かつら たろう(桑本栄太郎)/花冠同人

かつら たろう(桑本栄太郎)の俳句ブログ

晩夏光、7月30日(水)

2014-07-30 16:17:17 | Weblog

☆忽然とみんみんと蝉や昼下がり
☆青空に雲流れ行く晩夏かな
☆ふと見上ぐ窓の青さよ晩夏光・・・(青さや)と推敲花冠コメント付秀句
☆嶺の端の茜真紅や大西日
☆雲流れ青空蒼き晩夏かな・・・花冠★印4点句
☆すさまじく蚊を打つ吾を恥にけり
☆じりじりと蝉も寝言の木陰かな
☆落ち蝉の白き腹見せあおのけに
☆部活子の校舎に音色や夏深し
☆寝ていても部活の声と蝉しぐれ
☆突然の風吹き雨の晩夏かな
☆雨音の窓より来たる驟雨かな
☆窓辺より水と土の香驟雨降る
☆土の香の立ち込む雨や秋近し
☆カーテンの夕立風にふくらみぬ
☆雨止みて忽ち窓の蝉しぐれ
☆雨上がり舗道の光る晩夏かな
☆じりりりと蝉も夢見る真夜の庭


=「夏深し」の句に寄せて=
小生の住まいの隣には、道路ひとつ隔てて
中学校、その隣には小学校も近くにある。
夏休みとなり、ここのところ毎日中学校の
吹奏楽部の熱心なブラス練習の音色が
聞こえて来る。
学校に入りたての4月初旬には、音も出ず
音階練習もやっとであった。
小生自身も中学校の頃より吹奏楽部に入り
最初はアルトホルン、次にトランペットを演奏
していた事もあり、その成果の進捗の程には
微笑ましく思えて来る。

毎年の事ながら、夏休みの特訓は素晴らしく
今の時季ともなれば、音も伸びやかに出て
いて、秋の文化祭、音楽祭にも充分な音色と
なるであろう。
吹奏楽部の部活の音色を聞いていれば一段
と夏の深みを覚えるこの頃である。
秋の気配は少しづつながら、確実にやって来て
いるようだ。

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驟雨、7月27日(日)

2014-07-27 19:10:07 | Weblog

<驟雨の四条大橋界隈>
☆せせらぎの木陰にありぬ白木槿
☆川風の川端通りや百日紅
☆紅壁の花見小路や朝驟雨
☆暑き日の祇園小路や紅の壁
☆黒雲の驟雨来るらし風立ちぬ

☆驟雨去り朝の滴や木槿咲く
☆驟雨去り忽ち明るき東山
☆驟雨去り街動き出す四条かな
☆驟雨去り人の出てゆく珈琲館
☆驟雨去り日差し明るき京町家・・・花冠★印4点句

☆さるすべり揺れ特急電車の通過駅・・・花冠★印4点句
☆聖壇に白百合飾り祈り居り
☆慈雨降れば恵みの祈りささげけり
☆山の端の雲駆けあがる驟雨かな
☆菜園の支柱に高きトマトかな
☆雨雲の煙霧となりぬ夏の山
☆鬼百合の電車見下ろす土手の上
☆夏草の支柱の丈と競いけり
☆凌霄花(のうぜん)の雨の闇にも咲き足らず
☆竹林の古竹をえらび蔦茂る
☆西空の嶺の茜の端居かな
☆涼風の時折来たる窓辺かな
☆窓の風少しのみ開け涼夜かな

=「驟雨」の句に寄せて=・・・7月28日追記
昨日の日曜日の朝、高槻の教会へ行く前に
四条河原町まで所要があり出掛けた。
朝から京都市内の空が黒くひと雨ありそうで
あったが、案の定降りだして来た。ひと雨
過ぎるまで喫茶店にて雨宿りをしていた。
それにしても今朝は涼しい朝と思った。
一昨日、25日の金曜日から家内の東京に居る
姪、と家内の鳥取の実家から甥が京都に休暇を
とり遊びに来ていたが、26日は全国的に気温
が上がり、京都は38・3度まで上がってしまった。
京都は盆地の為、冬は寒く、夏は暑いと言われ
ているものの、38度を超える事は滅多にはない。
昨日、27日は一日何度も驟雨があり、気温
かなり下がった。
夜は窓から入り込む風が肌寒く感じられるほど
であった。


