガイドライン改定に先立ち、アメリカを訪問されました。当時石破大臣の良く言われていました事に「我が国の防衛はアメリカも巻込み、一体とならなければ果たせない」との理由による、そのアメリカの本音と覚悟の程を探り、確認する事であったものと今でも推察確信して居ります。 

さて安倍総理は北朝鮮の脅威、中国の南シナ海での力による現状変更の抬頭を盛んに懸念材料として国際間に訴え発信して来ました。
しかし先に記述しましたが、アメリカと中国の間に措いては、何れもお互いに紛争に至る事は避けるとの合意が出来ているものと我が国も確信し、力による抑止力の為であるとの日米安保体制を国際社会に前面に出さない方が、近隣諸国との緊張を生み出さない為にも必要かと想われます。アメリカ自身も過去の日本の勤勉さ、国家としての纏まり、技術力なども熟知しいて我が国の軍事力増強は望まず、その為日米間での連携のみで行える軍事的抑止力の発揮しか出来ない仕組みのようであり、ここの所の日米合同演習のようです。

この辺りが一国のみでは外国の侵害から我が国を守る事は出来ず、日米安保体制は必要と認めながら同盟のジレンマであると一国民の小生でも自覚している所以であります。
さりとてわが国民の殆どがそうかと思いますが、保守中道を望みながら極端な変化には不安と不信を抱くものであります。

更に今一つ、東アジア、中東、ヨーロッバにも国境を接しているロシアのプーチン政権に注目しておく必要があります。今後の世界情勢はロシアが台風の目となるものと推察致します。外交音痴と言われる我が国ですが、もう少ししたたかさを持つ必要があり、今後の自国紡衛と外交方針を固めておく必要もあります。
縷々長々と述べ、大変失礼致しました。

投稿: 桑本栄太郎 | 2015年9月28日 (月) 22時07分

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夜半の秋、9月24日(木)

2015-09-25 12:10:43 | Weblog

☆はらり落つ桂黄葉や朝の雨
☆ひと雨にもみづり来たる朝の雨
☆推敲に倦むや窓見る秋霖雨
☆草叢の水引草や紅の濃き
☆秋雨や連休明けの待合室
☆爺婆の待合室や秋の雨
☆待ち合いの長き時経つ秋思かな
☆コスモスの黄色勝りぬ朝の雨
☆朝窓を開ける途端や鵙猛る
☆ふくらみて匂ひほのかや金木犀
☆おしろひの花の仕舞ひや色の濃き
☆地に落つるところ荒れをりあんぽ柿
☆地に落ちて未熟なるままあんぽ柿
☆秋雨や色づくものの色に出づ
☆朝雨の雨に色初む庭の柿
☆買物のいつもの坂や萩は実に
☆秋雨のむらさき色や辛夷の実
☆同窓会果てて十日や萩は実に
☆水郷の舟に夕日や八雲の忌
☆舟を降り”だんだん”声や八雲の忌
☆宍道湖の島に夕日や八雲の忌
☆八雲忌の紫たちぬ辛夷の実
☆西山の雲か霧かや葉月雨
☆池の辺の吾に挨拶蘆の秋
☆ひよどりの声の切り裂く朝の空
☆ひたすらに妻のけぶりや秋刀魚焼く
☆朗々と和笛団地に秋霖雨
☆竜淵に潜み色づく池の木々
☆世に出ればすこしむらさき初尾花
☆下冷えや君が写真の色褪せて
☆秋の蚊や愛しき声の限りなく
☆長き夜や二人住まひの何時までか
☆行間のあらすじ追ひぬ夜半の秋

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ずず玉、9月22日(火)

2015-09-22 11:52:02 | Weblog

☆鴨川の底の耀よひ水澄める
☆べん柄の祇園小路や秋日影
☆高塀の天の高きや建仁寺
☆秋気澄む土塀のつづく建仁寺
☆せせらぎの水澄み光る高瀬川
☆つり人のみな魚籠の下り秋の川
☆彼岸花畦に残され埒の外
☆緋の色に風素通りや彼岸花
☆曼珠沙華君が想ひへ溢れけり
☆供華ならぬ畦に妖しき彼岸花
☆ずず玉や鯉の口寄す池の縁
☆秋晴や雲の浮かびて動きなく
☆アコーディオン弾き歌ふ人秋の池
☆集ひ来る路地のあきつや池の風
☆蘆の穂や青空目指し解きをり
☆教会の庭に緋色や彼岸花
☆田の風の緋に染まりけり彼岸花
☆シルバーウィークの桜並木やうす紅葉
☆秋風や霊園バスの幟立つ
☆缶詰にひと手加える獺祭忌
☆糸瓜忌や鉢植え仕舞ふ妻がをり
☆かな女忌やをみなの詠ふたつきごと
☆かな女忌や句碑の小さき別所沼
☆宵空の銀河鉄道賢治の忌
☆父母(ちちはは)の夢に会ひをり秋彼岸
☆駅前の霊園バスや秋彼岸
☆色づきて日差しにかざす柿の村
☆雲影の山膚流る秋の峰
☆行き交はす新幹線や秋の声

