かつら たろう(桑本栄太郎)/花冠同人

かつら たろう(桑本栄太郎)の俳句ブログ

二月尽、2月28日(金)

2014-02-28 14:19:25 | Weblog

☆さみどりの芽吹きかそけし雪やなぎ
☆ふくらみてさみどり丸く土佐みずき
☆青空を慕い三叉や芽もくれん
☆衒いなく空に伸びおり梅真白
☆ものの芽の伸びて空へと枝の艶
☆石垣の間(あわい)占め居りほとけの座
☆こきこきと竹のせめぐや余寒風
☆剪定と云えど坊主や冴返る
☆山茱萸の芽ぶくつぼみの黄色かな
☆塀に沿い芽ぐむ蕾や山茱萸黄
☆塀に沿い開き初め居り山茱萸黄・・・花冠FB句会コメント付き秀句
☆走り根の歩道を跨ぐ余寒かな
☆残ること決める三羽や春の鴨
☆吹き渡る風の素通り蘆の角・・・花冠FB句会秀句
☆紅梅の青き深空を染めあげて
☆いさぎよく土に緋を置く落椿
☆うつすらと嶺のはだれや二月尽


<四条大橋界隈>
☆大橋の遥か北山はだれ居り・・・花冠FB句会コメント付き秀句
☆旅人の四条大橋春の風
☆鴨川の四条大橋余寒風
☆浅春の風の高みや鳶の声
☆芽柳や川端通りと云う風に
☆春朝の外つ人訪う祇園かな
☆弁柄の花見小路や春の旅
☆春水の瀬音ゆかしき高瀬川
☆勇碑の濡れて春雨降りにけり

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霾ぐもり、2月26(水)

2014-02-25 19:18:27 | Weblog

☆朝の窓開けて山河の霾ぐもり・・・花冠FB句会秀句
☆春光の色めき立ちぬ芽もくれん

☆大阪駅を出でて淀川春の波
☆残ること決めて過疎とや春の鴨
☆一眠りしてパソコンの遅日かな

☆満天星の芽吹き伸びいる朝日かな
☆下萌えや淀川土堤を走る列
☆夕日背に窓の家路や春の雲
☆夕照(せきしょう)の畑に明るき花菜かな
☆さみどりの畦の青めるハウスかな
☆白菜のしろき外葉や茎立ちぬ
☆サッカーの河川広場や春きざす
☆春光のこずえ色めき立ちて見ゆ
☆野火守の肩に箒や川の土堤
☆凧纏うさくら並木の日差しけり
☆春耕の乾びて白き荒起こし
☆春日さす青雲抱き山の笑む
☆うす紅の細き流れや枝垂梅
☆数え得るほどに非ずや梅ひらく
☆青空と雲を背に借る梅見かな
☆香り来る一木紅や庭の梅
☆隣りにはつぼみの天に梅ひらく
☆春空と言うさざめきや庭の木々
☆暮れゆけば忍び寄り来る余寒かな

 =注釈=
霾ぐもり・・・(よなぐもり)と読み大陸から渡って来る
        黄沙の事。つちぐもり、黄塵、つちふるとも。

=「余寒」の句に寄せて=
昨日より天気予報通り少しづつ気温が上がり、日中は
春めいた気候となって来た。

昨日のテレビ報道によれば、日米の関係が微妙に険悪に
なりつつあると言う。安倍総理の靖国神社参拝の件に
ついてである。その前に、去年アメリカによるシリアの
空爆を日本政府が容認するよう世界に向けてメッセージ
を要請され、日本政府は嘗てのイラク空爆の件もあり
シリアの空爆容認は結果として行わなかった。
その事によりアメリカは国際世論が容認しないとして空爆
は断念した。
そしてバイデン副大統領が韓国へ訪れた際、朴大統領
より靖国神社参拝を思い止まるよう日本へ伝えるよう
要請され、当面はそれは無いであろうと朴大統領へ言い
日本へその事を伝えたところ、安倍総理は「いずれ」は
参拝すると伝えた。
ところがその直後、去年、安倍総理は靖国神社の参拝を
実施した。アメリカでは「いずれ」は直ぐにではないであろう
と思い、安倍総理の思いと齟齬をきたしてしまい、バイデン
副大統領の面目は丸つぶれとなってしまった。
そして報道のようにその行為は、「失望した」と発信された。

