かつら たろう(桑本栄太郎)/花冠同人

かつら たろう(桑本栄太郎)の俳句ブログ

蓮華草、4月29日(月、祝)

2013-04-29 12:09:16 | Weblog

☆股旅の映画を観たり昭和の日
☆小でまりの花や背丈を青空へ
☆青柳や名もなき橋に風を呼ぶ
☆黄金週間の数多家族や草野球
☆黄金週間テニスコートの音弾む
☆葉陰なる楓の花のいじらしき
☆永き日や肩にずしりと買物を
☆春風や幟はためく新装店
☆紅と白まだらもありて躑躅燃ゆ
☆著莪の花木陰に風の高瀬川
☆川床に葉桜の影高瀬川
☆流れゆく車窓はるかに蓮華草
☆山すその竹林赤く山笑ふ
☆バスで行く駅への道の茅花かな

=「皆様へご案内」=
いつもご訪問頂き、有難うございます。
誠に勝手ながら5月1日~2日は、初孫
のお宮参りで、山口市まで出かけます。
待望のご対面です!!。
3日から又再開の予定でございます。
何卒よろしくお願い申し上げます。

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虻の昼、4月26日(金)

2013-04-26 18:23:59 | Weblog

☆園児等のつなぐ手続き野遊びへ・・・花冠コメント付き秀句
☆葉桜の陰の嬉しき散歩かな
☆残花早や散りて色なす朝の道
☆鉢植えのパンジー飾る園の門
☆日にかざす赤目もちとや新芽立つ
☆肺奥へ馴染み入りけり若葉風
☆藤棚の羽音聞き居り甘き香よ
☆青空の透かし見え居り藤の花
☆近づけば数多飛び込む蝌蚪の紐
☆風紋の吹き抜けそよぐ春の波
☆甘き香の青空見上げ藤の棚
☆吹き抜ける風に羽音や虻の昼
☆ほんのりの甘き香りや藤の棚
☆たんぽぽの花の石垣埋めけり

 

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海胆(うに)、4月24日(水)

2013-04-24 14:04:45 | Weblog

☆さえずりの北京語めける梢かな
☆仰ぎ見る空に雲なし揚ひばり
☆饒舌と云うこと莫れ揚ひばり
☆饒舌と人の云いけり揚雲雀
☆饒舌は吾の十八番よ揚ひばり
☆夕暮れの赤の哀しきすいばの穂
☆花も葉も紅ちょうまんさく玄関に
☆大橋のさみどり透きし春灯かな
☆陸橋の人の暮れゆき春ともし

<実家、日本海の追憶>
☆引潮の光りたゆらぎ海胆の影
☆透き通る潮にゆらぐや海胆のとげ
☆灯台の明かり点りて磯菜摘む
☆潮騒の耳に覚えず春の海

 

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春筍、4月21日(日)

2013-04-21 17:40:36 | Weblog

☆リラ冷えや葉擦れの音のバス通り
☆吹く風の早も日を透き新樹冷ゆ
☆すでに早や若葉寒むとはさりながら
☆雨後と云う丈を競いぬ春筍
☆掘る人に日差し届かず竹の秋
☆春筍や竹林暗き掘る人に
☆ぼつてりと雨に散り居り八重桜
☆川床の春の落葉や高瀬川
☆秘めごとの吾にありしや著莪の花・・・季語夏
☆濃淡の峰の谷間や山笑ふ
☆春風や足なが募金の高校生
☆バスで着く駅に愛でけり躑躅燃ゆ
☆到着の駅に愛で居り躑躅咲く
☆平らかに又あでやかに花みずき
☆玄関の狭庭明るし花みずき

 =「若葉寒む」の句に寄せて=
一昨日までは日中の気温が24度以上にもなり
半袖姿の人を見かけたが、昨日の夜の雨のあと
今日は朝からかなり冷え込んだ。
どうしても所要があり、京都市内へ短時間出かけたが
バスの乗客は皆コートを着たり、厚手の冬の服装で
あった。予報では13度までしか上がらず、何とその
差は10度以上となった。テレビの報道によれば、東北は
時ならぬ雪が降り冬景色に逆戻りの様相である。
自己の体調の整わない事は、止むを得ないのであろうか?
この一週間ほどの間に、淡路島、北海道、関東そして
イラン、中国とあちこちでかなり大きな地震の発生が
伝えられているが、不安がよぎる事この上ない。
帰宅途中の駅の陸橋の上で日曜日の寒い風の中、男女
10人ほどの高校生が制服のまま、足ながおじさんの募金
活動を行っていた。救われたような感があり、思わず小額な
がら募金を行った。

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すいば、4月19日(金)

2013-04-19 17:12:44 | Weblog

☆バス道の銀杏新芽のつづきけり
☆目じるしの数多立てられ春筍
☆葉桜の池にせり出しみどり濃し
☆菜の花の天井川の黄明かりに
☆白壁の土塀つらなり柿若葉
☆菜園の生垣めぐる新芽かな
☆春潮や岸に艀のもやい居り
☆何処までも線路伸び居り草青む
☆サンシェード下ろす車窓の春暑し
☆田中なる支柱に高き鯉のぼり
☆秘めごとの吾にありしや著莪の花
☆暮れ残る夕日に高きすいばかな・・・花冠コメント付
☆暮れかかる潮の耀よう春の海
☆暮れ残るビルの浪速や春夕焼
☆淀川の川面きらめき春ともし

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柿若葉、4月17日(水)

