かつら たろう(桑本栄太郎)/花冠同人

かつら たろう(桑本栄太郎)の俳句ブログ

寒卵、1月29日(水)

2014-01-29 12:51:02 | Weblog

☆炊きたての白飯にかけ寒卵
☆探梅のつぼみふくらむ日射しかな
☆探梅の空の青さやヘリコプター・・・花冠コメント付き秀句
☆蒼天のつぼみふくらむ寒の晴れ
☆一天の雲なき青や寒の晴れ
☆青空へつぼみふふむや春隣り
☆ゆうらりと梢の影や寒ゆるむ
☆錦木の枝の尖りや寒の晴れ
☆三茱萸の丸き冬芽の日差しけり
☆風除けの枯葉のままの冬芽かな
☆寒禽の翔べばぱらぱら種の音
☆鈴懸の実の青空へ寒の晴れ
☆学び舎のチャイム鳴り居り寒ゆるむ・・・花冠コメント付き秀句
<故郷の遠き日の想い出>
☆寒凪のはるか遠きに隠岐の島
☆海苔掻きや潮のうねりをかわしつつ・・・花冠コメント付き秀句
☆海鳴りを聞きつつ氷柱そだちけり
☆海鳴りを背なに聞きおり寒やいと
☆氷柱より落つる滴の楽となり
☆寒餅や手の入れがたき甕の水
☆藁屋根の母屋の軒の氷柱かな
☆軒ふかき母屋にそだち氷柱垂る

=「春隣り」の句に寄せて=
昨日につづき、今日も雲ひとつなく穏やかな
寒晴れの朝であった。朝食後暖かい台所で
新聞をゆっくり読んだ後、買物がてらに散策
に出かけた。
図書館へも行く為、五冊入りの布袋を肩に
掛けすぐ近くの公園を振り出しに出発した。
丘の上の公園には小さな梅林があり、先ず
探梅が目的である。赤い蕾がかなりふくらみ
うっすらと開きかけているがまだ開花までには
至らなかった。暫く梅を見上げていると青空の
彼方にヘリコプターの機影が日差しを浴びて
煌いていた。
それにしても、少し丸みのある丘の上の公園の
頂きから眺める空は真っ青であり、ぐるりを
見ても全く雲ひとつなく、思わずため息が出
そのついでに深呼吸を何回も行った。
図書館へ本を返却後、借りる本を又一旦預け
散策して廻った。
しばらく歩くうちに身体が熱くなるほどの無風の
穏やかで暖かい寒晴れである。
処どころに、蝋梅は咲いているものの、三茱萸の
花はまだ丸い冬芽のままであり、まんさくの冬芽
は枯葉をつけたままの、尖り芽のままである。
楓の冬芽は小さく堅いものの、枝がむらさき
めいている。春の足音とは、眼で聞くものらしい。
もうあと一週間ほどもなく、立春を迎えるのである。
しかしこの冬は三寒四温とは行かず、寒暖の差が
日替わりで来るらしい。

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蝋梅、1月27日(月)

2014-01-27 08:31:06 | Weblog

☆雨粒の時々窓へ春隣り
☆寒の雨西の空より晴れゆけり
☆寒林といえど枝先空へ空へ
☆山茶花のこぼれ紅敷く坂の道
☆雨あがり水面耀よう寒の川
☆枝先のむらさきめくや春隣る
☆寒の雨あがり舗道の光りけり
☆雨雲の上の蒼天寒の雨
☆日曜日のグランド混みて春隣り
☆蝋梅の道の明かりを教会へ・・・花冠コメント付き秀句
☆水禽のつがいづつ浮く水面かな

☆遠山の眠りを揺する日射しかな
☆移りゆく雲の影去り山眠る
☆冬萌えや田道の草のうすみどり
☆信貴生駒ゆるり連なる冬霞
☆遠山となりし生駒や冬がすみ
☆山肌の日射す明かりや春近し・・・花冠秀句
☆枝先のむらさき匂う寒の雨
☆バス窓の濡れる家路や片しぐれ
☆坂道のバスの家路の時雨れけり