そこで小生の意見である・・・。
安倍総理のみならず政府閣僚は参拝を当面自粛すべき
である。靖国神社は戦争による兵士の御霊を祀る施設と
言いながら、何ら公的施設ではなく民間の一宗教法人で
ある。A級戦犯者が合祀されて以来、天皇陛下も参拝を
控えられていると言う。確かに、アメリカ主体の占領軍に
よる極東軍事裁判については、成分法(最初に法律を定める)
では無く、戦勝国による敗戦国を裁くという、泥縄的裁判の為、異論のある所ではあるが、ポツダム宣言の無条件降伏
を受諾し、その後サンフランシスコ条約により、国際社会へ
復帰を果たした経緯を思えば、戦後秩序として受け入れる
事にはやぶさかでは無いはずである。否守るべきである。
又、戦争による犠牲者は軍人や兵士ばかりではなく、民間
の犠牲者(女、子供、老人)が数百万人にものぼり、宗教を
超えた、戦争犠牲者全てを哀悼する国立施設を早急に作り
国内ばかりではなく海外からの首脳達もそこへ案内すべき
である。例えば、アメリカのアーリントン国立墓地のようにで
ある。

そして8月15日の終戦記念日には天皇陛下、総理を初め
閣僚も出席し、戦没犠牲者の哀悼の式典を行い、不戦の
誓いをそこで
新たにするべきである。
特に中国、韓国よりこれほど日本バッシングを受け続け
れば日本国民、特に若い世代は自尊心まで傷つけられた
と思い、両国へ反感を募らせるであろう。
現在日本の政策は右傾化して来ていると、両国はもとより
世界から思われているそうであるが、その反感感情を
利用して、特定秘密保護法、憲法解釈、ひいては憲法
改正へと利用されては堪らない。国民はそのように穿って
解釈してしまうのである。
中国のあらゆる覇権的行為、韓国のヒステリックな日本
叩きの口実を少しでも無くさなければならない。

何故、靖国神社の代わりの国立の哀悼施設などの建設の
議論が出ないのであろう?その国立哀悼施設での式典を
日本国として行い、その上で総理初め閣僚が個人的に参拝
するのであれば、両国から主権を侵すが如きバッシングの
言われは無くなると思うが如何であろう?
今日も彼の国より黄沙が日本に及びその上、PM2・5と
言う危険な大気まで広がり、山河は霞んでいる。



 

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遅日、2月23日(日)

2014-02-23 18:00:31 | Weblog

1☆芽柳のさみどり川の風のまま
2☆山茱萸のふくらみ初むる蕾かな
3☆料峭の木々の葉擦れの途切れなし
4☆犬ふぐり畦にうからを想いけり
7☆薄氷の光る田中や朝の車窓
11☆子等の声明るき庭の遅日かな
<六甲アイランドへ>
13☆六甲の斑雪朝日に望みけり
14☆春潮の波へ乗りだすモノレール
15☆コンテナの埠頭へ高く春の波・・・花冠FB句会秀句
16☆春潮の耀き夕日かげりけり
17☆夕照(せきしょう)の神戸埠頭や春の波

20☆茎立や菜園人の見当たらず
23☆早春のさみどり色や山微笑む
24☆茎白く立って夕日の春大根
25☆”春の小川”音楽ながれ梅田駅
27☆サンシェード揚げて春光容れにけり
28☆サッカーの河川広場や春きざす
30☆残ること決めてくつろぐ春の鴨
31☆髪乱れ春は名のみと言う風よ
34☆下萌えや支柱のめぐる梨畑
35☆春耕の乾びて白き荒起こし
44☆まんさくの仰ぐ深空に解きけり・・・花冠FB句会コメント付き秀句

 

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春空、2月21日(金)