9月23日(水・祝)石破 茂ブログ投稿内容
 
石破大臣殿

今晩は!!
連日の政務に講演に、又地方講演へと多忙を極められ、大変お疲れ様であります。
小生は大臣と同郷、鳥取県出身の者であります。
本日は、安全保障関連法案(以下安保法案)の可決成立についてのみ「本当にこのままで良いのですか?」と題して時系列にて述べてみます。
その前に先ず、小生の保守中道路線の持論から特定の党、団体に組するものではなく議員個々の資質にのみ同調し、応援する者である事を先に申し上げておきます。

本当にこのままで良いですか?その①
今回の安保法案は去年安倍総理の有識者の諮問への回答を受けて、7月に閣議決定しました。現憲法との整合性の問題において有識者からもあまり時間が無く、もっと時間を掛けるべきであったと自戒の言葉が出るほどの拙速さでした。
しかもその内容に与党自公の間に齟齬を来したままであり、その後、自衛隊派遣と武器使用についての歯止めとして「新三要件」を満たす場合のみと言う事で、両者の合意が為されました。国民の間では、今後消費税率を10%に再度上げる時の、軽減税率の導入と引き換えであろうと見られていました。
そして日米安保のガイドラインの見直しを迫られていた安倍総理は、今年4月末アメリカ訪問を果たし、議会で大演説の末まだ国内の国会に措いても審議されないままその内容を約束してしまいました。
閣議決定されたからと言っても法案が成立した訳でもなく、その内容を他国に措いて先に約束する事は、議会制民主主議の否定であり、国会軽視、ひいては国民の意思を無視した甚だしい越権の違法行為と言わざるを得ません。本当に日本は独立国であろうか?と思わざるを得ない程です。

本当にこのままで良いですか?その②
そもそも論ですが、憲法を率先して遵守すべき立場の総理自ら正々堂々と憲法改正を発議をすることなく、突然とも思える勝手に解釈変更する事自体が憲法違反であり、今回の安保法案はスタートの時点から間違いであると言わざるを得ません。集団的自衛は国連憲章でも認められているとし、砂川判決により憲法の違法性の問題はクリア出来ているとしていて、その論拠をそこに求めていながら、しかし国連は常任5大国においては否決権があり機能していないとし、軍事力による抑止力としてのミリタリーバランスに腐心してばかりである。
それなのに国連改革への支援は何ら見えないのは如何したことでしょう?又、最高裁による砂川判決は米軍の日本駐留を判じたものであり、行政の判断は良としたものの、個別的自衛権・集団的自衛権の可否の判断は下していないのである。

本当にこのままで良いですか?その③
今回の安保法案審議にあたり、憲法違反の為反対とした、複数の先輩緒議員、元内閣法制局長官、元最高裁判事、多数の憲法学者、弁護士、老若男女の国民、学生、ベビーカーを押した普通の主婦層など、しかも全国的反対デモである。国民の80%が充分に説明を果たしていないとし、60%が法案に反対の中であります。
更に報道映像によれば、17日に横浜で行われた地方公聴会の意見陳述が安保法制委員会委員長に報告されず、18日の深夜、審議再開の声も無いまま、関係のない議員によるなだれ込みにより委員長をガードし、野党議員の反対を阻止した上での強行採決の現場も見ていて、何事が起ったのか理解出来ないままでした。これは国会運営の重大な瑕疵と言うべきであり、どのように説明するのでしょう?
安倍総理始め閣僚は「今後とも充分説明を続けて行く」して、強引な採決を認めているのである。これは一体何なのでしょう?