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炎暑来る、7月24日(木)

2014-07-24 13:20:19 | Weblog

☆かなかなや突然朝の暁に
☆朝暁の茜にひぐらし鳴き初める
☆ひぐらしの寝床で聞きし朝かな
☆朝顔の今朝は何色見せましょか
☆ベランダのあだ花むしり朝涼し

<真夏の山陰街道>
☆黒瓦屋根が好みよ百日紅・・・花冠★印4個
☆百日紅の枝触れるかにバスが行く
☆緑蔭の杜の大樹や朱の鳥居
☆街道の古ぶ炎暑の犬矢来

<鴨川の四条大橋界隈>
☆川風の木陰にありぬ白木槿
☆さるすべり川端通りの鴨川に
☆さるすべり白という風誘いけり・・・花冠★印4個
☆川風の上流(かみ)へと涼し鴨川に
☆見はるかす遙か鞍馬や夏霞
☆炎天の鴨川べりの親子かな
☆せせらぎの木陰涼しき高瀬川

☆炎暑来る音みな消える午後の二時
☆飛ぶものと鳴くもの黙し炎暑来る
☆八方に討死したる昼寝かな
☆風抜ける一間に集う午睡かな
☆リンリンとアイスキャンデー来たりけり

 

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西日、7月20日(日)

2014-07-20 19:21:10 | Weblog

☆唐黍の採り頃つたえ赤き髪
☆凌霄花の夕日にこぼれ風にゆれ・・・花冠★印4個
☆西日さす窓の茜の投句かな
☆紫陽花の花びら萎れ裏の紅

<六甲アイアンランド埠頭海浜レストラン>
☆夏潮の埠頭をつたい奔りけり
☆煙突の遙か波間や夏の海
☆航跡のはるか眼下や夏の海
☆夏潮のはるか眼下やモノレール
☆夏潮の海原蒼きカフェレストラン・・・花冠コメント付秀句
☆水脈ひろげ舟が船曳く夏の海
☆起重機のコンテナ空へ夏の海
☆曳航の水脈ひろげ往く夏の海
☆四阿の海風涼し句の推敲
☆岸壁に竿立ち並ぶ晩夏かな
☆たゆとうて寄せるとも見ず夏の潮

<四条大橋~祇園界隈>
☆打水や祇園小路の朝の路地
☆朝なれば川床に干しものありにけり
☆涼風の木蔭をつたう高瀬川
☆百日紅寺苑に多き建仁寺
☆鮎釣りの立ち入る竿や鴨川に
☆夾竹桃祇園小路の鉢植えに
☆外つ人のあまた祇園や日盛りに・・・花冠コメント付秀句

☆昼顔の淡く垣根を巻きにけり
☆立つ風の淡き隣の扇子かな
☆送電線の嶺から谷へ雲の峰
☆生駒嶺のはるか遠くや夏霞
☆高槻の青田道につづく瓦屋根・・・花冠コメント付秀句

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東京へⅡ、夏のジャズ、7月16日(水)

2014-07-16 06:58:12 | Weblog

<東京駅着>
☆夏旅の友と再会銀の鈴
☆夏旅のおのぼりさんや東京駅
☆夏台風過ぎて句友と再会す
☆ジョッキ持てビールで乾杯夏の昼・・・花冠★印4個
☆相聞句お披露目したり夏の昼
☆想い出の尽きることなし夏の昼
☆酔う程に俳論高くビール呑む
☆再会の話題は尽きずビール吞む