2014-02-20 20:16:50 | Weblog

☆まんさくやバス待つ朝のバス停に
☆伊丹へと目指す機影や春きざす
☆春日さす車窓の日除け全開に
☆回るもの止まるもありぬ風車
☆遠山の峰の白さの斑雪かな
☆枝先の艶めき覚ゆ雨水かな
☆下萌えや稲株白く並び居り
☆ほつほつと芽吹き促す日射しかな
☆春耕の田中の水の光りけり・・・花冠FB句会秀句
☆山すその甍かがやき風光る・・・花冠FB句会コメント付き秀句
☆案内のテープ流るる春のバス
☆庭梅の風に香るや去りがたし
☆春光のバスの車内に日射しけり
☆さみどりの細き芽ぐみや雪柳
☆野放図と云う衒いなき野梅かな
☆青空の峰の谷間の斑雪かな
☆もくれんの芽の奔放に春の空

☆しなやかに風に青める柳の芽・・・花冠FB句会コメント付き秀句
☆料峭や枝葉ざわめく庭の木々

☆西山の峰の白さよ鳴雪忌
☆吹き荒ぶ嶺の風吹き老梅忌
☆若枝の伸びて艶めく風生忌

=注釈=料峭(りょうしょう)と読み春風が寒く感じられること。

=「料峭」の句に寄せて=
天気が良く、日射しは眩しい程ながら相変わらず風が
冷たく、近在の嶺の谷間の雪は少しも消える事がない。
最近、芸術に関して世間を驚愕する出来事があった。
モーツアルトの再来と騒がれ、その風貌より一躍人気に
なったクラシック音楽界の新星、佐村河内守氏にゴースト
ライターと言う、陰の作曲家が居たと言うことである。
佐村河内守氏が作曲したと言われる「HIROSHIMA」
はCDが17万枚以上も売れ、クラシック界では異例の
事と言われていた。
NHKの特別番組でも紹介され、難聴と言う障害を持ち
ながら中世の美しいメロディーを主体としたモーツアルト
にも匹敵する作曲家と言われていた。
その曲は確かに素晴らしいものであり、最初から合作と
して世に出ていればと、悔やまれてならない。
ここで誤解の無いよう先に述べておく事は、難聴と言う
障害を前提とした物語を作り、世間を欺き陰の作曲家が
いて、それを恰も独りで作曲したかのように世に出す事は
勿論許される事では無く、芸術と世間を冒涜する行為と
言わざるを得ない。
しかし芸術の本質を語る時、果たして絵画なり、彫刻なり
音楽なり、文芸なり、その他あらゆる芸術の実質的な本物
をどれだけの人が正しく理解しているのであろうか?
と思う事も事実である。
よく絵画展などに出かければ、作品を鑑賞する前に、先ず
作者の説明を克明に読み、それから作品を鑑賞している
光景はよく見られる事である。その他、あらゆる芸術分野
に於いて、芸術とは関係の無い芸術家の私生活に関する
話題がテレビなどで報道されれば、大変なニュースとなる
事も確かである。
小生の主張したい事は、芸術とは芸術家個人の作品は
勿論、世間の殆どの人達はその芸術家個人に纏わる
依ってきたるところの来歴、人生観、又日常などの情報も
含めて鑑賞していると言う事ではなかろうか?
人間にとって芸術を鑑賞すると言う行為は衣、食、住の物
そのものではなく、生きる為に必要な精神生活と言う、心の
栄養を得る為なのである。その作品がどのように鑑賞する
人にとって、心の琴線に触れ、感動を与えられるかと言う
事である。
今回の事件を通じて、あらためて芸術とは?との本質を
深く思い知った人達は多いいのではなかろうか?
不肖の子ほど出来が良いとも言われるように、交響曲
「HIROSHIMA」は素晴らしい曲であり、鎮魂の曲に値する
と思うの小生であるが?どうであろう。

 

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風光る、2月18日(火)

