かつら たろう(桑本栄太郎)/花冠同人

かつら たろう(桑本栄太郎)の俳句ブログ

一月果つ、1月31日(土)

2015-01-31 11:57:36 | Weblog

☆カーテンを開けて朝日の寒厨
☆あおぞらの雲眺めつつ冬安居
☆高層の風に乱舞や牡丹雪
☆天辺のはがれ欠片やぼたん雪

☆風雪の傘の斜めや図書館へ・・・花冠★印4点句
☆風雪の高層階の斜めかな
☆雪しまく高層階のうなり声
☆救急車の音の近きや雪の朝
☆部屋干しの竿の用意や雪しまく
☆水色の天奔りけり寒の雲
☆かりかりと頂き白く雪の嶺
☆みずいろの天のまぶしく寒の晴れ
☆明暗の障子ひと日の明かりかな・・・花冠★印4点句
☆風強くおらび声あげ虎落笛
☆晴れあがり空の眩しき春隣
☆傘をさす飛雪激しき家路かな
☆雪狂ふ街の明かりの在所かな
☆遠き地のテレビニュースや冬座敷・・・花冠★印4点句
☆ぼこぼこと湯気の音聞き推敲す
☆湯気吹くやパソコンタップの止まり居り
☆水色の天のまぶしく一月尽
☆みずいろの一月果つや空の色
☆天空の茜高きに寒鴉

☆ヨルダンの砂漠哀しき寒暮かな・・・2月1日追悼句

 

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虎落笛、1月28日(水)

2015-01-28 10:00:53 | Weblog

☆寒晴れのはるか鞍馬や雪の嶺
☆松籟の冴ゆるばかりや建仁寺
☆寒椿の凛と高きや建仁寺
☆生垣の高き塀なり寒椿
☆つり人の湾処に黙の枯野かな
☆延々と貨車通り過ぐ枯野かな・・・花冠コメント付秀句
☆マルチ破れ河川畑の花菜かな

☆寒晴れや登校児童のにぎやかに
☆息白く登校児童の列つづく・・・花冠★印個
☆寒晴れの始業チャイムやゆるやかに・・・花冠コメント付秀句
☆あおぞらを見上げ空見や風花す
☆窓越しの寒天ながめ過ごしけり
☆窓越しの天を見る日や冬籠り
☆風花の行方に風の思い知る
☆遠き地の砂漠寒きと想いけり
☆ニュース見る度に思えり春遠し
☆西嶺の雲の茜や寒夕焼け
☆雨あがり風の荒れ来る寒暮かな
☆気温下げ夜さんざめく虎落笛
☆暗闇の真夜に咆えおり虎落笛
☆高階の棟おらびけり虎落笛
☆高層の真夜のおらびや虎落笛

=「寒し」の句に寄せて=1月24日(土)石破茂ブログへ投稿の内容を
                                 掲載致します。


本日は『イスラム国人質拘束事件とその先にあるもの』と題して
その憂慮すべき所を述べてみたいと思います。

 凡そ国内及び海外で発生の人質誘拐事件においては、事件の解決
に向けて決着を見るまで、犯人及びそのグループとの交渉経過は
秘密裡に行う事が原則であります。

国民の事件の真相と推移を知りたいと願う事は当然ながら、報道
機関と云えど、このような場合は報道を極力控えるべきであると承知
しています。

今回のイスラム国の人質拘束事件は、いきなり動画サイトからの要求により、マスメディアに流され、国民は知る事になりました。
人質誘拐身代金要求事件の場合には、交渉の原則があります。
先ず・・・

1、人質の安否確認は出来ているか?
2、犯人の真意は何処にあるのか?
3、何処で拘束されているのか?
4、犯人との交渉手段の有無(ルート)
5、交渉内容の妥協点の有無はどうか?
6、海外であれば、仲介国となれる国は?
7、以上の事柄を考慮して、秘密裡に当方と相手側の交渉窓口を
模索し、ルートをも確認する。当然その内容により、当方の対策
チームの規模等を考慮の上結成する。

・・などが基本的な事柄としてあげられます。

 今回の事件は、報道によれば10月の24日頃には二人ともイスラム
国により拘束され、家族には20億円の身代金要求があった。
その時点において家族から、政府に救出を要請しており、政府は
その対策規模は未確認ながら、水面下に措いて交渉していたものと
想われます。

