かつら たろう(桑本栄太郎)/花冠同人

かつら たろう(桑本栄太郎)の俳句ブログ

歳末、12月29日(月)

2014-12-28 19:51:16 | Weblog

☆鴨川の風に平らやゆりかもめ
☆つり人の流れ見つめる冬の川
☆天龍寺松に囲まれ冬椿
☆せせらぎの桜冬芽や高瀬川・・・花冠★印4点句
☆株の間のみどり続きし冬田かな

☆畝光りマルチつづくや冬の畑
☆山肌のちりちり赤く山眠る
☆年の瀬の午後の電車の空きにけり
☆冬草や伸びてみどりの梨の畑
☆三川のつどう中洲や枯木立

☆冬空にほほの朱きや残り柿
☆歳末の道に迫り出し注連飾り
☆水仙の駅のホームにつづきけり
☆水仙の早やも線路の土堤の上
☆起重機の紅白伸び居り冬空へ
☆冬耕や白き稲株見え隠れ
☆畦上の煙なびくや冬空へ
☆街中のビルの狭庭や寒椿
☆鳩の巣の駅舎の屋根に冬ざるる
☆午後からの雲広がりぬしぐれ来る
☆ワイパーのとき折り振るるしぐれかな
☆歳晩の店混雑やカート
の列
☆玄関戸みがき拭き上げ注連飾る

 =本年のご挨拶とご案内=
当、拙俳句ブログにお立ち寄り頂きました皆様
本年は春夏秋冬の拙い俳句にお付き合い頂き
大変有難く、厚く御礼申し上げます。
12月31日~1月3日まで、山口に居ります孫の
所にて正月を過ごす予定でございます。
又、来年も宜しくご厚情の程を賜りますよう伏して
お願いもうしあげます。
皆様及び家族の方々にとり、新年が益々健やか
にて、良い一年となりますようお心から祈り申し
あげます。

かつらたろう(桑本栄太郎)拝

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賀状書く、12月26日(金)

2014-12-26 17:09:57 | Weblog

☆雪雲の嶺奔りけり降誕祭
☆妻とふたりケーキ食べ居りクリスマス
☆バイクにて夢に彷徨う枯野かな
☆部活子の戸外掃除や息白し
☆山茶花の花びらこぼれ病院へ
☆何処より吹かれ来たるや落葉松散る
☆もくれんの曰くありそな冬芽かな
☆鈍色の冬日を透かし山茱萸の実
☆山茱萸の朱き実に添う冬芽かな
☆勢いの出でて進めり賀状書く
☆一言のご無沙汰添えて賀状書く
☆一言の年のお詫びや賀状書く
☆寒風をついてポストへ投函す
☆木枯しや一足先に妻は孫へ
☆木枯しや家路の空の青きこと・・・花冠★印4点句
☆煤逃げや図書館人の溢れ居り・・・花冠★印4点句
☆借換えの図書館行きも年用意・・・花冠★印4点句
☆図書館の俳画本見る蕪村の忌
☆数へ日の分担残る掃除かな
☆年の瀬や段取り考えひと眠り
☆ほほと耳北風さらう理髪かな
☆北風や家路の空の青きこと

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冬日、12月23日(火・祝)

2014-12-23 18:07:16 | Weblog

☆笑うごと朝の鴉の冬ざるる
☆夕空の鴉ねぐらへ冬入日
☆暮れゆける冬至の入日見ておりぬ
☆二度入り浸かり温もる冬至の湯
☆暁のエンジン噴かし息白し
☆極月の忙中閑や遊歩道
☆風を除けビルの陰かな日向ぼこ
☆休日のリトルリーグや冬日さす
☆青空のあおの一画冬黄葉
☆さわさわと又ふかふかと落葉路
☆山茱萸の朱き実かざす冬空へ
☆もくれんの冬芽彼方や青空に
☆立枯れのようなまんさく冬の葉に
☆括られて尚凜と起つ冬の菊・・・花冠★印4点句
☆冬日さす片方に重きピラカンサ
☆うす桃の弾け何処ぞ真弓の実
☆枯れ残る雑木林の下枝かな
☆枯蘆の穂絮なびきけり吾迎え・・・花冠★印4点句
☆きらぼしのごとき波風冬の池
☆落葉松の散りてすさぶや公園に
☆橡の木の冬芽光らせ尖りけり
☆大木のさくら冬芽のしだれけり
☆三本の飛行機雲や冬の空

☆一人づつキャンドル胸に降誕祭・・・花冠★印4点句

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龍の玉、12月20日(土)