2014-02-17 18:12:41 | Weblog

1☆春雨やしずく滴り朝のバス
4☆淀川の白き小舟や春の岸
6☆伊丹へと降りる機影や春きざす
7☆春泥の日陰の水の光りけり
8☆餌を撒く人に群がり春の鴨
10☆日曜の園の門扉や風車
11☆梅が香の角を曲がれば教会へ・・・花冠コメント付き秀句
12☆雲走る深空見上げつ梅見かな
14☆畑隅の白き野梅に日差しけり
16☆耕さる土塊(つちくれ)白き春田かな
19☆建売の幟はためく余寒かな
23☆段堰の飛沫(しぶき)きらめき風光る
24☆青空に金樓梅ほどき日射しおり
25☆仰ぎ見る空にまんさく解きおり
26☆金樓梅の花びら解く川辺かな
27☆まんさくの瀬音聞きつつ下りけり・・・FB花冠秀句
28☆芽柳の風の瀬音に青みけり
=注釈=・・・金樓梅(まんさく)
早春に他の木々の花に先駆けて咲き、その花は
黄色い毛糸をほぐしたような奇妙な形態である。
葉の芽吹きは後からであり、先ず咲く為にまんず
咲く(まんさく)とも、その形態が豊年満作とも
言われ、漢字では万作とも書く。例年であれば
1月下旬には咲く所、今年はかなり遅かった。

=「金樓梅(まんさく)」の句に寄せて=
今日2月17日は定期的に通院している脳外科
への受診の日であった。いつものように血圧管理の
手帳を提示し受診したが、10年間に亘る外科の
担当医であり、術後の体調と投薬のみの話の後
殆ど世間話に終始してしまった。
退職し年金生活の事などが中心ながら、政治の
話題まで広がり、4週間に1回の受診も和やかな
ものであった。
全国的な大雪の後雨が降り、今日は晴れて気温も
上昇し、春めいた穏やかな日和である。病院専用の
連絡バスで戻り、いつもの調剤薬局へ行き、帰りは
少し遠回りになるものの、まんさくの花の巨木がある
川べりを散策しながら帰宅した。
今年は開花がかなり遅く、昨日バス停脇に少し咲いて
居るのを見かけ、その目的の為まんさくの毎年咲く
川べりを散策したのである。蝋梅はすでに咲いている
ものの、三茱萸(さんしゅゆ)の花の開花もかなり遅く
次はその花の現場に出かける心算である。

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早春の洛西Ⅱ、春の雪、2月15日(土)

2014-02-14 19:36:53 | Weblog

☆沈丁のむらさき匂うつぼみかな
☆沈丁の未だつぼみのかたまりぬ
☆遠嶺の日射す明かりの斑雪かな
☆畦道の春は名のみの余寒風
☆吹きさらす風の野面や蓬萌ゆ・・・花冠秀句
☆水仙の瓶に詰めらる無人店(だな)
☆蒼天の楽譜となりぬ銀杏芽木
☆梅ひらく一木のみの白さかな・・・花冠コメント付き秀句
☆青空の紅の一輪丘の梅
☆きのう見て又見る丘の梅二月
☆青空に紅梅一輪開きけり
☆木々揺らしつぼみ揺るるや余寒風
☆陽光の眩しく日射す余寒かな
☆ばさばさと傘に音たてしずりけり
☆靴跡の白の行き交う春の雪・・・花冠秀句
☆両膝の力む歩みや春の雪
☆階段のなんば歩きや春の雪
☆淡雪の手すりの滴きらめけり

=注釈=
なんば歩き・・・手と足を同じ方向に出して歩く歩行の事。
                    踵からの着地ではなく、つま先から着地の
          摺り足のような歩き方。
          手は大きく振らず腰に添える程度であり
                    坂道では
膝上に手を添える事により膝も
                    保護出来る。特に急坂な坂、階段の時の
          歩行として有効である。
          江戸時代の着物とぞうりの文化であり
          長時間の歩行に適していた。

 

 


 

 

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早春の洛西、余寒風、2月12日(火)

2014-02-12 17:40:17 | Weblog

1☆ふつくらと紅の頬笑む椿かな
2☆土堤草の黒き途切れや野焼川
3☆蒼天の楽譜となりぬ銀杏の芽
6☆山裾へ歩み近づく斑雪嶺
8☆残雪の峰のあわいの日射しけり
9☆下萌えのうすきみどりの株間かな
10
☆山裾の甍輝き風光る
11☆吹きさらす野面吹き抜け余寒風
14☆たんぽぽや白髪の母の寄りそいて
15☆薄氷の融けてさざ波走りけり・・・花冠コメント付き秀句
16☆たびらこの花の紫震えおり
17☆その村の斎藤性や風光る
18☆蝋梅の標となりし門扉かな
20☆茎立や草取りすすむ姉被り
21☆豆の花支柱の高き葉の陰に・・・花冠秀句