2013-04-17 16:43:29 | Weblog

☆玄関の狭庭明るし花水木
☆子雀の地上の一尺翔ぶ
ばかり
☆葱の花ここも更地となりしかな
☆満天星の花や小さき愛しさよ
☆霞立つ嶺の西山うねりけり
☆川に沿い土堤に沿い居る花菜かな
☆医科大の樟の大樹や新芽立つ
☆用水の花菜明かりの中洲かな
☆躑躅燃ゆ駅のホームや梅田駅
☆花水木こころの痛むことばかり
☆教師等の校門チェックや花は葉に
☆暮れかねる畑の陽を透き柿若葉

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揚雲雀、4月15日(月)

2013-04-15 13:43:23 | Weblog

☆木蓮の枝先ゆるび芽吹きけり
☆静もれる路地の狭庭や花蘇芳
☆つつじ燃ゆリカーショップの駐車場
☆青空の彼方に雲や花蘇芳
☆乙訓の嶺より里へ花菜風
☆菜園の畦の垣根や芝桜
☆葱坊主花には早きネットかな
☆天ゆ降る神の声とも揚雲雀
☆整わずとは云え艶の初音かな
☆堰堤に枝の張り出し八重桜
☆点検の遅々としており蝶の昼
☆ため息を落とし去りゆく春の園
☆からし菜の土堤の一面花菜風
☆山麓に赤き屋根見え山笑ふ
☆生垣の赤き芽吹きや古民家に

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豆の花、4月13日(土)

2013-04-13 12:37:00 | Weblog

☆春暁の地震(ない)に飛び起き目覚めけり
☆さみどりと蘂の明かりや花は葉に
☆切れ込みのひとつひとつや花の塵
☆それぞれの丈に陽を透きチューリップ・・花冠コメント付秀句
☆近づけば何か飛び込み蘆の角
☆花蘇芳風に揺らめく漱ぎもの
☆背丈伸びむらさき高きほとけの座
☆葉陰より目のにらみ居り豆の花
☆青空の雲は動かず花蘇芳
☆乙訓の花菜明かりや風の黄よ
☆天よりの神の讃歌や揚雲雀
☆堰堤の先は青空八重桜
☆青き踏む走り根無尽の森の中
☆天を占めどつと降り来る揚ひばり
☆愛犬の老いて散歩や春惜しむ
☆竹林の楽となりけり春の風

=「春暁」の句に寄せて=
今朝早く、5時半過ぎに最近購入した携帯電話
Jアラート(緊急警報)がブオー、ブオーと
鳴りはじめた。
慌てて携帯を取って開けた途端、
ぐらぐらと地震が始まった。すぐ収まり、テレビを付けてみれば震源地は淡路島の地
10Kメートルで震度6との事であった。京都は震度4との事で
ある。
実は、2~3日前より体調が悪く(日に数度も眩暈と意識が
わずかに抜ける)点滴を受けながら仕事を
続けていたが、
医師から少し休養するよう言われ
仕事先と相談の上一週間
ほど休んで様子を見る事に
なった。食欲はあるものの、
めまいが出れば足元が
ふらつき、躓いてしまうのである。
暫く自宅で横になりながらの数日であるが、妻も山口の
次男の所へ初孫出産の手伝いに行っており、心細い事
この上ない。
寝てばかり居ては余計身体に良くないと思い、朝食後
たくさん着込み、ゆっくりと散策へ出かけた。
戸外は明るい陽射しと、春爛漫の光景にすっかり気持ち
が洗われ、心軽やかに和んで来た。
この所、気候の変動が激しい上に、仕事も多忙をきわめ
疲れが取れず困っていた。
今後は働き方を考え、週4日間のバイト程度におさめ
自然の中に身を浸す散策を行いたいとつくづく思った。

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葱坊主、4月11日(木)

2013-04-11 15:55:26 | Weblog

☆昇降機降りて散り敷くにはざくら
☆散り果てて残り少なや花の冷え
☆花冷えの蘂の明かりや坂の道
☆ひこばえの花の散りにし嵐明け
☆ひこばえや妻は赤子の手伝いへ
☆造成の地は去年まで葱坊主
☆葱坊主ありし畑の造成へ
☆葱坊主の蝶をやしない線路わき
☆下校子のやや疲れおり葱坊主
☆学舎の授業の声や花は葉に
☆早すでに苗代ぐみの熟れ色に
☆旅宿の紅花まんさく赤き糸
☆菜園の鍬の音つづく遅日かな

=「ひこばえ」の句に寄せて=
山口市小郡に居る次男に男の子の初孫が生まれた。
予定は4月11日であったが、4月1日朝早く次男から
電話があり、「エイプリル・フールみたいだけど生まれたよ!!」との連絡であった。
家内は退院後の4月7日から手伝いに行っている。
3、656gと大きな男の赤ちゃんである。
生まれてから毎日のように写メールで写真を送って
来ているが、毎日のように顔の表情が変化していて
日々にしっかりとした顔付きになっている。
誰に似ているのかと眺めながら、思わず頬が
緩みっぱなしになっている自分に気がつき、苦笑して
いる。早く会いたい!!。

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紫木蓮、4月9日(火)

2013-04-09 17:57:44 | Weblog

☆蘂のみの残る明かりや花の冷え
☆花冷えや嵐去りゆき今朝の空
☆坂道のしべの明かりや花は葉に・・・花冠コメント付き秀句
☆さみどりも朱色もありぬ新芽立つ
☆イベントの果てて静寂花の冷え
☆児童等のざわめき登校新学期
☆ぶらんこの静もり垂るる新学期
☆制服のどこか決まらず新入生
☆入学の母娘(おやこ)買い居り定期券
☆青空を仰ぎ鎮座す落椿
☆老いて尚明かり恋しき山吹よ
☆おもかげの母は遠くに紫木蓮
☆生きるとは感謝すること紫木蓮

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