ところが、先般のフランスにおけるテロ事件と安倍総理の非難談話
その後直ぐに安倍総理の中東歴訪と、テロ対策支援として2億ドル
拠出発言があり、イスラム国側は水面下交渉では埒が開かないと
見て動画サイトに流し、日本側の決着に向けての動きを促したものと
推測されます。

後日になって日本政府の2億ドル支援は、難民対策の人道的支援で
あり、敵対する為のものでは無いと否定に躍起となっているものの
その歴訪国が、イスラム国空爆に参加した有志連合国ばかりで
あった事がイスラム国を刺激したものと想われる。

 イスラム国の行為は卑劣極まりないものであり、当然身震いする
ほどの怒りを覚えるが、安倍総理の地球を俯瞰する全方位外交
として、アメリカ及び欧州との共同歩調と言いながら、あたかも
世界中から注目を浴びる為かのような各国歴訪と援助申し出
支援金バラマキは、人質拘束が為されている現状下では余りにも
不用意な行動として非難されるべきものである。

このような行動は積極的平和外交などではなく、中国に次ぐ、西側
陣営のアジアにおける盟主たらんとする姿勢そのものの、何もの
でもないのではないか?

 さてそこで小生が大変憂慮する事に、この1月26日より、第三次
安倍政権の通常国会が開かれ、予算審議となるが、去年閣議決定
した集団的自衛権行使容認は今後どのような経過をたどり、与党の
数を頼み国会で承認されてしまうのか?である。

今回のイスラム国の人質拘束事件においても国家安全保障会議が
招集され検討されたが、当然去年実施の特定秘密保護法下でもあり
かなりの項目が指定されたものと考えられる。

又、去年の衆議院選挙後の安倍総理の発言には、集団的自衛権
行使容認には、イラク特別措置法などの限定的なものではなく
場所も条件も特定せず自衛隊が自由に動け、派遣出来る自衛隊法
改正も行うとしており、これこそ憲法の『なし崩し』以外の何ものでも
ないのである。

更に去年から今年にかけ、武器輸出禁止三原則の廃止も閣議決定
を行い、東大などにこれまでは大学も控えていた、武器開発研究の
促進と支援を行い、産、官、学での武器開発及び輸出を目指して
いるのである。

 このように、国際紛争を武力行使によって解決を図ろうとする安倍
総理の姿勢は、どう考えても国際社会からも懸念されているように
その右傾化をどのように説明するのであろう?。

又、今回の事件のような場合、日本国民の安全確保として、即自衛隊派遣及び有志連合のように空爆などにも参加するのであろうか?
安倍総理が選挙期間中に述べていた「この道」とは、ああそうだよ!!「いつか来た道」との茨の道となるのではなかろうか?

現、安倍総理のもとでは、条件付きで賛成している小生でも憲法改正問題には不安が募るばかりである。
このような日本の現状下では、今後も人質拘束事件が増える事が
予想されるのである。

 嘗てアフガン戦争終結の折り、日本の人道支援団体メンバーによる
武器解除も、「日本は戦争放棄の憲法を持っている国」と認められ
敵対する国の人とはみなされず、スムーズに出来たが、今後憲法
改正により9条の項目が無くなれば、無理となるであろうと語っていた姿が忘れられない。

ご家族の心痛を思えば、
今回のイスラム国による人質拘束身代金
要求事件が、安全且つ平和裏に解決されるよう祈るばかりであり
イスラム国の宗教的指導者の人間としての理性にもかけたいところ
であります。

 投稿: 桑本栄太郎 | 2015年1月24日 (土) 12時42分

 

 

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霜の朝、1月25日(日)