小生は現代の国際社会の現状を鑑みる時、従来のままの我が国の防衛体制で良いとは決して思って居らず、殆ど他の国民も日米安保の重要性は認めていながら、その上で日本の社会を180度大転換する時、このような現政権の余りにも拙速で数を頼んだ強権政治とも言うべき政治手法には、断固反対するのではないでしょうか?その事が国民が不安と不信を抱く所以なのです。

暫くは混乱が続き、国政が停滞する事による、経済の停滞、震災復興の停滞、更に何よりも、国民の政治不信による民主主義の崩壊を大変懸念するものであります。
現に、NHKによる国会中継の余りにも少なさ、報道機関の現政権の趣旨を忖度したためとしか思えない自主規制、その中でも自民党国会議員団の貝のようにと閉じた(とざされた?)発言の無さも、従来に比較して強く感じました。

国民が増税他、重大な局面を迎えた時、痛みを分かち合う為には政権と国民の間に信頼関係が無ければ絶対なり立たず、難問山積の課題を抱えている安倍政権は三度目の任期を全う出来ないのでは?と予想します。今回の強引な安保法制関連法案の採決可決は、将来に措いて少なからず禍根を残す事になりそうです。

このような中でも、保守中道路線のリベラル派であり、真摯に政治に取り組まれていて、平和で安全な我が国の実現を石破大臣に託して、一縷の望みを抱いている国民が全国に居る事をご記憶下さい。

投稿: 桑本栄太郎 | 2015年9月23日 (水) 20時01分

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古希同窓にて上京Ⅱ、9月19日(土)

2015-09-19 11:12:27 | Weblog

=15日(火)=
<お台場グランパシフィックホテル>
☆高階のホテルに目覚む秋の朝
☆高階のホテルの朝や秋の潮
☆早暁の眼下に望む秋の海
☆高階に水面微笑む秋の潮
☆秋潮の水脈の出船や湾の皺
☆秋潮や乗りもの名は”ゆりかもめ”・・・俳大投句グッド
<JR新橋駅>
☆街騒や新橋駅の秋の朝
☆新式のコインロッカーうすら寒
☆改札のおなじ駅員秋うらら
☆路線図やおのぼりさんの秋うらら
<新橋から上野東京ラインで浦和へ>
☆首都圏の一直線や秋の昼
☆秋麗の星美学園赤羽に
☆荒川を越えて埼玉秋の昼
<浦和駅にて>
☆降り立てば知人待ちゐる秋の昼
<うなぎの名店満寿屋さん>
☆旧交を温めランチの昼餉かな
☆旧交の話題尽きざり秋の昼
<想い出の別所沼公園>
☆バスを降り池の周りや曼珠沙華
☆メタセコイア木影水面へ秋の池
☆水澄むや四十年経し別所沼
☆秋涼のメタセコイアの池畔かな
☆見ず知らぬ幼児と話す秋うらら
☆つり人の畔にあまたや秋日ざし
☆爽涼やメタセコイアの木蔭行く
☆こんもりとメタセコイアの秋日影
☆こんもりとメタセコイアの爽やかに
☆想ひ出をそぞろ歩きや秋涼し
☆池畔にて記念写真や秋の昼
<浦和から上野東京ライナーで新橋へ>
☆新橋の”ももてなし館”秋の日に
☆秋ともす東京の灯よさようなら

=9月14日・15日同窓会にて上京=
9月14日(月)・15日(火)の一泊二日間の予定で
鳥取の田舎、名和中学校の古希同窓会が東京
お台場のグランパシフィックホテルで開催された。
東京在住の幹事6人の手配によるものである。
古希同窓会は夕方5時に現地集合であり、朝から
出発してもかなり時間があり、嘗ての東京のバンド
の仲間と11時45分に横浜関内に待ち合わせ、昼食
を一緒に摂り旧交を温めた。
去年の浅草のコンサート依頼の一年振りである。
その後、今度はこの田舎からの上京に併せ、地元
鳥取県選出の代議士との面会、挨拶を当方がセット
していて申し入れた結果、3時からの面会、挨拶が
可能となった。
2時45分に衆議院会館1階ロビーにて待ち合わせ
参集する事になっていた。
その結果6人が参集出来、3時間から地元鳥取県
選出の代議士に出会う事が出来た。
さすがに政治家だけの事はあり、地元弁を時折使い
ながら、和やかに現在抱えている課題を話してくれた。
忙しい身体の人であり、約20分で記念写真を撮って
議員会館を退出したが、国会議事堂の周囲は太鼓を
叩きながらのデモと怒号が聞えて居り、議事堂界隈は
辻々に警官が立っていた。その後、新橋経由でお台場
にあるホテルグランパシフィックの古希同窓会会場へ
と向かった。
古希を迎えた同年代であり、中には55年振りに会う
同窓生も居て、男女とも浦島太郎の状態であった。
宴会は5時半から始り8時まで続き、地元鳥取在住の
同期生による田舎の現状報告をパワーポイントの
写真を使用して行った。
小生は俳句を趣味としていて、その事を知った幹事より
その活動を紹介するよう言われ、写真俳句をパワー
ポイントを使いながら行った。
宴会は8時に終わり、その上の階にあるラウンジに移った。
ホテルから見える東京の夜景は大変美しく、眼の前の
東京タワーから右へと視線を移せばスカイツリーの夜景も
眺められた。又、その後幹事の部屋に殆どが集合し吞み
且つ談笑し、中学校時代の想い出、自身を振り返っての
感想を述べ合い、12時まで青春に帰って楽しんだ。