<浅草のホテルへ着>
☆浅草へ着いて溽暑の街中へ
☆浅草のビルの影往く片かげり
☆日盛りやいなせの歩む鳶装束
☆浅草の花鬼灯や店先に
☆日盛りの街をめぐりて花屋へと
☆頂きの夏雲まとうスカイツリー・・・花冠★印4個


<7月13日、ライブハウス浅草HUBにて>
☆五十周年記念ジャズとや日の盛り・・・花冠コメント付秀句
☆再会の友の相好ジャズの夏
☆懐かしき顔のあまたや夏の昼
☆懐かしき友と再会真夏日に
☆懐かしき顔ぶれに会う夏の夢
☆話し合ううちに繋がる夏日かな
☆真夏日の太陽想うジャズ演奏
☆手を叩き足踏みならす夏のジャズ
☆病癒えラッパの音色や夏の日に
☆花束を贈り言祝ぐ夏の昼
☆浅草の街で打ち上げ夏の夜

=「夏のジャズ」の句に寄せて=
7月12日(土)の昼過ぎ嘗ての旧い句友、M・S氏
夫婦と
東京駅の待ち合わせ場所、「銀の鈴」にて再会
を果たした。
M・S氏は旧い句友であり、5年前彼の仲間数人が
中仙道を京都まで吟行行脚を、延べ数十日、足かけ
2年半をかけて踏破してきた。東京日本橋を出発し
一日を歩いたら東京へもどり句会、そして次はそこから
出発し又歩き又東京へ戻る。そして遠くなれば一泊し
朝から出発して歩きまた戻るという方法である。
その心意気に感動し、京都での宿を紹介し、京都新聞
読売新聞2社の取材を手配し、京都着の京阪三条にて
取材を受けた事があった。
そして翌日には嵐山の散策を行い、夜にはホテルで句会
を行った。
昼食を摂りながら昼間からビールを飲み、想い出話と
その後の俳句活動、俳論などを奥さん共々語り合った。
あっという間に4時過ぎになり、再会を約してその後ホテル
のある浅草へ向かった。
チエックイン後、荷物を
置き、翌日の花束贈呈の手配に
花屋さんへ向かった。

パソコンで調べてあり、電話をかけてから伺ったた為か
とても丁寧に応対してくれた。
その後、すぐ近くの会場を下見してホテルへ戻った。
翌日7月13日,会場の浅草HUBは12時開場、1時開演
となって
いたので、予定通り朝早くから東高円寺の新中野
キリスト教会
へ行き、9時からの礼拝へ出席した。
ここの牧師先生は大阪高槻から11年前転勤になり、先生の
母親も
今年2月に高槻から東京へ引っ越しをされていた。
大変歓迎され、爽やかな朝の礼拝であった。
その後、又、浅草へ引き返し11時30分には会場の浅草
HUBへ到着した。着いて見れば、嘗てのメンバーは
すでに到着の上、音出しの真っ最中であった。
午後1時からの開演であり、間に15分ずつ休憩を取り
3時40分までの3ステージである。
嘗ての東京大丸の社員による大丸ニューオーリンズジャズ
メンの50周年記念コンサートである。同期のベース担当
H・M君は残念ながら若くして肝臓ガンで亡くなり、奥さんと
娘さんが駆けつけていた。
小生は大坂へ転勤となり現在バンドはリタイアー状態である。
その状況の中、先輩のリーダーでもあるコルネットのH・E氏
は5年前、脊髄のガンである「多発性骨髄腫」を患い、数年前
お見舞いに行った時は、大変な激痛により一週間もの間
眠れず、幻まで見るほどでの激痛を経験したと語っていた。
背骨が曲がり、背丈も低くなるほど気の毒で痛々しさである。
しかし、もう一度ラッパを吹くのだと強い信念を持ち、リハビリと
体調管理に努められ復活を
果たされた。
青春時代バンドで16年間一緒に過ごした兄弟の
ような存在で
あり、薔薇の花束を贈呈して復活を祝った。

