かつら たろう(桑本栄太郎)/花冠同人

かつら たろう(桑本栄太郎)の俳句ブログ

芋水車、10月31日(金)

2014-10-31 07:57:46 | Weblog

☆緋の色の舗道にこぼれ水木の実
☆秋天の飛行機雲や二本の線
☆青空のまぶしき銀杏黄葉かな
☆園児らの花に語るや秋麗ら・・・花冠★印4点句
☆溝川の流れ豊かや芋水車・・・花冠コメント付秀句
☆路地を逸れ里の庭なる柘榴の実
☆足もとに大根積みしスクーター
☆ひつじ田の植えたる様となりにけり
☆溝川の流れさやけし土管かな
☆つらなりて水辺さまようあきつかな
☆溝川の楽を聞き居り石蕗の花・・・花冠コメント付秀句
☆人住まぬ如く静もる里の秋
☆金網の囲み水草紅葉かな
☆歩みゆく木蔭の道や秋寒し
☆日当たれば白壁に影柿の村
☆ぱさぱさと葉音立て居り木の実降る
☆山茶花の垣根上れば寺苑かな
☆桐の実のその時待てる硬さかな
☆青空に照葉緋色やとう楓
☆秋天に緋色透き居りとう楓
☆秋麗らゲートボールの表彰式
☆青空と雲映りけり秋の池
☆秋天にセスナの音のひびきけり
☆自転車の籠に眠る子秋麗ら
☆どんぐりの帽子の上に跳ねにけり

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稲滓火(いなしび)、10月28日(火)

2014-10-28 09:25:59 | Weblog

☆秋麗ら座席に着くや飴玉を
☆藁塚の並び賑わう田中かな
☆蔦枯れて木の天辺を覆いけり(冬)
☆櫓田の真つ直ぐ列の揃いけり
☆櫓田の青田の様となりにけり
☆おしろいの実のお歯黒に夕日かな
☆鉄塔の山粧いし嶺の上
☆稲株の焼かれ確たる刈田かな・・・花冠★印4点句
☆穂芒の白に風吹く土手の道
☆夕暮れの煙たな引く刈田かな
☆せせらぎの石橋飾り石蕗の花(冬)
☆稲滓火(いなしび)や煙棚引く天王山
☆生駒嶺の黒きうねりや秋暮れぬ・・・花冠コメント付秀句
☆陸橋の下はターミナル銀杏黄葉
☆黄金の嶺の茜や秋西日
☆午後五時の嶺の茜や秋入日
☆二連ほど柿のすだれやベランダに
☆ベランダの棚に黄葉の吹かれ置く
☆柿すだれとは言えぬほど二連かな
☆田舎より妻持ち帰る柘榴の実
☆大根の田舎土産は葉付きかな・・・花冠コメント付秀句

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木の実、10月25日(土)

2014-10-25 10:56:37 | Weblog

☆足もとの鴉羽音や朝寒し
☆眼の前のうすき梢や庭紅葉
☆青桐の葉蔭広きや秋日さす
☆土曜日の部活の音色や秋麗ら
☆チャイム鳴る午後の校舎や秋麗ら
☆鳴き交わす梢見上ぐや小鳥来る
☆黄のまじる桜紅葉の緋色かな
☆どんぐりのあまた転がる散歩道
☆どんぐりを踏むを惜しみて除けにけり
☆木の実踏む足裏つづきし散歩かな
☆蘆の穂やあなたの嶺の青き空・・・花冠★印4点句
☆蘆刈のひと鎌づつの揃えけり
☆一羽のみ水脈の広がり鴨来たる・・・花冠★印4点句
☆突然の森の梢や鵙猛る
☆剪定の音の高きや秋日さす
☆見上げ居る高き梢や秋の空
☆朴の葉の白き舗道や秋深し
☆紅葉初む中の一枝朱の色に
☆葉脈の緋色透き居り秋西日
☆秋天を切り裂き行くや飛機の雲
☆草の穂の絮に日当たり暮れゆけり
☆眼の前の大地ひびかせ木の実落つ
☆山里の早やも灯点る秋の暮れ
☆山すその村に灯が点く秋入日
☆嶺の端のほのと茜や秋入日

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秋時雨、10月22日(水)