2014-12-20 12:23:36 | Weblog

☆しくしくと身体の痛む風邪寝かな
☆待ち合いのマスク子多し診療所
☆マスク子の上目使いの会話かな
☆青空の雲奔りゆく師走空
☆風邪癒えて出掛け歳末抽選会
☆忙しく歩む舗道や師走人
☆部活子の寒風ついてランニング
☆土曜日の部活登校しぐれ降る
☆初雪の三日経ちても残りけり
☆キーキーと一直線かな冬の鵯
☆翔ぶよりも跳ぶごとくなり冬の鵯
☆校庭の金網こぼれ実南天
☆青空に瑠璃色かざし龍の玉
☆花八手食器の触れあう厨窓・・・花冠コメント付秀句
☆掌を天にかざすやしぐれ来る
☆初雪の嶺に残るや白き筋
☆散紅葉色褪せ積り道野辺に
☆括られし冬菊雨に赤の濃き
☆雨降れど一画明るき冬黄葉
☆雨に起つ辛夷冬芽の光りけり・・・花冠★印4点句
☆木蓮の冬芽濡れ居り光りつつ・・・花冠★印4点句
☆こぼこぼと湯気のぼらせて暖房機
☆リズム出で手の進みけり賀状書く

=「風邪寝」の句に寄せて=
今週は急激な寒波到来の為か、月曜日の夕方より
喉が痛くなり、熱はさほどないため葛根湯を呑み
様子を見ていたがた、水曜日頃から37、4度ほどの
微熱が出だした。
家庭用常備薬の生薬を呑み、寝ていれば36、5度
ほどに下がるものの、起きあがれば又同じほどの熱
が出る。身体は苦しくないがやはり微熱と云えども
身体が熱くなり、火照ってくる。
すぐ病院へ行けば良さそうなものの、家内が病院へ
行けば、余計な貰いインフルエンザを恐れる為
薬を吞みラジオを聞きながら、横になり過ごしていた。
しかし、起きあがると同じように熱が出てしまい、木曜日
頃から咳も時々出る為、土曜日の今日掛かりつけの
医者に行って来た。
朝入った途端待合室には人がすでに一杯であり、座る
所どころかスリッパも足りない程の込みようであった。
家内共々、正月には山口の孫の所に出掛ける予定の為
貰いインフルエンザを懸念して病院行きを恐れたが
インフルエンザではなかったものの、間質性肺炎の
徴候も見られるとの事で、レントゲンも撮った。
以前喫煙していた為であると言われ、風邪を引いた時
にはその兆候も現れるとの事であった。5日間の投薬
を貰い帰って来た。


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花八手、12月17日(水)

2014-12-17 13:43:31 | Weblog

☆嶺上の日射しまぶしく時雨れけり
☆雲間より午後の日こぼれ花八手・・・花冠★印4点句
☆すすぎもの慌て取り込むしぐれかな
☆学ランの肩に垂らすや冬ざるる
☆白き実を鴉ついばみ冬ざるる
☆しがみつく冬の紅葉の一二葉
☆冬空の大外廻りやバス通り
☆紅と黄の雑木林や冬紅葉
☆葉の色の同じ赤きや実南天
☆きつちりと桜冬芽や等間隔
☆顔見世の記念写真の招きかな
☆根深汁朝の厨のかつぽう着
☆味噌の香や朝の厨の根深汁・・・花冠コメント付秀句
☆しぐれ雲少し茜に日暮れけり
☆風邪の子のうつうつ夢の昔かな
☆懐かしき夢を見ており風邪寝かな
☆とつぜんの青空うなり虎落笛
☆青空の雲奔りゆき風花す
☆青空の雲奔り居り風邪寝かな
☆初雪や”女人高野”の本を読む・・・花冠★印4点句
☆枕辺のラジオ聞きつつ風邪寝かな

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酢茎、12月14日(日)

2014-12-14 15:28:36 | Weblog

<四条大橋~南座>
☆鴨川の風に数多や百合鴎
☆南座の招き眩しき冬の日に
☆見上げいる招き眩しき冬日さす・・・花冠★印4点句
☆南座に招きあがりて酢茎買う
☆顔見世の招きに向かうカメラかな
☆鴨川の河原にカップル冬日さす

☆トンネルを出でてさくらの冬木立
☆下枝にしがみつき居り冬紅葉
☆駅前の幟はためく冬の風
☆畦にある柿の明かるき冬田かな
☆涸川の石のながれや水無瀬川
☆冬耕の畦のうねりや影となる
☆梨畑の京大農場冬の風
☆峰上の天の青さやしぐれ雲・・・花冠★印4点句
☆雲影の移りゆきけり冬の嶺・・・花冠★印4点句
☆水色の空に拡がるしぐれ雲
☆山膚の朱に日射しや冬の峰
☆山肌に日射し走るやしぐれ雲
☆採る人の無き柿の実や冬空に
☆散り残り下枝赤く冬紅葉
☆つつましく小さき赤の冬薔薇
☆青空の彼方にのぞくしぐれ雲
☆しぐれ雲広がり急ぐ家路かな

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冬の雨、12月11日(木)

2014-12-11 10:51:25 | Weblog

☆しぐるるや眩しき空を見上げ居り
☆青空を切り裂き鳴くや冬の鵯
☆山茶花の蘂の黄残し散りにけり
☆バス通り早やも冬木の家路かな
☆寒風の商店街に幟かな
☆柿灯る山陰街道バスで行く
☆冬うらら辻であくびの運転手
☆枯枝の枝垂れざくらのしだれかな・・・花冠★印4点句
☆天よりの命綱かや雪迎え・・・花冠★印4点句
☆冬紅葉地獄の彩と散りにけり
☆いつもより遅き目覚めや冬の雨