22☆揚ひばり空の青さに逆らわず
23☆ほつほつと泥に生れし蘆の角
24☆青空の紅の一輪丘の梅

 =「余寒風」の句に寄せて=
風はあるものの、日差しの光りに強さがあり
思いたって散策に出かけた。
風が冷たく防寒着をしっかり着込み、いつもの
街中を抜けて山裾の田園に向かった。
数日前に降った雪が未だ嶺筋に白く残り日々の
寒さを想わせる。
20分も歩けば街中を抜け、田園に着く。
吹きさらしの風が、頬に痛いほど過ぎるものの
犬ふぐり、ほとけの座、たんぽぽ、なずな、等の
花が咲き、日差しは力強かった。
少し小高い丘となっている当地から遥か眺めれば
淀川の下流が望まれ、そしてその向こうに生駒山の
なだらかなうねりが薄く霞んで見えている。
畑を見れば残り菜がかなり茎立ち、菜花となって
咲いているものもあった。
風が強い中でも老夫婦の畑の手入れに余念の
ない、屈んだ光景があちこちに見られた。
真っ青な空に、早くも揚雲雀のさえずりが聞かれ
この寒さの中を・・・と驚いた。
野に出れば、田園の植物、鳥達は温かい春が
待ちきれないようだ。

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磯菜摘む、2月10日(月)

2014-02-10 09:00:04 | Weblog

☆斑雪野や路面耀く朝のバス
☆嶺を越え峰を覆いて春の雪
☆竹林の風梳き通る斑雪かな・・・花冠秀句
☆春雪の晴れて陽光燦々と
☆春泥となりし小路を教会へ
☆淀川の小舟岸辺や春きざす
☆生駒嶺の遥か連なる斑雪かな
☆部活子のグランド走り春きざす
☆何となくむらさきめくよ桜芽木
☆老梅の紅の頬笑む朝日かな
☆青空に紅の映えおり梅一輪
☆庭梅の一二輪かな空へ紅
☆紅梅を見上げる吾に犬の吼ゆ
☆梅が香や青き御空に紅ひらく
☆谷筋に白きもの見え冴え返る
☆午後なれば日射し燦々春の雪
☆生駒嶺の遠くつらなり春霞
☆追い越して寒の戻りや新幹線
☆生駒嶺のうねりはるかや春うらら
☆梅古木紅の長岡天神に
☆日は西に峰の陰おくはだれ嶺

<故郷の早春の追憶>
☆海鳴りの鎮もる磯や春の海
☆引き潮の寄せて遠のき磯菜摘む・・・花冠秀句
☆引潮の水面ふくらみ磯菜摘む

☆引潮の浅瀬辿るや磯菜摘
☆紅梅を背に写真撮り上京す
☆大山の春の雲見え上京す

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春の雪、2月7日(金)

2014-02-06 18:41:54 | Weblog

☆西山の峰に虹立つ春の雪
☆風花の風にゆだねる天女かな
☆風雪の横に降りいる在所かな
☆雲去れば峰に現わる斑雪かな
☆ものの芽の青き枝先伸びにけり
☆寒禽の一斉飛翔やねずみもち
☆枝先のみな反リ返る桜芽木
☆剪り揃う山茶花紅の生垣に
☆ふくらみて紅の頬笑む椿かな
☆三茱萸の堅きつぼみや春逡巡
☆三茱萸の赤き実乾ぶ余寒かな
☆青空へ柿の乾びて冴返る
☆さざ波の風の水面や冴返る

☆笹鳴きの声の遠のく藪の路
☆枯蘆の刈らる水面や風のまま
☆草群のそこの明るく春の雪
☆春雪や聳え見えおり嶺の搭
☆鉄塔の嶺に聳えり春の雪
☆ほつほつと顔に降り立ち風花す
☆くいくいと天の日射しへ桜芽木
☆もくれんの枝の三叉や冴返る
☆山茶花の紅の散り敷く坂の道
☆声揃え部活少女や寒戻る