2014-10-22 10:17:55 | Weblog

☆傘差せばぽつりと朝の露しぐれ
☆ピヨピヨと秋の時雨の交差点
☆待ち合いの人みな沈む秋しぐれ
☆こきこきと鴉飛び去り秋深む
☆うす紅葉更に色濃き今朝の雨
☆水滴の朝日に光り水木の実
☆バス待ちの並木通りや黄葉初む・・・花冠★印4点句
☆日が射せど秋時雨また秋しぐれ
☆合歓の実の莢の白きや川風に・・・花冠コメント付秀句
☆葛の実のうすきみどりや雨あがる
☆想い出をたどる如くや秋ついり
☆生きてある今を忘却秋の蝶
☆舗道濡れかつら黄葉の散り初むる
☆うす紅葉とは云え朱色の一葉かな・・・花冠★印4点句
☆コスモスの風の田中や通学生
☆蒼天の梢の果てやうす紅葉
☆ガラス戸の外は風吹き秋湿り
☆室内灯点けて推敲秋ついり
☆呑み初めは小学生や秋まつり
☆ほんのりとほほの色香や温め酒

=「秋時雨」の句に寄せて=
先の健康診断の結果、消化器内科で胃カメラを勧められ
その結果として、腎臓動脈瘤が偶然発見されその後の
事についてである。
当初の消化器内科の地域医療連携により、大学病院
へは時間が掛かりすぎるとの見解から市立病院を
紹介され、10月3日に泌尿器科に行った。ところが
紹介状を見せて経過の聞き取りのみであり、泌尿器科の
医師が曰く、手術となればここで私が行う訳ではなく
放射線科と外科の連携となるが何れにしても今後の処置
については明日(10月4日)の合同カンファレンスの結果
後日10月15日にお話ししましょうと言う事となった。
予約の10月15日に再度伺ったところ、腎臓動脈瘤の
大きさが2センチ以上であればすぐ処置が必要なものの
現在は1,4センチ程であり緊急性はないものと思う。
しかし、当病院は血管外科が無く、紹介して頂いた大学
病院において診て貰う価値はありそうだとの内容であった。
治療例も少なく、自身も文献のみで知る位であるとの事。
結局自分でもパソコンや書籍で調べた程度の所見のみ
であり、今後の治療方法は又元の病院へ差し戻しとなって
しまった。
再度17日に紹介の病院の消化器内科医へ行き、その事
を述べ、今度は自ら調べた他の近くの総合病院へ行く事
にし、予約と
紹介状をもらい10月20日に行って来た。
緊急性はないと思うものの、経過観察が必要であり今度は
12月初旬にCTを採りましょう。その上で経過が良ければ
半年後或いは一年後の経過観察としましょうと言う事に
なった。
まったく、8月末の検診、9月初の胃カメラ、9月10日のCT
そして、9月22日の腎臓動脈瘤の発見、そして10月10日
の他の病院へ専門的所見をと云う事になり、その結果は
紆余曲折があり、結局10月20日までとなってしまった。
医師にかかる方法も病院も、全く患者自身が余程しっかり
しなければ、緊急性のある場合は間に合わない事となり
恐ろしいほどである。
秋時雨の昨日今日であるが、少し落ちついたものの、まだ
気分はすっかり晴れていない。

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蔦紅葉、10月19日(日)

2014-10-19 17:28:05 | Weblog

☆殻も実も千々の乱れや秋深し
☆固まつて日差しに灯す柿の村
☆街中のビルの谷間の稲穂かな・・・花冠★印4点句
☆鉄柵を稲架と為し居り街の田よ
☆秋晴れの賑わい居りぬ河川畑

☆太竹の支えたわわに柿熟るる
☆バスを待つ朝の蒼天鵙の声
☆朝顔の紫紺乱れや地を這いて
☆藁塚の寄り添い積まれ朝の日に
☆秋天の帯雲流れ青空に
☆一面のコスモス畑や休耕田
☆昨日より今日の色濃くうす紅葉・・・花冠★印4点句
☆朝日透き丘の上なる泡立草
☆堰水の魚道きらめく秋の川・・・花冠★印4点句
☆身に染むや赤子泣き居り風の中
☆朴の葉の落ちて白きや秋寒し
☆歩みゆく舗道へはたりと朴落葉
☆風吹きて木の実しぐれの中に佇つ
☆とんからり楽奏でつつ木の実降る
☆水底のような一天秋深む
☆天高しとは雲ありてこそ青空に
☆遙かなる生駒嶺遠く秋霞
☆秋入日雲を茜に染め上げて
☆秋入日飛行機雲の茜かな
☆夕暮れの灯りとなりし泡立草
☆金網をつたい夕日に蔦紅葉
☆実を翳し夕日と競い柿熟るる