翌日15日(火)は浦和在住の俳句の友人に会う事にして
おり、新橋駅に出て上野東京ライナーで浦和駅に向かった。
現在は熱海~宇都宮間は一本で繋がっていて驚いた次第
である。
12時に浦和駅にてその俳句の友人である女性の方と
出会い「ランチをご一緒しましょう」と言う事になっていたが
厚かましくも鰻をご馳走になってしまった。
その俳句の友人、Oさんは小生が新婚当時居住していた
近くに住み、嘗ては不動産販売会社にも勤務されていて
同じように土地勘が合い、ブログへもお互いに訪問
し合っている友人であり、お会いするのは今回が二度目
である。
浦和在住の頃、小さい子供を連れ良く遊びに行っていた
別所沼公園を二人で四十年振りに訪ね、本当に懐かしく
心からその風景を楽しんだ。
嘗ては、まだ細いメタセコイアの林も四十年を経た今では
大木の密林となっていて、浦和(さいたま市民)の憩いの
場となっている。

3時過ぎにそのOさんともお別れし、又上野東京ライナー
を利用し、新橋へ向かった。新橋駅銀座寄りの東口にある
鳥取県と岡山県の共同物産展示館、「ももてなし館」を見学
する事が目的であった。
岡山の桃と鳥取の梨をおもてなしに引っかけたネーミング
であり、これも地方創生の一貫である。
帰宅は少し早目の4時半発の新幹線利用となったが
二日間共、天候にも恵まれ予定もきっちりこなす事が出来
大変楽しい上京であった。

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古希同窓会にて上京Ⅰ、9月16日(水)

2015-09-16 14:23:55 | Weblog

=9月14日(月)=
☆旅発ちの朝の茜や秋気満つ

<近江平野>
☆秋晴や近江平野の黄金波
☆黄金田も刈田もありぬ近江かな
☆点々と古墳小山や秋の晴れ
☆比良山の峰に秋雲ありにけり
☆中腹に白亜館あり秋の峰
☆トンネルを出でて秋日や米原に
<大垣>
☆延々と土手に添ひをり彼岸花
<岐阜羽島>
☆秋草の繁茂となりぬ揖斐川に
☆はるかまでビルと家並みや秋気澄む
<名古屋>
☆秋日さす街の高きは名古屋だぎゃ~
<三河安城>
☆秋霞はるか家並みのうす色に
<浜名湖>
☆白波を起ててボートや秋の湖
☆池の面にソーラーパネル秋日影
☆秋日さす車窓の茶畑や新幹線
☆眼を凝らす車窓はるかや彼岸花
<静岡>
☆茶畑の秋日の丘や静岡に
<富士吉田>
☆秋天の煙突あまたや煙り居り・・・花冠★印4点句
<熱海>
☆トンネルを出でれば断崖秋の嶺

<横浜・関内>
☆旧友とランチの親交秋うらら
<国会議事堂周辺>
☆延々と地下道たどる秋日かな
☆反対のデモの怒号や街の秋
☆辻々に警官立つや秋のデモ
☆代議士の笑顔握手や秋うらら
<お台場のホテル、29階古希同窓会>
☆お台場の古希同窓会や秋灯し
☆街の灯や月は見えねど古希祝ふ
☆故郷を離れ歳ふる秋ともし
☆高階の秋灯愛づや同窓会
☆秋灯の台場ホテルや古希祝ふ
☆一室に集ふはらから夜半の秋・・・俳大投句グッド