2015-01-25 18:39:16 | Weblog

☆交叉する飛行機雲や霜の朝
☆バス停へ向かう朝日や寒の空
☆青空に桜冬芽のむらさきに
☆採り跡の千々の乱れや冬菜畑
☆白菜の採り跡白き河川畑
☆水色の空のまぶしく寒の晴れ
☆冬萌や土手の南面青々と・・・花冠コメント付秀句
☆冬麗の母娘(おやこ)車内のスマホかな
☆菜の花の早やも一列黄明かりに
☆新駅の上は高架や寒の晴れ
☆水仙の車窓の土手につづきけり
☆高槻のスカイタワーや冬霞
☆冬日さす支柱に低き豆の蔓
☆寒晴の窓や教会結婚式
☆結婚式の果てて家路や寒夕焼
☆生駒嶺の遠くうつすら冬霞
☆春近し生駒嶺遠くうねり居り
☆あおぞらの冬田の畝に水光る・・・花冠★印4点句
☆寒林の彼方夕日や天王山
☆対岸の峰の八幡や寒夕焼
☆着ぶくれて居眠りふける家路かな
☆菜の花の遠く生駒の車窓かな
☆暮れ泥む子等公園や日脚伸ぶ
☆もくれんの色めきたちぬ冬芽かな
☆信号に集う尾灯や寒入日
☆日脚伸ぶ嶺に入日の家路かな
☆嶺に落つ寒の入日の家路かな


=「教会結婚式」の句によせて=26日追記
 いつも礼拝に訪れている高槻の教会において、1月25日(日)の
朝の礼拝が終わり、午後2時より教会結婚式が行われた。
このところ、季節の変わり目の為であろうか?毎日雨が降ったり
冷たい風が強かったりと、急激な変化の激しい天候であったが
この日は、神様が全てを整えて下さったのか、良く晴れ風も全く無く
大変穏やかな春を思わせる日和となった。
 この教会へ訪れるようになってから20年近くになるが、教会の中で
の結婚式は初めての経験であった。
結婚されたM氏は熱心なクリスチャンであるものの若くは無く
5年前に同じクリスチャンの奥様を癌で亡くされ、今では仕事も嘱託
で働く63歳になられた方である。いわゆる再婚なのである。
 前の奥様も同じ教会員であった為良く知っているが、発病されて
以来あらゆる治療も試みられ、その経過は教会員であれば、皆知って
いた。
 キリスト教を信ずる物は皆、天なる神を父と崇め、人々の贖罪
を一身に担われたイエス・キリストを讃美し、共に神の子なのである。
その為、教会員どうしはお互いに兄弟・姉妹と呼び合い、日々の
生、老、病、死、辛い事、哀しみ、喜び、怒り、苦しみなどお互いに
共有し、祈り合うのである。
 勿論、前の奥様の病気の経過も話され、皆で祈っていたが、治療
と祈りの甲斐も無く亡くなられてしまった。
その期間中M氏は、すべて奥様の介護と家事をこなしながら仕事
を続けられ、その期間は5年にも及んだ。M氏は穏やかで如何にも
クリスチャンらしい優しい夫であり、奥様もその事を大変感謝し、教会
の周囲の人にもいつも感謝を伝えられていた、本当に優しい奥様
であった。亡くなられた時には教会葬を行い、皆で見送った。
 M氏の長い間の献身的介護は、教会員皆の話題になる程であり
とても真似の出来る事でないと、頭が下がる思いであった。
その時、未だ未成年であった一人娘の御嬢さんもがっくり肩を落とし
悲嘆に暮れられていたが、その後結婚もされ、現在では神戸の方で
暮らしておられる。
 新しい奥様となられた方も若くは無く、二度目の結婚と聞いて
いるが一人娘の子供があり母親と三人暮らしのようであった。
なれ初めは、教会の牧師に新しく奥様となられる人の言葉の伝聞
であるが、「この方はどうしてこんなに柔和で優しいのであろう?」
と思い、キリスト教にも興味を持ち「この人であれば」と思った
そうで
ある。
 新郎新婦は礼服にウエディングドレスを着用するが、キリスト教式
教会結婚式は、大変質素ながら殆どが親族と教会員のみであり
お互いに協同して行う方法は、賛美歌に始まり、賛美歌で終わる
大変厳かで良いものであった。
 M氏の一人娘の御嬢さんの奉げる祝歌の賛美歌を聞いてる内に
これまでの経過を全て知っているだけに、涙があふれ出て来て
どうしようも無かった。
今後ともお二人及びその家族に、神様の祝福が豊かにあふれ
健やかで、いつまでもお幸せでありますよう!!。

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大寒、1月22日(木)