 

 

 

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藁にほ、10月16日(木)

2014-10-16 16:35:08 | Weblog

2☆一天の翳りも見えず野分晴れ
3☆見上げ居る高き梢や野分晴れ
4☆固まつて日差しに灯す柿の村
5☆遙かまで嶺の青さや野分晴れ
8☆堰水のみどりとなりし野分後
9☆上衣手の園児散歩や秋の晴れ
10☆街中のビルの谷間の稲穂かな
11☆桂川の中洲明かりや泡立草
13☆太竹を支柱と為すや柿熟るる
18☆コスモスの田道を歩む女子高生
19☆紅白の鉄塔天へいわし雲

<神戸六甲アイランへ>
21☆秋潮の空へと進むモノレール・・・花冠★印4点句
22☆堰水の眼下に光る秋の川
23☆青空の残る茜やいわし雲
24☆秋潮の岸により来る小波かな
25☆うす紅葉天より眺む人工島
26☆うす紅葉園児らの声宙に抜け
27☆巨体寄せ秋の夕日の貨物船
28☆岸壁のクレーンの動く秋の潮

30☆紅白の寄り添い咲くや酔芙蓉
31☆延々と線路に沿いて泡立草
33☆藁にほのそれぞれ持つや己が影・・・花冠コメント付秀句
34☆秋日さす坂の山崎大黒天

 

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栗御飯、10月13日(月・祝)

2014-10-13 10:58:53 | Weblog

☆鴨川を覗き巨鯉や秋の水
☆みな覗く四条大橋秋の川
☆黄落や川端通りに始まりぬ
☆外つ人のあまた祇園へ秋日さす
☆水澄むやせせらぎ光る高瀬川
☆地下鉄の地上に出でぬ秋の空
☆穂芒の中洲となりぬ桂川
☆川べりの岸の明かりや泡立草
☆秋暑し足場の囲む高架線
☆新駅の上はバイパス秋日さす
☆はけ雲の清かに流れ秋の天
☆高槻の煙棚引く刈田かな
☆祈りいる空の日射しや野分まえ
☆三川のつどう中洲や泡立草
☆石垣の日蔭に彩の蔦紅葉
☆柿の実のたわわに撓り日射しけり
☆まだ青き銀杏並木やうす黄葉
☆藁塚となりて稲藁田の賑わい
☆藁塚の人影と見ゆ日差しかな
☆藁塚の田の賑わいに夕日かな・・・花冠★印4点句
☆雨雲のつどい静寂野分まえ
☆列島に沿いて曲がりて野分来る
☆ひと茹での渋皮剥くや栗御飯

 

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木の実、10月10日(金)

2014-10-10 15:30:35 | Weblog

☆嵐去り秋蝶つるみ青空へ
☆音弾むテニスコートや秋日和
☆プラタナス毬の実高く秋空へ・・・花冠コメント付秀句
☆さんしゆゆの実の紅透くや青空に
☆草の穂や湿りをふふむ風に会う・・・花冠★印4点句
☆葉を落とし実の露わなり柿の艶
☆秋風にわらわら揺るるプラタナス
☆見上げ居る梢の天や秋高し
☆ひと眠りして起きみれば秋の雨
☆錦木の紅葉いよいよ緋色濃し
☆草の穂の絮の襤褸や公園に
☆ぷちぷちと足裏に響き木の実踏む・・・花冠インターネット句会銅賞
☆朝の日に帽子脱ぎ居り櫟の実
☆坂道の土手に風吹き芒の穂・・・花冠★印4点句
☆殻開き花咲くごとく椿の実
☆さみどりの風に添い居り萩は実に
☆日を透きし錦木更に紅葉濃し
☆日を透くや梢の上の秋の雲
☆野分めく風に集えり雨の雲
☆嶺の端の雲の茜や秋入日
☆蔓引けばいまだ青き香溢れけり
☆蔓引の果ててベランダ青空に

 

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破蓮、10月7日(火)