9月12日(土)石破茂ブログ投稿内容

石破大臣殿

今日は!!。
朝夕はかなり涼しくなり、深まりゆく秋の気配を感ずる昨日、今日となりました。
連日政務に講演にと多忙を極められ、大変お疲れさまであります。
小生は大臣と同郷、鳥取県出身の者です。

=「政策集団(石破派立上げ)について」=

先日の新聞ニュースにて、石破大臣が政策集団として石破派を立ち上げられた事を知りました。ずっと無所属を続けられ、漸くと言うかとうとうと言うかの感慨を持って受け止めました。現政権を支えながら10年、100年先を見据えた政策立案の集団としたいとの旨、確かに承りました。

そこで石破大臣を応援する者としてお願いがあります。
国民及び党に軸足を置きながら政策によって納得と共感を得たいとの事ですが、今の国会議員を見渡しますと自民党は勿論、野党の中にもリベラルで誠実な石破大臣に好感を持っている方はかなり居るやに聞いております。
その為、先ずお願いしたい事は「石破派との派閥の呼び方」を無くして頂き、「政策集団○○の会」などの呼称にして頂きたいと願うものです。
自民党○○派閥との呼称は、あまりにも「ベンチャー政策集団」としてはイメージが良くありません。

今一つは、政策集団の為、政策の内容により場合によっては与党自民党との括りも離れ「野党とも連携する事」も視野に入れるなどです。これからの政治はヨーロッパ型のように、党ではなく政策による連携でなければ、民意を反映出来なくなる時代が必ず来るものと推察致します。
派閥を形成し、党利党略での縛りによる政権運営は、今後国民的支持を得る事は難しくなると思います。
今回の安保法制のように国論を二分し、政府と民意が乖離した法案などの場合、国会審議の後、国民投票の実施提案などもダイナミックに取り入れても良いものと考えます。

更に踏み込めば、政策集団のままでは困難な場合には、政策の実現の為に新党設立をも考えて頂きたいと願うものです。
(但し、現時点では自重を要します)
かなり以前にも提案しましたが、その時には現与党自民党、民主党、維新の会からも国会議員の参集がかなり得られるものと推察されます。

国土も狭く、資源も乏しく、震災、火山、水害などの災害も多いい我が国が今後10年、100年の先、子供、孫の時代まで存続する為には、全国津々浦々の民意と知恵をどれだけ吸い上げ、どれだけ政治に反映出来る政治家が現われるか?と言う、民主政治の「古典的命題」に帰るものと推測致します。
国民に政治不信を与え、諦めと失望をさせれば国家は滅亡の一路をたどるばかりです。

幸いにしてこれまで鋭意努力され、地方からの人気もあり、リベラルで真摯に政治に取り組まれている保守中道の大臣に、密かにその時の来る事を待っている国民はかなり居る事をご承知下さい。
その為にはどうか先ず健康に充分留意され、ご活躍されますよう願っております。

投稿: 桑本栄太郎 | 2015年9月12日 (土) 17時27分

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虫の闇、9月11日(金)

2015-09-11 18:18:35 | Weblog

☆朝冷えや思い巡らす旅の空・・・花冠★印4点句
☆身構へる猫のやうなる野分かな
☆青空に雲の茜や野分あと
☆身に沁むや病院バスの演歌かな
☆芸大の垣根につづく葛の谷
☆あお空の底抜けにけり野分去る
☆青空の底抜けゐたり野分去る
☆草萩や吹き晒されし野の畦に
☆あおぞらの雲の茜や夕野分
☆ゑのこ草暮れゆく庭に金の色
☆山すその畑の朝や威し銃
☆奔りゐる雲の茜や鳥威し
☆里村の静寂(しじま)ふくらみ威し銃・・・俳大投句グッド
☆ひるがえる土堤の葉裏や葛嵐
☆釣り人の通ふ小路や荻の風
☆往くバスと風にあふられ葛嵐
☆捨て猫や背にさみどりの草じらみ
☆匂ひたつ花に鼻寄せ藤袴
☆雨止めば風のくすぐり猫じやらし
☆のぞき見るコスモス畑やバスの窓
☆むらさきとなりて過ぎゆく萩の風
☆風に乗りとんぼう高き青空へ
☆赤とんぼ翅なきやうに青空へ
☆秋の瀬や濁りほのかに桂川
☆朝風に惑ふや後のころもがへ
☆あおぞらの雲奔りけり野分晴
☆街中の寺院の門や石榴の実
☆あばら家の日蔭なりしや蘇枋の実
☆一炊の夢の枕や虫の闇