2015-01-22 09:47:05 | Weblog

☆寒晴れや雲と日射しの交々(こもごも)に
☆風花の天女と思う青き宙(そら)
☆風花の時には吹かれ舞いにけり
☆風花の白きは天女かと思う
☆風花や天女の吐息かと思う
☆ぷつくりと黄身盛り上がり寒卵
☆ぷるるんと飯に盛り居り寒卵
☆一病をかこつ勿れや寒卵
☆椿葉の光り明るき冬日燦
☆冬麗のバス降り来たる老人会
☆泰然と剪られ並木や枯銀杏・・・花冠★印4点句
☆寒晴れの坂道走る部活生
☆大寒やまたたく間なり雲の影
☆大寒のほのと茜や西の嶺
☆大寒の空見つめ居り窓の外
☆大寒と言えど小枝のみどり初む・・・花冠★印4点句
☆煙立つ峰の間(あわい)や春隣
☆待春や楓小枝のむらさきに
☆午後五時の嶺の明るき日脚伸ぶ
☆うす雲の覆い小雨や春隣
☆音も無く真夜の目覚めや寒の雨・・・花冠★印4点句
<四代目中村鴈治郎公演>
☆襲名の凛と楽屋に初化粧

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冬日影、1月19日(月)

2015-01-19 09:56:36 | Weblog

☆風雪やフラッグポールのカラカラと
☆川中の浅瀬に集い鴨の陣
☆カーテンを開けて白きや雪の嶺
☆水色の空の高さや枯柳・・・花冠コメント付秀句
☆寒晴れや凛と松伸ぶ天龍寺
☆水色の空に寒林凛と起つ
☆寒林の並木通りやバス通り
☆乗り換えのホームの温き家路かな
☆日差し居る駅のホームや寒の晴れ
☆冬耕の畝の間や水の空
☆やわらかに見ゆる生駒や春隣・・・花冠★印4点句
☆燦然と雲の切れ間や冬日さす
☆黒雲の切れ間輝き冬日燦
☆冬耕の畝に水あり青き天
☆冬雲の嶺を走りて蔭りけり
☆風雲の嶺を奔るや冬日影
☆朽野と言えど土手にはみどりかな
☆山崎の峰に十字架春待たる・・・花冠★印4点句
☆サントリー大山崎の冬の峰
☆橙の軒に明かるく溢れけり
☆橙の瓦の屋根の軒端かな

☆冬温しバスの車内の家路かな
☆ぎらぎらとつばきの葉なる冬日燦
☆寒晴れや畑の煙の真つ直ぐに
☆ジョギングの老女追い抜く寒の晴れ

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蘆枯る、1月16日(金)

2015-01-16 10:25:42 | Weblog

☆石垣の上は枯草府立高
☆谷間の峰の白雪まだ消えず
☆山茶花の垣根や樹下の緋の色に・・・花冠★印4点句
☆天を向く桜冬芽の序曲かな
☆ひとつづつ空慕い居る冬芽かな
☆突然に浅瀬飛び立つ鴨の群れ
☆”落葉焚き”のB・G・Mやポン菓子車
☆剪定の枝の拳や冬の庭
☆着水の水鳥長き飛沫(しぶき)かな
☆水鳥の着水長き飛沫(しぶき)あげ・・・花冠正子先生添削★印4点句
☆寒風のさざ波寄せる池の縁
☆一画の風に残され蘆枯るる
☆鉄塔の稜線つづく雪の嶺
☆もくれんの銀の冬芽や青き空
☆木の枝に手袋置かる遊歩道
☆園児等の枯草走る鬼ごつこ
☆寒林の青空透かし立ちにけり
☆宵空の嶺の茜や日脚伸ぶ・・・花冠★印4点句
☆雨の日のあまた種類や車輌基地
☆マスク顔窓に映りし寒の雨
☆渇き居る梢濡らせり寒の雨
☆いびき掻き朝の車両や寒の雨
☆老人の目線窓へと寒の雨
☆寒の雨あがりコンテナ基地に水
☆くだら野や畦に煙りの昇り居り・・・花冠★印4点句

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しまき風、1月12日(月、祝)