=「寒戻る」の句に寄せて=
安倍総理の「好循環実現」に向けての施政方針
演説につづき、第186回通常国会の審議が
始まった。
平成25年度補正予算と平成26年度本予算
成立に向けての衆参両院議員による審議である。
ここの所、予算審議の国会中継をかなりテレビ
ラジオにて視聴している。
安倍総理の与党多数による背景のもと、かなり
強引な応答が目立ち、不愉快な場面が多々ある。
政党勢力の順番に始まる為、民主党議員による
質問から始まるものの、突っ込みが弱く空回りの
感じは否めない。
安倍総理は時には「御党の政権の時には何も
出来なかったではありませんか?」と揶揄し
時には罵倒と思える応答には品格に欠け、その
議員は現野党とは言え、その後ろには選んだ
国民が居ると言う事を忘れているとしか思えない。
品格に欠ける応答は国民を愚弄するに等しい
のである。
小生は党より人の主義であり、政策内容、応答
内容で議員を判断しているものであり、是々非々
により、一国民として正しい判断指針を持ちたいと
思う所以である。
与野党の最大焦点は、審議を尽くしたとは到底
思えず強引に決めた特定秘密保護法についてで
あるが、現在抱えている問題には
1、前述の特定秘密保護法、与党の進める集団的
  自衛権の解釈と憲法改正問題。
2、靖国参拝による日本と中韓との外交的対立構造問題
3、4月からの消費税値上げ以降の景気問題
4、消費税値上げと低所得者及び福祉対策
5、福島原発処事故理問題と今後の原発政策
6、TPP交渉のその後の妥結に向けた交渉問題
7、待機児童対策を初め、少子高齢化問題
8、4月以降の消費税値上げと経済、そして社会
  保障問題
9、東北大震災復興に向けての諸問題
以上、政治に素人の小生が挙げたものでもこれだけ
あり、何れも順位の付けがたい同時解決問題である。
それにしても、特定秘密保護法の「何が、誰が、どの様に」
も全く判らず、総理の言う「これまでルールが無いままで
あったのに、ルールを作るんですから」との説明。
「戦前の治安維持法のような法律ではないものと、一国の
総理の私が言うのですから・・」とは頂けない。
安倍総理が永遠に総理を勤める訳では無く、法律が
正式に成立してしまえば、将来の事は誰が担保すると
言うのであろうか?
折りしも内閣府の職員が北九州の海岸に原因不明
のまま、ゴムボートにて死体であがった事案は不気味
である。
今後ここに掲げた諸問題について折々述べてみたい。
夕刻、近在の中学校の部活の女子生徒による
寒風の中をランニングする、声をそろえた可愛らしい
「ファイト、ファイト」の声が聞こえていた。
この平和な日本を決して乱れさせてはならない。



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春立つ、2月3日(火)

2014-02-04 11:49:23 | Weblog

☆山裾の煙りたなびき春立てり
☆星くずの落ちてきらめく犬ふぐり
☆水匂い風の匂うや春立ちぬ
☆竹林を抜けて野池や春の風
☆ちろちろと土管の音や春の水
☆山里の甍耀き春立てり
☆草陰の瑠璃の震えや犬ふぐり
☆スキップして少女散歩や春隣り・・・花冠秀句
☆雨に濡れそこの明かるき枯野かな
☆水禽の潜る水面や静寂に
☆土堤に沿い黒きうねりや畦火跡
☆米びつの軽ろき音たて寒終る・・・立春句会特選
☆挿し歯抜け真夜の目覚めや寒の明け
☆枝先の濡れてむらさき寒明くる
☆紅梅のつぼみふふめり朝の雨
☆雨だれの枝につらなり梅ひらく
☆雨だれの紅のしずくや梅一輪
☆雨だれのつたい耀き春の雨
☆庭梅の紅の一輪開きけり
☆土堤に群れ線路華やぐ野水仙・・・花冠コメント付き秀句
☆日矢の射す嶺の明りや春立ちぬ
☆西山の峰の雲晴れ春の虹

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