=「蝋梅」の句に寄せて=
昨日の日曜日は、朝から晴れているものの
小雨のぱらつく中を高槻の教会へ礼拝へ
訪れた。
いつものように、朝からバスに乗って出掛け
るのであるが少し気温が緩んでいるせいか
木々の枝先が雨に濡れうるみ、紫がかって
見えていた。少しづつ気温があがり、雨と共
に春めいて来るものと思われた。
バス、電車の車窓の光景を眺めながら句帳
を広げ、いつものように眼につくものをしっか
り書き留め独り吟行である。
教会へと急ぐ道すがらの光景は、見るもの
全てが目新しく、心弾む光景である。
昨日は教会の25年度決算総会も行われ
少し帰宅も遅くなった。
先週の日曜日に東京へ引っ越すことに
なったF姉妹に引き続き、Y姉妹も病気で
自宅療養の母の看護の父の手助けの為
しばらく教会へ来れなくなるとの報告が
あった。教会へ集う人々は共に主を崇め
神の子供としてお互いに「兄弟、姉妹」と
呼び合っている。牧師先生は勿論、いつも
礼拝にて顔をあわせ交流している方々の
お顔が見れなくなる事は、信仰は神と自身
との絆とは言え、大変寂しい事である。

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日脚伸ぶ、1月24日(金)

2014-01-24 09:45:16 | Weblog

☆早暁の嶺の端ほのと春隣る
☆剪定の瘤より枝の冬芽かな
☆真直ぐなる枝の空へと寒晴るる・・・花冠コメント付き秀句
☆寒林の白き枝伸ぶ銀杏かな
☆山茶花の紅を散り敷く
垣根かな
☆竹林の白き粉噴き寒厳し
☆こんもりと桂離宮や寒の森
☆映画果て新京極や日脚伸ぶ
☆二ン月の人のまばらや商店街
☆五ヶ国語の商店案内寒土用
☆地下鉄の地上へ出でし寒の暮れ
☆冬川や白きマルチの河川畑
☆嶺の端の日差し明るく寒の雲
☆目測のゲートボールや日脚伸ぶ
☆部活子の声駆けめぐり日脚伸ぶ・・・花冠コメント付き秀句
☆下校子の黄色帽子や日脚伸ぶ・・・花冠コメント付き秀句
☆天を向く銀杏小枝の冬木かな
☆嶺の端のほのと暮れゆき春隣る

=「日脚伸ぶ」の句に寄せて=
昨日23日、予てから観たいと思っていた映画
「永遠の0」を京都市内、新京極の映画館にて
観て来た。
ある程度期待していたものの、これほど奥深い
見ごたえのあるものとは思わず、大変感動した
作品であった。
映画の主人公の祖父、宮部久蔵は0戦の搭乗
員として素晴らしい飛行技術を持ちながら
”海軍一の臆病者”と言われ、生還する事に
執念を燃やしながら、何故特攻隊員として戦死
する事になったのか?結婚して、まだ生まれた
ばかりの子供を残して、戦場での非人間的な
戦争の日々の真只中にいて、「生還する事」が
家族へと努めであり、絶対に生きて帰るとの
執念を燃やし、その事が軍隊と言う非人間的な
組織の中で受け入れられる筈もなく、大変な
苦悩であった。
戦争も末期になるにつれ、飛行機も少なくなり
優秀な搭乗員もいなくなり、ただ飛行機を飛ばし
「体当たりが出来れば良い」との軍隊の方針に
教官として、学徒出陣して来た部下の訓練に
当たる宮部久蔵の苦悩は、察するに余りある
ものがあった。
結果、あれほど生還を望んだ宮部に特攻命令が
下り、整備不良で途中帰還を余儀なくされた自身
の飛行機を部下へ譲り自身は突っ込んで行く。
他の隊員達と戦争の無い、日本の将来を夢見て
家族を初め、日本の明るい未来を信じて、特攻に
散って行った兵士の大いなる犠牲により、今の
日本の飽食と繁栄がある事を考えた時、涙が
溢れ出て嗚咽しそうであった。周囲の観客席
からも、洟をすする音が沢山聞こえていた。
私達はその事に深い思いをよせ、大切に生きて
行かなければと思った。一押しの名映画である。

[あらすじ]

祖母の葬儀の席で会ったことのない実の祖父宮部久蔵(岡田准一)の存在を聞いた佐伯健太郎(三浦春馬)。司法試験に4回落ち、進路に迷っていた健太郎は、太平洋戦争の終戦間際に特攻隊員として出撃した零戦パイロットだったという祖父のことが気に掛かり、かつての戦友たちを訪ね聞き取りに回る。そして、天才的な技術を持ちながら
“海軍一の臆病者”と呼ばれ、生還することにこだわった祖父の
思いも寄らない真実を健太郎は知ることとなり……。