9月9日石破茂ブログへの投稿内容

石破大臣殿

 今晩は!!
日々政務に講演に或いは視察へと多忙な中、イシバチャンネル第五十八弾をアップ頂き大変有難うございます。
小生は大臣と同郷、鳥取県出身の者であります。

 LESAS(地方経済分析システム)を詳しく解説頂き、大変有難うございます。
地方創生と活性化には先ず、全国の自治体の実態を示す現状分析システムによる情報を主権者である住民と議会、自治体が相互に共有を行い、同一認識を持つ事が重要なようですね?
その事により、相互に今後の取るべき方向性が見え具体的提案も可能になるようです。
自治体の首長、議会、主権者である住民も思い込み、推測に頼る事無く納得のゆくシステムかと大変歓迎する者であります。
然しながら往々にして情報(データ)に現れないところもあり、数字のみに捉われる事無くその数字に表われない裏事情(情実)もしっかり現場に足を運ぶよう、指導をも願う者です。

さて、昨日今日の報道により、安倍総理の自民党総裁三選が無投票で決定したと報じられました。自民党の国会議員団は一体どうした事でしょう?党内が自由に発言出来ない硬直した組織となったのではと懸念するものです。
主権者である国民の民意を負託されていて、国の将来の為にと色々な方向性を示す活発な議論がなされない現状は奇異に感じ、異常事態と言わなければなりません。
そのように自民党議員個々の生の声が全く伝わらない事が、今回の安保法制へも国民の不安を煽る一因にもなっているのです。

行政の長が勝手に憲法解釈との司法の権威を無視し、立法は多数の横暴により民意を無視し、司法は行政には関わらずとの立場であり、今こそ三権分立の真の意味の民主主義の危機ではないかと思うものです。

 更に平成17年4月より実施と決まった消費税10%値上げへの時の自公と合意の上の軽減税率導入手も、財務大臣の「面倒くさい仕組み」との発言は凡そ国民の意思を逆撫でするものであり、怒りさえ覚えます。
財務省では色々な方策が検討され、後日軽減税率分を給付との案は税の逆進性の観点から言っても、信じられない程の役人主導の愚かな方策です。
外国では既に軽減税率を導入実施を行っている国もあり、小生の考えでは全て消費税込みの内税表示とし、品目補足により消費税8%、10%の集計は可能であると思います。

 安保法制の国民的反対運動、北朝鮮の拉致を含む近隣諸国との外交問題、沖縄の基地移転問題、アべノミクスの低迷による経済の低迷、TPP問題等々難問山積の中、どうぞ石破大臣に措かれましては、呉れぐれも健康に留意されご活躍されますよう祈っております。
政治家にとって唯一の財産は『健康が第一』と言う事であります。

 投稿: 桑本栄太郎 | 2015年9月 9日 (水) 22時54分


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秋雨、9月8日(火)

2015-09-08 17:16:17 | Weblog

☆秋雨の祇園の路地や異邦人
☆鬼灯や祇園の路地の石だたみ・・・俳大投句グッド
☆秋雨や傘も差さずに外国人
☆秋雨の飛沫斜めや阪急線
☆隣席の女子のアイフォン秋ついり
☆雨降れど凜と起ちをり白木槿
☆秋雨や児童公園だれもなく
☆対岸
を木立遮り秋の雨
☆との曇る摂津峡なり秋霖雨
☆中稲田の穂の垂れ初むや高槻に
☆霧雨の峡昇りゆく秋の峰・・・俳大投句グッド
☆十字架の見え隠れをり秋の嶺
☆秋雨や峰にとどまるショベルカー
☆雨雲の峡にとどまる秋の雨
☆雨降れば庭の色づく柿の村
☆鳥威しかつらの髪の垂れにけり
☆田の中のもへじもへじや案山子翁
☆秋雨のワイパー頻り路線バス
☆野分晴れシェフの像立つパン屋まえ・・・俳大投句グッド
☆秋雨や横列駐車の郵便車
☆コスモスを見てゐて君をまた想ふ
☆雑草といへど季(とき)あり草の花
☆眼の前を飛んで前へと飛蝗かな
☆ふうせんかづら婆の畑打つもんぺかな
☆日暮れ来る畑に灯火や花オクラ
☆草の香や歩み行く日も想いをり
☆をなもみや君にこがれし日のありき・・・俳大投句グッド
☆窓開けて夜風吹き込む虫の闇・・・俳大投句グッド
☆送受信飛び交ふ日々の秋の雨
☆奈良よりの句会の席や茗荷咲く