このコンサートにかけて、かなり努力されたのであろう?
ラッパの音色も伸びやかで、歌も大変味わいのある内容で
あった。
その先輩の奥さんも若年性アルツハイマーで亡くなられ
先輩は奥さんの介護の為、定年を待たずに退職さてれいた。
いつも祈っていますので、奥様の分まで長生きして下さいと
励ましていたら涙となってしまった。
1ドリンク、1品の入場料3、000円であったが、大丸のOBを
中心に100人強が入り、大変な賑わいであった。
リスナーとして手を叩き、足をふみならし合いの手の声を入れ
大変楽しむ事が出来た。
隣の席に、暫くして話てみてお互いに想い出し嘗ての同僚
上司、など懐かしい顔ぶれを見る事は、夢を見ているかのよ
うな錯覚に襲われた。
全行程を予定通り終え、大変充実した東京行きであった。


本日出会った人:宣伝の松田氏、山田氏、バンドの後輩の
女性福士、高見沢、外商の中島氏、嘗ての先輩真田氏、
本間氏母娘、西塚氏母娘、肥後崎氏、東海林氏、渡辺氏、
藤井氏、河津氏、幸島氏、金子氏,経理堀氏等々。

 

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東京へⅠ、青田原、7月14日(月)

2014-07-14 11:56:33 | Weblog

☆二つ三つ朝日に零れダチュラ咲く
☆朝日射しバス待つ老婦の日傘かな
☆万緑やトトロの出そうな森の闇
<新幹線待合室>
☆外つ人の夏の旅行や京都駅
☆外つ人の赤子英語や夏の駅
☆坊さんの袈裟のスマフォや夏の駅
☆八橋の夏限定や京みやげ
<新幹線車窓より>
☆青田晴れはるか彼方に近江富士・・・花冠コメント付秀句

☆はるけしや青田原なる近江富士
☆無尽とも近江平野の青田原
☆乾上がりて石の流れや夏の川

☆軽トラックの彼方此方停まる青田かな
☆夏草の川幅覆い岐阜羽島
☆日盛りや名古屋の空のうす曇り
<新幹線の車内ニュース東北地震>
☆朝暁の鯰貧乏ゆすりかな
☆矢作川中州の島の草茂る
☆白鷺の一群れ青き水田に
<浜名湖>
☆浮き舟の舫う水面や夏の湖
☆養鰻場のソーラーパネルや夏日さす
☆夏川や鉄橋長き大井川
☆真夏日の左傾に奔る車窓かな
<静岡>
☆整然とお茶の畑や夏の山

☆稜線に鉄塔ならび雲の峰・・・花冠★印4個
☆富士川の河川コートや夏の川
☆夏空の煙突あまたや富士吉田・・・花冠★印4個
☆夏雲の頂き覆い富士の山
☆そびえ立つ青嶺青嶺の熱海かな・・・花冠コメント付秀句

=「青田原」の句に寄せて=
嘗て百貨店の現役の頃東京大丸に在籍していた
16年間はジャズの社内バンドを組み、演奏活動を
行っていた。
そのメンバーより結成50周年の記念コンサートを
7月13日(日)浅草のライブハウスで行うので当時の
メンバーの一人として来て欲しいと招待され、前日の
7月12日(土)の朝より上京して来た。
新幹線の車内で読もうと購入した週刊誌も、全く読む
暇がないほど車窓からの句材収集となってしまった。
京都を出て間もなく、近江平野の青田原は息をのむ
程の美しさと広大さである。いつ眺めても尋常なる
広さではない。
そして、伊吹山を北方に眺め、やがて冬季には積雪で
名高い関ヶ原も今の時季は万緑の森と緑の光景である。
車内の電光テロップの通過案内を見ながら車窓に眼を
凝らす連続であった。
1時間ほどで名古屋を通過し、やがて浜名湖が見え暫く
行けば養鰻場の池が見える。ところが今回、その池を
つぶしてソーラーパネルが延々と設置されていた。
そして又しばらく進むと、お茶畑が山肌に整然とうねり
並ぶ静岡を通過である。
白い煙の立ち上る煙突が林立する街は、富士川添いの
製紙工場のある富士吉田市である。
そろそろ富士山が良く見える場所と、しきりに眺めたが
今日は雲にお隠れか、何処からもまったく見えなかった。
伊豆半島の付け根にあたる熱海から車窓を見ると切り
立った急坂な崖を横切っていた。