2015-01-12 09:50:16 | Weblog

☆朝空の雲にまぎれし寒の月
☆青空を掃かんとしたり枯柳
☆福笹の京の町家の露店かな
☆ちらほらと笹の路地ゆく残り福・・・花冠★印4点句
☆寒風の幟はためく露店かな
☆ひと鉢に渦の三つやミニ葉牡丹
☆頂の白き比叡や雪もよい
☆川中に突つ込み餌の百合鴎
☆くもり来る遙か鞍馬や雪もよい・・・花冠コメント付秀句
☆青々と河川畑の冬菜かな
☆延々と高架工事や冬ざるる
☆新駅の上は高架や冬めける
☆雲影の冬田を走る平野かな
☆寒林となりし桜や川の土堤
☆寒風の駅のホームや柱陰
☆冬萌えや土手に日差しの留まりぬ
☆冬日さす車内まぶしき家路かな・・・花冠コメント付秀句
☆剪り口の白き並木や冬ざるる
☆冬雲の切れ間に淡き日射しかな
☆足もとを低く翔び去る寒すずめ
☆漱ぎもの干すや山よりしまき風
☆うす墨のまゆ毛粧い成人日


=注=
しまき風・・・吹雪、風雪、雪まじりの風の事。

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松過ぎ、1月9日

2015-01-09 10:23:29 | Weblog

<雪の桂川>
☆蕭条と白き中洲や枯尾花
☆桂川中州まだらにささめ雪
☆人影のなき湾処かなささめ雪
<四条大橋~祇園界隈>
☆見わたせば遙か鞍馬や雪の嶺
☆南座の大屋根雪の初化粧・・・花冠★印4点句
☆大橋の人かたまりぬ百合鴎
☆雪積みの祇園小路や弁柄壁・・・花冠★印4点句
☆雪積みの花見小路や紅柄に
☆せせらぎの小枝雪乗せ高瀬川

☆首に看板日本人とぞ五日かな
☆外つ人の数多橋上初写真
☆寒釣りや底のきらめく竿の先・・・花冠★印4点句
☆寒釣りの魚籠(びく)下がり居り鴨川に

☆青空に細き梢や寒に入る
☆妻のまだ孫と一緒や寒に入る
☆水道の水痛きかな寒に入る
☆人日のきなこ餅食ぶ妻の留守
☆七草や旧友よりの便りあり
☆友よりの便り嬉しく春を待つ
☆松過ぎや旧の習慣(ならい)の飾り居り
☆丸くなり低く飛翔や寒すずめ

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山口へ正月の旅Ⅱ、二日~三日

2015-01-06 09:58:43 | Weblog

<二日、山口大神宮へ初詣>
☆よく晴れて山に日差しの二日かな
☆坂下の鳥居で拝礼初詣
☆お参りの列に並ぶや初詣
☆手水場の水を含みて淑気満つ
☆鈴鳴らす願いの音や初詣
☆混雑の中で知人へ初詣
☆どんどんと太鼓敲かれ初詣
<昼食後秋吉台秋芳洞へ>
☆冬峰を登り走れり山の村
☆ハイウェイの谷に里村雪の屋根
☆山肌の木々の間に雪白く
☆山口の山道走る冬の峰
☆赤瓦屋根の光るやしずり雪
☆枯草や山肌白きもの混じる
<秋芳洞の中へ>
☆山道の初ドライブや秋吉台
☆冬夜空ありと見えしは鍾乳石
☆冬の夜の雲浮かび居り青天井
☆青空の鍾乳天や淑気満つ
☆鍾乳洞の中あたたかき冬うらら

☆冬うらら時の岩為す鍾乳石
☆冬うらら手つなぎ歩む幼児かな
☆鍾乳洞の見学終えて二日果つ
☆冬銀河山口の空星あまた
<三日、夕方新幹線にて帰途へ>
☆山口の三日の朝の晴れの嶺
☆孫を抱きうから確かむ三日かな
☆三日早や改札口の込みあえり
☆三日早や西空茜となりにけり
☆山口へSL戻る三日かな
☆汽笛鳴り別れ哀しき三日かな
☆SLの汽笛哀しき三日かな