=注釈=
秋霖雨・・・あきこさめ、あきりんう、あきついり・・秋の長雨

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ゑのこ草、9月4日(金)

2015-09-04 16:44:36 | Weblog

☆朝日射す庭に魔笛や小鳥来る・・・花冠★印4点句
☆鈴虫や団地の庭に朝が来る
☆実椿やおいしさうなる色と艶
☆人棲まぬ旧家なれども酔芙蓉
☆秋風や銀杏色づく天の青
☆爽籟の枝のさざめく木蔭かな
☆逍遥と田道を行くや秋の色
☆ひつそりと棚の葡萄や歯科医院
☆送受信しきりとなりぬ九月かな
☆幟立つ御田刈神事や秋祭り・・・花冠★印4点句
☆口笛のやうに歌ふよ草雲雀
☆とんぼうの水辺に集ふ昼下がり
☆田の色の濃淡ありぬ稲穂垂る
☆飛ばざれば気の付かざるに飛蝗かな
☆ゑのこ草風を待ちゐる売地かな・・・俳大投句推敲後グッド
☆色々の匂ひ混じるや秋の声
☆足跡の畝間にありぬ貝割菜・・・俳大投句グッド
☆高黍や畑囲み
ゐて砦為す
☆辻曲がり出会ひがしらや鬼やんま・・・俳大投句グッド
☆鬼やんま見透かすやうに眼の合ひぬ
☆秋薔薇やとなりに色づく実もありて
☆秋晴や田中を走る路線バス
☆田の中の細(ほそ)の流れや稲穂波
☆草萩や風はなけれど風誘ひ
☆赤とんぼ風の行方を知らせけり
☆過ぎ日の余熱噴くかに彼岸花・・・俳大投句グッド
☆緋色のみ残る畦あり曼珠沙華・・・花冠★印4個

☆間引菜の畝に残るれ白さかな
☆身構えて吾を見る猫秋暑し・・・俳大投句グッド
☆秋蝶や想ひ出たどる吾ならむ・・・俳大投句グッド
☆千羽鶴奉げありをり秋の池
☆吾が佇てばうねり初めをり蘆の秋・・・俳大投句ベリーグッド
☆日に翳す想ひ詰まりしみむらさき

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九月、9月1日(火)

2015-09-01 09:36:14 | Weblog

☆音もなく窓の小雨や九月来る
☆朝庭のけだるくなりぬ秋の蝉
☆君おもふゆゑにきみあり秋桜
☆君おもふゆゑに吾あり酔芙蓉・・・俳大投句グッド
☆堰水の濁る鴨川秋の雨
☆秋空の青のぞきをり鞍馬山
☆鬼灯や祇園の路地の石畳・・・俳大投句グッド
☆鳳仙花けふは女房に叱られて・・・俳大投句グッド
☆新駅のホームにつづく稲穂かな
☆にはたづみ流れ駅へと白木槿
☆底紅や駅へと急ぐにはたづみ
☆新駅の上は高架や秋の雲
☆天辺のうすき紅葉やバスを待つ
☆底紅や遠き彼の地の裔といふ
☆対岸の八幡なりしか秋の川
☆山崎のブリュワリー見ゆ秋の嶺
☆送電線垂れて嶺へと秋の空
☆秋雨や濁りて嵩の天井川
☆天井川にごり流れる秋の雨
☆讃美歌の上棟式や秋の雨・・・花冠★印4点句
☆秋しぐれ明るきままに降りにけり
☆ゆさゆさと稲穂垂るるや朝の道
☆秋雨や朝に気がつく濯ぎもの
☆送受信頻りとなりし九月かな
☆秋昼や戸を開けやうか閉めやうか
☆うそ寒の旅の用意の思案かな
☆太鼓打つ音の遠くや秋の色
☆静寂の朝のしじまや威し銃
☆幟立つ辻の岐れや宮相撲・・・俳大投句グッド
☆螻蛄鳴くや馬単馬連三連単
☆夢二忌や今宵は月も出ぬさうな・・・俳大投句グッド
☆雨音を聞くばかりなり夢二の忌