☆冬靄に赤きクレーンの動きけり
☆妻出掛けおせち注文年用意
☆さまざまの音を吸い込み冬の雨
☆冬ざれや白き実揺らし鴉翔ぶ
☆ひと年の業を洗うや冬の雨

☆顔見世や吾もなりたき大向こう
☆初雪や女人高野の本を買う
☆漱石忌余生といへど枯れ切らず・・・漱石忌ネット句会豊里友行特選
☆日溜りの猫に膝貸す漱石忌
☆吾輩の居所さだめなき漱石忌・・・漱石忌ネット句会銅賞
☆底冷えの足もとくるみ句の推敲
☆冴え冴えと”税”と書かれし漢字かな・・・花冠★印4点句

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寒風、12月8日(月)

2014-12-08 10:06:28 | Weblog

<故郷出身石破地方創生大臣来京>
☆寒風の中や立会い演説会
☆大臣のかすれ声聞く冬木風
☆木の葉舞う風の台座や演説会・・・花冠★印4点句
☆初雪の野山の色の消えにけり
☆初霜のちりちり白くバス停へ
<四条大橋~祇園界隈>
☆大橋を渡り祇園へ時雨来る・・・花冠★印4点句
☆鴨川を覗く橋上底冷えす
☆産卵の魚鱗きらめく冬の川
☆顔見世の記念写真や招き前
☆外つ人のあまた祇園や小春空

☆風もなくはらりはらりと落葉どき
☆うす雲の遠くに見ゆや小春窓
☆菜園のマルチ煌めき冬菜畑
☆延々と貨車の連なり枯野行く
☆三川のつどう中洲や冬木影
☆涸川の水無瀬ちょう駅過ぎにけり
☆日射し受け枯蔦蔵を覆いけり
☆吾が丈の駅のホームに冬日影
☆高槻の城北通りや小春人
☆高槻の医科大囲む冬木かな・・・花冠★印4点句
☆主の愛を語りつげばや待降節
☆日暮れ来る空に明るき柿灯る
☆木守りと言えど数多や青空に
☆冬紅葉夕日に赤き天王山
☆彩つくす冬の神戸やルミナリエ

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銀杏落葉、12月5日(金)

2014-12-05 17:44:26 | Weblog

☆足うらの爆ぜて歩むや落葉道
☆実南天雨の滴の光りけり
☆冷え冷えと雨の並木やバス通り
☆山茶花のこぼれ地面の華やぎに
☆楡の葉の落葉小さき歩道かな
☆紅と黄の彩の歩道や落葉道
☆冴え冴えと空の蒼さの小窓かな
☆切干の甘き香りの炊き合わせ
☆冬日さすふたり厨の昼餉摂る
☆部活子の走りつづけり落葉道・・・花冠コメント付秀句
☆嶺の端の黄金に光り冬入日
☆歩みゆく時こそ銀杏落葉散る
☆しんしんと足の下より冷えにけり
☆散紅葉掃き集めらる小山かな
☆想い出をたどる日暮れや落葉道
<故郷の冬の追憶>
☆大根の川辺に積まれ洗いけり
☆清流の光りの中に菜を洗ふ
☆大山の頂き白く菜を洗ふ・・・花冠★印4点句
☆海鳴りの遠くに聞こえ榎枯る
☆風垣の海鳴り聞ききつ薪積む・・・花冠★印4点句
☆風垣や白波遠くに日本海
☆白波の怒涛となりぬ波の花

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十二月、12月2日(火)

2014-12-02 07:57:39 | Weblog

☆冬紅葉直通電車の嵐山線
☆冬麗の川辺に舫う小舟どち
☆音弾むテニスコートや冬うらら
☆下枝のみどりや銀杏黄葉かな
☆静まりて門扉明るき花八手
☆実南天食器を洗うや厨窓
☆朝日射す待降節の讃美かな
<高槻~大山崎界隈車窓より>
☆青空に残る紅葉や天王山
☆青空に色のときめく冬の嶺
<サントリー大山崎工場>
☆冬日さす光り輝く蒸留所
☆真直ぐなる列のみどりや冬田晴れ・・・花冠★印4点句

☆ドア開きステップに銀杏落葉かな
☆葉を落とし早やも冬芽のさくらかな
☆門辺なる信楽たぬきや花八手
☆枯れ切らぬ蔦の這いけり石垣に
☆橙の黄色地面にしなりけり
☆ひと時を惜しみて今日の冬紅葉
☆歩道占め銀杏落葉の明かりかな
☆温泉の垣根や冬の蔦紅葉
☆綿虫の拠りどころなく浮かびけり・・・花冠コメント付秀句
☆冬紅葉いのち短し老いの恋
☆雨降れば室内(へや)へ切干甘き香に・・・花冠★印4点句
☆雨に濡れ落葉の坂を上りけり
☆あと一枚うすき暦や十二月

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