=☆孫を抱きうから確かむ三日かな☆=の句に寄せて
小生の次男は山口に居り、初孫はこの正月で一歳九ヶ月
となる男の子です。
普段は中々会えず、写メールを送ってくれる程度です。
我々の年代の男親の子育ては、朝は子供が寝ている間に
出勤し、帰宅すればもう寝て居ると言う、企業戦士の時代
であり、幼児の成長過程を余り観察する機会はありません
でした。
特に一歳~二歳の頃には、昼間見たもの、聞いた物を
寝ている間に脳の中で整理していると言われ、成長は
驚くばかりです。
一週間もすればこれまで出来なかった事が出来るように
なり、知能の発達はとても早いようです。
訪れた31日の夕方から3日の夕方帰るまで一緒に遊び
ながら(いや遊んで貰いながら)観察していました。
少しづつ慣れるにしたがい、「じいちゃん、あちょぼ」と
手を繋ぎ、プレイルームへ誘い、おすすめの「どうぞ」が
「どうも」となり、自分の拒否の言葉「だめ」が「まめ」となり
大笑いです。
色々なおもちゃの遊び方を全て覚えており、大人の言う
事はほとんど理解しているようです。乗り物が好きで
新幹線の事を「ゴー」とだけしか言えなかったのを
「しんかんせん」と口真似で教え、二日目には言えるように
なりました。
新しい遊び方を教えれば、じっと見つめ「ち~ちゃんも」と
・・・名前は千嘉(ちひろ)と言いますが、参加を希望します。
「やって見せて、やらせて見て、出来たら褒める事」の
繰り返しです。これは大人の新人教育でも同じようです。
又、幼児の友達となった気持ちで真剣にあそびに向き合う
事が無ければ、大人の心の内も分かり、少しもなついて
くれないようです。
そして、幼児と言えども何処まで自身の我儘を受け入れて
呉れるのか?を、絶えず顔色を窺がい、推し量りながら
大人と交流しているようです。ものを投げて当たるとダメとは
言わず、痛いと顔をしかめるふりをすれば悪そうな顔となり
お絵かき遊びをしてボールペンのインクが指に着き、小生の
指にも着いているので「じいちゃんも一緒だね」と伝えると
自分の手と小生の手を袖口で隠そうとした。叱られそうな事
は理解していて、隠そうとするのである。
更に「うんち」の時は、部屋の隅っこの家具の隙間へ、或いは
洗面所に入り、自分で扉を閉め独りになると言う動物が本来
持っている習性も見せて、少しも飽きなる事がない。
夕方帰る時には今一度抱きしめ、「うから」の絆を確かめた。
育爺の観察句でした。

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山口へ正月の旅Ⅰ、大晦日~元旦

2015-01-04 19:45:44 | Weblog

<大晦日の午前中から旅行へ>
☆歳末の街静かなる日射しかな
☆枯草の光り線路の光りけり
☆白壁の民家の屋根や年送る
☆朝の日を浴び歳晩の電車へと
☆校庭のしんと静もる年の暮れ
☆畦の間の水光り居る冬田かな
☆サントリー山崎工場冬日さす
☆涸川となりて下流へ石の形
☆屋根瓦光り車窓の冬うらら
☆日射し浴び車内まぶしく冬うらら
☆子供等のサッカー遊びや年の末
<新幹線で山口へ>
☆歳晩の待合室へ一時間
☆寒波来る西へ向かいて曇り来る
☆新幹線姫路の空の冬曇り
☆トンネルの出入り激しき冬の旅
<ホテルにて元旦の朝>
☆眼下なる新山口の雪化粧
☆風雪の間より鈍色初日の出
☆山口の汽笛谷間へ年明くる・・・花冠新年ネット句会銅賞
☆風雪や新山口の駅構内
☆眼下より風雪舞いて年迎ふ
☆青空の広がりゆくや初明かり
☆にび色の初日まぶしく拡がりぬ
<家族で防府天満宮へ初詣>
☆佐波川の野原に舞いぬ雪しまき
☆マスクして傘の風除け天満宮
☆幼児の顔雪にかたまり初もうで
☆初詣終えて休憩梅ヶ枝餅・・・花冠★印4個

=ご挨拶=
山口の二男夫婦の家に家内、長男、と訪れ
昨日の夜遅くの帰宅致しました。
本年も又、旧年同様宜しくお付き合いの程
賜りますようお願い申し上げます。

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