 [解説」

零戦搭乗員の悲劇を描いた百田尚樹のベストセラーを、『ALWAYS』シリーズなどの監督・山崎貴が
映画化した戦争ドラマ。祖父の歴史を調べる孫の視点から、“海軍一の臆病者”と呼ばれたパイロットの真実の姿を、現代と過去を交錯させながらつづっていく。主人公の特攻隊員役に、『天地明察』『図書館戦争』などの岡田準一。現代に生きる孫に三浦春馬がふんするほか、井上真央や夏八木勲など、若手からベテランまで多彩な俳優が共演する。生と死を描く奥深い物語はもちろん、サザンオールスターズによる心にしみる主題歌にも注目。
 ~~~MOVIX京都映画案内の詳細より~~~

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寒の雨、1月22日(水)

2014-01-21 18:39:24 | Weblog

☆寒林の凛と蒼天ささえけり・・・花冠コメント付き秀句
☆寒禽のゆるり歩むや木々の陰
☆山茶花や紅の散り敷く坂をゆく
☆峰襞の白きまだらや寒晴るる・・・花冠秀句
☆耀ようて瀞に落つるや寒の川
☆青空と雲の水面や寒の川
☆寒晴れや峰の谷筋しろきまま
☆寒晴れや堰落つ水の道すがら
☆強霜のエンジン噴かす朝の音
☆枯草のあまた下流へしなりけり
☆枯萱の眼前の土堤を歩みけり

☆土堤道の砂利の足裏や寒の川
☆白鷺の足せせりおり寒の川
☆部屋干しの残り香ほのと寒の雨
☆小走りに独り登校寒の雨
☆寒の雨老いし姉妹の転居かな
☆句を詠めば読む人詠う寒の雨
☆季語問えば直ぐに応えん寒の雨
☆大寒や衒いなき句の一顧だに
☆峰筋の白き明かりや寒の暮れ

=「寒の雨」の句に寄せて=
副題(俳句は読み手がつくる)

先日、NHKラジオを何気なく聞いていた
ところ、哲学者との対談の内容であった。
俳句ロボットが作った俳句との関係を論じ
人と人との繋がりの関係についてである。
俳句の作者と読者との間の関係についての
内容は大変興味深いものであった。
俳句は作者が作るものの、その俳句を読む
読者も又俳句を作っているのだと言う。
俳句の作者は、見たもの、感じたもの、又
作者の心情を意図して作句するものの
読者
はその提示された俳句を読む事により
読者自身の中に読者の句を形成すると言う
のである。
俳句の詠み手と読者との間には、季語と
言う共通認識があり、その季語の提示に
より読者はその俳句の意図とするところの
イメージを膨らませ、読者自身の中に俳句
そのものを完成すると言うのである。
確かに、俳句を趣味として続けている中で
よく俳句の詠み手は、詠んだだけでは完成
せず、読者があって初めて完成するとは良く
言われることである。わずか十七文字と言う
世界で一番短い詩形の中では、俳句の作者
が詠む意図は読み手によって色々解釈が
違うところは良くあることであり、趣味の俳句
といえども詠みっぱなしでは、独りよがりと
なってしまい勝ちである。
この辺りが出来るだけ沢山の人の眼に触れ
批判を仰ぎたいと思う所以なのである。
その意味では、詠み手と読者の共通認識の
「季語」の、如何に重要であるかを再認識
させられた次第である。

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大寒、1月20日(月)

2014-01-20 10:53:40 | Weblog

☆寒林の蒼天支えゆるぎなし・・・花冠コメント付き秀句
☆降る雪や彼方の嶺のさざれ白
☆初雪や団地の庭の穢れなし
☆街中のビルの日射しや寒の晴れ
☆音の無き朝のしじまや雪の庭
☆凍雲の途切れ青空のぞきけり
☆水の無き川の岸辺や真菰枯る・・・花冠秀句
☆涸川のしろき蛇行のさざれかな
☆両足に力込め行く雪の朝
☆ようやくに立ちし日のあり寒卵
☆ありがたき黄味のふたつや寒卵
☆大寒の嶺のつらなり青空へ
☆大寒の空へ梢のゆるぎなし・・・花冠コメント付き秀句
☆大寒の医科に待ち合う二人かな