 

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烏賊、7月11日(金)

2014-07-11 07:49:24 | Weblog

☆ふるさとの友の便りや烏賊届く
☆ふるさとの海の香りや烏賊の届く
☆潮の香に塩をふりつつ烏賊洗ふ
☆今日も又ふるさと便やメロン着く
☆開け見れば網目真白きメロンかな
☆荒梅雨やコトリと音の新聞受け
☆雨降れど八重の梔子甘き香を
☆朝顔の深き紫紺の垣根かな
☆来る来ると鬼のようなり夏台風
☆歩こうかバスに乗ろうか梅雨晴れ間
☆坂道の川と流れて梅雨出水
☆梅雨晴れ間急がばまわれバスの道
☆梅雨晴れ間日射し明るく青空も
☆雨止めば高きとなりぬ立葵
☆梅雨山や雨雲下り来る嶺の奥
☆嵐去り斯くも青きや夏の空
☆嵐去り蝉の鳴き声まだ少し
☆初蝉の聞いてほどなく止みにけり・・・花冠7月ネット句会銅賞
☆嵐去り忽ち庭の草刈機
☆涼風の窓より青き風来たる
☆あおぞらの斯くも青くて立葵
☆梅雨晴れやノアの方舟斯くのごと
☆梅雨夕焼けあおぞらありて夕餉の香


=「ご案内」=

小生、7月12日(土)・13日(日)の両日は
旅行へ出掛けのため、勝手ながらお休み
させて頂きます。宜しくお願い申し上げます。

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葉柳、7月8日(火)

2014-07-07 19:11:18 | Weblog

<鴨川、四条大橋界隈>
☆川風の四条大橋梅雨晴れ間
☆鴨川の流れ真中や鮎を釣る・・・花冠コメント付秀句
☆鮎掛や肩に竿受け屈み込む
☆梅雨晴れ間遥か鞍馬の嶺に雨
☆朝日差す川床に干しものありにけり
☆葉柳や川端通りは風の中

☆初蝉の聞いてほどなく止みにけり・・・7月ネット句会銅賞
☆梅雨晴れ間日差し明るき青空に
☆雨上がり日差しに向きて曼陀羅華
☆特急の土手草あおり草茂る
☆送電線峰のぼりゆく梅雨晴れ間
☆濃く淡く山滴るや天王山
☆濃淡の山肌極め梅雨の山
☆高槻の青田を併走在来線
☆むらさきの花芯色濃く木槿咲く
☆川風を受けて葉裏や葛茂る
☆又降りて水の匂いや梅雨の野に
☆雨脚の峰奔りゆく白雨かな
☆雨脚の峰駆けめぐり梅雨の山
☆ワイパーの激しく振りぬ白雨かな
☆延々と貨車のコンテナ梅雨深し・・・花冠コメント付秀句
☆株の間のみどりひしめく青田かな
☆じゅりじゅりと諭し鳴きいる親燕
☆兄弟は他人と知るや燕の子
☆星合のせめて今夜は晴れ間欲し(秋)

=「初蝉」の句に寄せて=
今朝は午前中は曇り、午後から雨の天気予報
であった。
朝食後、パソコンを開きながら今朝は朝から
気温が高いな~と思っていたら、蝉が突然鳴き
出した。熊蝉による初蝉の一斉デビューである。
午後からは予想に反して、風が強くなったものの
陽射しまであり、台風とは関係のないような蒸し
暑い一日であった。
蝉が鳴き出すと、暑くて長い真夏の始まりである。