2014-10-07 09:53:33 | Weblog

☆大阪の街に香るや金木犀
☆干上がりて舟の岸辺や秋の川
☆飛行機の機影伊丹へ秋入日・・・花冠★印4点句
☆朝顔の紫紺あまたやベランダに
☆群れ咲くやキバナコスモス黄を極め
☆破蓮となりて拡がる池の空・・・花冠★印4点句
☆車窓染め線路につづく泡立草
☆野分雨冷えて高ぶる不安かな
☆高槻の晩稲田いまだ盛りかな
☆行き交わす新幹線や颱風来
☆三川のつどう中洲や草紅葉
☆中腹の白き十字架秋の嶺
☆こんもりと桜名所やうす紅葉
☆雨脚の嶺に白きや野分来る
☆大揺れとなりし庭木や野分来る
☆迂回せる家路のバスの黄葉かな
☆黄金なる田と競いけり泡立草
☆実を翳し雨に彩なす柿紅葉
☆蒼天の雲は動かず野分晴れ
☆柿畑に朝の日射しや野分去る
☆嶺雲の上は蒼天野分去る
☆アパートの街の田中や案山翁
☆草の穂や売地看板埋もりぬ
☆堰水の怒涛となりぬ野分後
☆野分去りまたとの曇る西の空

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穂絮飛ぶ、10月4日(土)

2014-10-04 17:21:34 | Weblog

☆朴の葉の白く舗道へ秋日さす
☆天辺の色づき初めし庭紅葉
☆錦木の咲くがごとくの紅葉かな
☆ゆく雲を追いかけにけり秋桜
☆金木犀枝の容に散りにけり
☆つぎつぎに秋雲つどい雨催い
☆橡の実のすでに無かりし梢かな
☆殻のまま枝に開くや椿の実・・・花冠★印4点句
☆鶏頭の紅のまばらの角地かな
☆花も葉も枝も小さき秋の薔薇
☆木蓮のうすきみどりや秋芽吹く・・・花冠★印4点句
☆ベランダの蔓の末枯れ天青し・・・花冠★印4点句
☆秋蝶の風に雄々しく抗える
☆彷徨えるように旅立ち穂絮飛ぶ
☆虚ろなるこころと見ゆや穂絮飛ぶ
☆咲き切るを知らずやキバナコスモスよ
☆括られて風に競うや秋桜
☆川べりの風にすだくや虫しぐれ
☆朝冷えの大気切り裂く鳥の声
☆風音の野分めきおり枝の音
☆秋雲の嶺に茜の日暮れけり
☆もち米と栗の用意や後の月
☆天心の雲ににじむや十三夜

=「穂絮飛ぶ」の句に寄せて=
先日の消化器内科の検査によって、偶然発見された
腎臓動脈瘤について専門医を紹介され、この10月の
10日に予約の大学病院の医師の処へ行くことになって
いた。
ところが、病院の地域医療連携の事務局より電話が
あり、大学病院の教授先生が是非自分が見たいとの
事で、27日の所見受信ではどうかとの打診があった。
自分としては10月10日と納得していたので、27日では
検査してから一ヶ月半にもなり、少し遅いのではないか?
その教授先生に見て頂けるのであれば、予約が終わる
まで待っていても良いので、外来担当の日に予約外で
伺っても良いかを尋ねて欲しいと伝えた。
折り返し電話があり、やはり予約の日でなければ、時間に
よっては診れ無い事もあり、やはり予約をきっちり取った
日にして欲しいとの事であった。何度か電話のやり取りが
あり、どうしてそんなにころころ予定が変わるのか?
検査の結果、その後をどう対処すべきかを専門医の所見を
聴く為であり、それでなくても患者の立場としては気分が塞ぐ
事であり、少しでも早く診て貰いたいと言うのは自然の道理で
あろうと不満を伝えた。
そしてその後、消化器内科の医師より、再度面談の上相談
しましょうという事になり10月3日に再度紹介先について
面談を行った。
紹介する消化器内科の医師によれば、実はその教授先生は
自分と同期であり内容を話し依頼していたが、大学病院は
専門性はあるものの、何事も時間ががかかり、専門医師の
居る総合病院であれば、良いのではと京都市立病院を紹介
され、10月6日に行く事になった。
27日まで待って大学病院へ行った方が良かったのか?それ
とも早い所見を診て貰える総合病院で良かったのか?
京都市立病院も規模も大きく、設備も整っていて、評判は良い
と事前調べで承知しているが、動脈瘤の程度については
消化器内科の医師でも緊急かどうかの所見を言えないほど
であるののと同様
患者自身にも分かろう筈がない事であり
気分が落ち着かず、気も塞ぐ事この上無い。
今日買物の帰りに、空気中に浮遊するものがあり、ケサラン
パサランかと見れば、草の穂絮であった。

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