☆大寒や共に受診の老いふたり
☆大寒の瀞の揺れおり水の影
☆大寒の水底ゆらぎ光りけり
☆寒晴れや堰落つ水の光りおり
☆枯草のあまた下流へ撓りけり
☆土堤道の砂利を踏みつつ寒の川
☆寒行の笠に日射しや僧ふたり
☆受診後の妻体操へ寒土用

=「大寒」の句に寄せて=
昨日の朝は車の音もなく、大変静かな
夜明けであった。起床してすぐ戸外を
眺めれば辺り一面の銀世界であった。
日曜礼拝に高槻まで出かける予定で
あり、バスなどの遅延も考えられた。
今日は、礼拝のあと東京へ引越しを
する先輩のお婆さんの送別会を兼ねた
昼食会の予定があり、必死に出かけた。
電車に乗り高槻まで来て見ると、雪は
全く無く、大山崎辺りが境界線となって
いるようだ。
風が冷たく、昨日の当地京都は下が-1

上が3、6度とかなり低かったようである。
今日、大寒の日は昨日より風も無く穏やか
で、気温も少しましである。今日は予てから
予約してあった脳神経外科の受診を二人
で行った。小生は一昨年の手術後の経過
観察であり、家内は小さな脳動脈瘤があり
これも又経過観察である。
家内の動脈瘤は、ほとんど判らないほどで
あり、あまり心配しないように言われた。
二人とも一年に一回の経過観察で良いと
言われ、少し安堵した次第である。
病院の連絡バスで帰宅途中近くの川沿いを
独りで散策してから帰宅した。
大寒の日とは言え風も無く穏やかな寒日和
であった。

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涸川、1月18日(土)

2014-01-18 09:24:16 | Weblog

☆もくれんの冬芽艶めく青き空
☆寒晴れの日輪抱き歩みけり
☆散り敷きる山茶花紅の坂の道
☆探梅や堅きつぼみの丘の風・・・花冠コメント付き秀句
☆枯蘆の彼方に嶺の極めけり
☆あおぞらへ背伸び讃歌や冬芽どち
☆鉄塔の嶺につらなり寒晴るる・・・花冠秀句
☆プロペラの白き楓の冬木かな
☆見詰めれば天の凍雲ゆるぎおり
☆竹筒に燈点し祈る阪神忌

<芦屋~六甲アイランド>
☆岸壁のつたい走るや寒の潮
☆寒波の光り揺らめく神戸港
☆寒晴れの空に乗り出すモノレール
☆冬潮の遥か沖なる煙り立つ
☆寒林の車窓やうすくむらさきに
☆寒晴れや芦屋の浜の松林
☆松籟の芦屋の庭に枇杷の花
☆涸川となりて蛇行や芦屋川

☆寒晴れのビルの鏡や青空に
☆回送の特急併走寒の晴れ
☆山崎を出でて長岡山眠る
☆山崎の竹林ふかく山眠る

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寒晴れ、1月16日(木)

2014-01-15 18:05:38 | Weblog

☆水色の空に背伸びや冬芽どち
☆一群の声の渦巻く寒すずめ
☆リーダーの誰とも知れず寒すずめ
☆赤き実の空へ干乾び寒晴るる
☆もくれんの空に放てる冬芽かな
☆幼らの手つなぎ散歩や冬ぬくし
☆凍雲の高きに在りて動ぜざる
☆水鳥のつがいの離れ呼び合える
☆かいつぶり潜り水輪の残るのみ
☆水禽のはるか彼方に浮かびけり
☆枯蘆の風透き通しゆらぎ居り(推敲)・・・花冠コメント付き秀句
☆池の辺の風の吹き抜け蘆枯るる
☆鉄塔の嶺につらなる寒の晴れ
☆プロペラの白き楓の冬木かな
☆寒晴れや一点白き放れ雲
☆見詰れば天の凍雲ゆるぎ居り
☆寒菊の一塊やむらさきに
☆赤き実をかざし三茱萸冬の日に
☆むらさきの渦の小さきミニ葉牡丹
☆鉢中に鉢のあまたやミニ葉牡丹

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風花、1月13日(月、祝)

2014-01-13 16:22:20 | Weblog

☆大学の赤き煉瓦や寒の晴れ・・・花冠コメント付き秀句
☆廃屋の捺染工場や枇杷の花
☆冬日照るテニスコートや三連休
☆寒晴れの起重機高く日の中へ・・・花冠コメント付き秀句
☆一月の真中や川の涸れ尽きぬ