 9月1日の石破茂ブログへの投稿内容

石破大臣殿

お早うございます!!
何時も週末の土日も講演、地方回りと多忙を極められる中、又オーストリアへ
弾丸ツアーの視察旅行とは大変お疲れ様であります。
小生は大臣と同郷、鳥取県出身の者です。

狭い国土の日本の中で67%も占める森林があり、日本の林業、山村の衰退、
森林の荒廃は地方創生にとってもその再生無くしては語り得ないとの趣旨には
とても賛同致します。
小生の子供時代、小学校低学年頃までは地方の都市部以外の集落ではほとんど
台所はお九度さん(へっつい)があり、それぞれの山から焚き木を用意したり、
それぞれの集落専用の山の入会権も持っていました。台所も風呂焚きも焚き木で
あり、家でも炭焼きなども行っていました。そのような家庭用燃料も次第に台所改善
に従い、プロパンガス使用の頻度が増えて行きました。そして日本の高度成長時代を
迎え、工業製品の輸出関連企業へと政策が重点化され、農業はまだしも林業は安い
外材の輸入の自由化などもあって、次第に政策の目が行き届かなくなりました。
田舎へ帰省の度に智頭の山間部の美しく植林された杉林、桧林を眺め感嘆の声が
上がる程ですが、この植林された山の下草刈り、枝打ちの手入れが大変な重労働で
あります。しかも山仕事は危険も伴う為、高齢化と共に農業の場合とお同じく後継者
不足により次第に衰退してしまいました。又、植林されていない山の栗、樫、楢などの
ブナ林は病気の為枯れが目立ち始め、これ等も荒廃の一途をたどっています。
しかし、本来は豊かな森林により国土の急峻な山も保水力が高まり、落葉などの
養分が河川を流れ海を豊かな漁場へと育てると云われています。
そこで小生は提案したいと思います。地方の人口減対策の地方創生事業とは別に、
地方創生省の下に、森林の再生化を目指し事業の一本化を進め、改めて見直し
計画を行うと言うものです。これは何も森林すべてを植林化せよと言うのではなく、
開発化地区、植林化地区、保全化地区などの策定を行い、植林化地区へは山仕事の
機械化を図る為の林道整備、保全化地区へは枯れ対策と土砂災害の砂防対策の
整備などであります。
これらは既に林野庁、国土交通省などにより行われているものと考えますが、基本
計画を一本化する事により縦割り行政の無駄と計画実施のスピード化が図れるものと
考えます。
これまで、石破大臣からも沢山ご紹介頂きました間伐材利用の発電、バイオエタノール
油の採取など、新規産業の開発も出来れば、新しい雇用の拡大にも繋がるものと考え
られます。当に森林再生事業とは地方創生事業と同様、農水省、経産省、国土交通省
環境省、等などの多岐に亘る事業のようです。

次に話題は変わりますが、今国会にて審議中の安保法制改正の件であります。
小生もこれまで充分提案・意見を述べましたので今回は深く言及致しませんが、8月30日(日)の安保法制反対のデモは国会議事堂周辺ばかりではなく、全国主要都市も含め全国的な広がりを見せ、100万人規模となりました。
同日、菅幹官房長官の談話では「一部メディアの間違った吹聴によるものであり、これからも政府としては丁寧な説明に努めたい」とのことでありましたが、このデモは従来の共産党系の「9条を守る会」のみならず、野党国会議員、憲法学者、弁護士、学生、勤労者、一般家庭の主婦、など老若男女あらゆる階層から沢山参加がありました。
いわゆる生活者からの参加も沢山見られた事が特徴であります。
皆一様に口にする事は「憲法も改正せず、何故これほど拙速に法案成立を急ぐのか?」、「充分に国民へ説明をと言っているがとても信用出来ず、子供、孫達の将来が不安である」などの理由が圧倒的でした。
与党公明党の支持団体創価学会員から「平和理念に反する」として参加もあるほどです。

国会議員は主権者国民から選挙によって選出され、政治を負託されたからと
言っても、全てを国民の意思を無視して決定する事は到底許され筈がありません。
政権が主権者である国民の意思からかけ離れ、対決する構図とは民主主義政治の
崩壊であり、大変危機感を覚えます。
ここはリベラルであり、賢明なる石破大臣の熟考により打開策を進言されたく、拙に
願望するものであります。
これまで良く述べていますが『水はよく舟を浮かべ、よく舟を沈める』との一節をご承知
下さいますようお願い致します。

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