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ダチュラ咲く、7月5日(土)

2014-07-04 19:13:56 | Weblog

☆みどり濃き山河となりぬ梅雨の山
☆川風の微かにありぬ夏柳
☆堰水の眩しく光り夏の川
☆梅雨空の天は明るく晴れにけり
☆梅天のこぼれそうなり黒き雲
☆青柿の雨滴したたり太りけり・・・花冠秀句
☆咲きのぼり天に至るや立葵
☆凌霄花の夕日の色の零れけり
☆茄子苗の花の咲きつつ売られけり・・・花冠コメント付秀句
☆枯れ切らぬ吾身の性(さが)や竹落葉
☆渇れ池となりて草生え夏の沼
☆凌霄花の狂い立つか
に燃え上がり
☆梅雨空の晴れのち曇りまた晴れて
☆空梅雨や草の生えいる池の底
☆との曇る天の灯りや黐の花・・・花冠秀句
☆暗雲の空を支えてもちの花
☆小賢しき紅の実となる花柘榴
☆傘をさすほども間なしや梅雨しぐれ
☆身もちよくひとつこぼれてダチュラ咲く
☆うす闇の曇りの空に曼陀羅華
☆草の間の姫檜扇や朱をほどく

=注釈=
ダチュラ、曼陀羅華・・・朝鮮朝顔

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昼寝人、7月2日(水)

2014-07-02 08:03:12 | Weblog

☆七月や農婦もんぺの畑仕事
☆水田を歩む烏や夏日さす
☆菜園の支柱に空き缶七月に
☆西京極駅のホームの緑陰に
☆梅雨晴れの運動場や赤き土
☆茄子の花支柱あまたの河川畑
☆投げ込みの鯉竿岸に夏の朝
☆との曇る空の広がる梅雨の午後
☆推敲の窓に入り来る青葉風・・・花冠コメント付秀句
☆午睡より目覚め窓にはとの曇り
☆夢に見し吾は少年昼寝人
☆日の角度見て棚を組む夏日かな
☆蔓芽剪るゴーヤの匂い夏日差す
☆ふんぷんと枝のみどりやゴーヤ剪る
☆夕涼やゴーヤの棚の整いぬ・・・花冠コメント付秀句
☆日が落ちて夕風涼し窓の外
☆いきおい良く蛇口をひねる半夏かな
☆朝涼や郁李(にわうめ)熟し赤き実に
☆枝見上げ佇む緑蔭朝歩き
☆葉の萎れ裏の白さや葛茂る
☆青空に斯くも赤きや夾竹桃
☆川風に揺れる
むらさき木槿咲く
☆堰水の煌めき落つや夏日さす
☆日盛りやテニスコートの弾む声
☆雨雲の白く覆うや梅雨の山・・・花冠秀句

=「夏日」の句に寄せて=
去年も鉢植えでゴーヤを育てていたが、雄花が
沢山咲き、下の階のベランダに落ちると迷惑で
あるから今年は止めようと家内と相談していた。

ところが、去年の鉢から知らぬ間に芽吹き、かなり
の背丈になってしまった。
思案しているうちに網戸の細かい目に髭蔓を伸ばし
網戸の上の方まで伸びてしまった。
その生命力の強さに驚き、引き抜くのはしのび難く
なり、鉢の位置を変え、棚を組み育てる準備をした。
知らぬ間に育ち過ぎ、もう下ろせない妊娠のようだ
と独りで苦笑い・・・おっと苦瓜である。
朝方から始め昼前には完成したが、午後3時過ぎ
に確認するとすでに髭蔓はしっかり絡み付きその
生命力には又驚いた次第であった。
余り実が大きくならない種類であるが、日蔭ぐらに
はなりそうである。

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