☆水のなき河原散歩や寒の犬
☆剪定の切り口晒し寒波来る
☆枯草の下流に向きて岸の辺に
☆冬耕の畝間の水の光りけり
☆稲株の白き車窓や冬田晴れ
☆寒風の都大路や女子駅伝
☆日射し居るバスの車内や冬温し
☆水鳥の飛沫(しぶき)耀き今着水
<寒風の四条大橋界隈>
☆装いてあてなき散策今日成人
☆口紅のどこか稚なく成人日
☆冬日照る花見小路や一力亭
☆川風と比叡颪や鴨川に
☆北おろし四条の橋の風に会う
☆鴨川の彼方に望む雪の嶺
☆あおぞらを掠め風花舞いにけり
☆水色の空や風花舞い揚る

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鏡開、1月11日(土)

2014-01-11 13:36:13 | Weblog

☆青空に根をかざすごと冬木かな
☆寒晴れや梢の空のまつたきに・・・花冠コメント付き秀句
☆乙訓の風吹き払う寒の空
☆押し切りて鏡開の汁粉かな
☆同郷なれば鏡開のぜんざいに
☆うつうつと風邪の籠もりの日射しかな
☆ごぼごぼと脇に湯気立て句の推敲
☆真夜なれば足掻き寄する行火かな
☆鳥の声ときおり聞こゆ寒の晴れ
☆寒晴れや音なき空へ鳥の声
☆寒禽の厳しく鳴けば目覚めけり
☆寒風やファイトファイトの校庭に
☆遠き日の鳥罠たどる雪の原
☆籠り居る明暗しきりや冬障子
☆青空にほのと茜の寒暮かな・・・花冠コメント付き秀句
☆洗いもの手伝う水に咳出でぬ
☆黄昏の暮れゆくほどに冷えにけり

=「鏡開」の句に寄せて=
先日の風邪は熱気も下がったものの、未だ
体調があまり良くない。
起きたままでいるど辛くなり、日に何度も
ラジオを聴きながら横になっている昨日
今日である。横になってうつうつ寝ていれば
しきりに夢を見ているようである。
現役の頃の友人、知人のすっかり記憶から
忘れていた人達が多いいようである。
それも昨日の如く鮮明に想い出し、驚いて
いる。暑さには強いが寒い時季には体調が
あまり良くない事が多いい。寒暖の気温差
による調整が良くない為かも知れない。
体調の良くない時には、記憶の引き出しも
緩んでしまうのであろうか?

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松過ぎ、1月9日(木)

2014-01-09 09:43:07 | Weblog

☆つがいづつ啄ばみ翔ちぬ寒雀
☆雲開き嶺の明るく雪化粧
☆青空の雲の奔るや松過ぎに
☆干しものの影ひるがえり虎落笛
☆水色の空眺め居り風邪心地
☆起き上がり窓に空見る風邪寝かな
☆ラジオ聴き夢のうつつや風邪籠り
☆松明や妻はいつもの医者通い
☆ラジオ聞き五時の時報や日脚伸ぶ
☆立ち呑みの浪速の春や宵戎・・・花冠コメント付き秀句
☆青空の十日戎の浪速かな

☆十日戎浪速の春の五十払い(ごとばらい)
☆宝恵籠(ほいかご)や南地芸妓の笑みの紅
☆福笹を肩に立ち呑む今宮に

<故郷の冬の想い出>
☆海鳴りを背なに聞き居り寒やいと
☆荒磯の石の転がる冬の灘
☆海鳴りを聞きつつ氷柱そだちけり
☆障子戸の外は白じろ雪明かり
☆藁屋根の軒の深きや氷柱垂る
☆砂糖かけ氷柱食いしや遠き日に
☆遠き日の鳥罠たどる雪の原
☆雪しずる音に目覚める仮寝かな

=「松過ぎ」の句に寄せて=
正月を山口の次男の家で孫の初正月を
祝い、4日の朝帰宅したが、4日の夕方
頃から寒気がして風邪心地である。
37度未満の微熱程度であるが、身体が
だるく熱っぽくて堪らない。
微熱程度の為、市販の風邪薬を飲み
入浴もすれば翌日の朝は少しましになる
ものの、又夕方から微熱が出てしまう。
日中は昼食後仮眠を取り休養に努めて
いて、かなり体調は良くなったもののまだ
微熱がある。
赤ん坊がいる山口から帰って来てからで
良かったが、正月の楽しみが過ぎ去って
少し気抜けしてしまったようである。


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