かつら たろう(桑本栄太郎)/花冠同人

かつら たろう(桑本栄太郎)の俳句ブログ

西日、6月29日(水)

2011-06-29 20:01:15 | Weblog

☆真夏日や朝日早くも青空に
☆鮮やかに朝日透き居り窓青葉
☆緑陰の朝のひと時ものの音に
☆土色や踏みしだかれて竹落葉
☆朝日射しすでに育ちぬ雲の峰
☆泣きそうで泣かぬ我慢や旱梅雨
☆降りそうで降らず仕舞いや旱梅雨
☆夕日落つ山の峰雲抱きつつ
☆帰り来てすぐに開放西日窓
☆窓開けて雲の焼け居る西日かな

 

 

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夾竹桃、6月28日(火)

2011-06-28 19:57:22 | Weblog

☆青空と雲の彼方よ夾竹桃
☆遠嶺の朝日の中に雲の峰
☆緑陰の中へ飛翔や餌取りに
☆反転の身の軽きこと夏つばめ
☆翻り軒を発ち居り夏つばめ
☆夏つばめ今飛び立ちて又来たり
☆眼の前の軒を出入りや夏つばめ
☆緑陰の坂をひと息自転車で
☆万緑の風とみどりの在所かな
☆あじさいの色の悩みし日差しかな

=「緑陰」の句に寄せて=
近在の商店街の事務局へ入り、イベント担当
として3ヶ月を経た。色々なイベントがある中
今度は近在の幼稚園児達が商店街の中の
センターコート(吹き抜けになっている広場)で
日ごろの歌、鼓隊などの演奏をしてくれる。
先日、雨の中徒歩とバスで七夕の短冊を配布
し、今日はその回収である。五つの幼稚園児達
が出演して呉れる時は七夕飾りで埋まることで
あろう。
今日は、自転車を借りて回ったものの34度を越す
大変な暑さであり、帰宅して鏡を見たら鼻と両腕
が日焼けになっていた。

 

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凌霄(のうぜん)の花、6月27日(月)

2011-06-27 21:11:50 | Weblog

☆雨雲の峰に押し寄せ梅雨深し
☆花びらの色の見得切り額あじさい
☆この街の緑陰が好き三十年
☆花南天風の行方を語り居り
☆緑陰の風の抜け行き吾を過ぐ
☆じゅりじゅりと何かを語り夏つばめ
☆凌霄の花の燃え立つ夕日かな
☆万緑や千の風では吹き足らず
☆枝おどり梢ゆれ居り夏嵐
☆夕闇の街路樹透かし夏ともし
☆雲切れて山の夕日や梅雨晴間

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川床座敷(ゆかざしき)、6月26日(日)

2011-06-26 20:23:41 | Weblog

<京都河原町~四条大橋~祇園界隈>
☆緑陰の紙屋町なる疎水かな
☆あじさいの色とりどりの疎水かな
☆涼風や四条大橋鳶一声
☆あじさいの祇園小路や格子戸に
☆片蔭の外つ国人はリュック背に
☆鴨川の風の上へと夏瀬かな
☆鴨川の風にせり出す川床座敷
☆すれ違う顔は旅人夏の川
☆真夏日や一期一会の旅の人
☆風のなき祇園小路の炎暑かな
☆雨傘の日傘代わりの祇園かな
☆真夏日の眼の前暗き帰宅かな

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青嵐、6月25日(土)

2011-06-25 19:36:16 | Weblog

☆すすぎもの干して彼方に峰の雲
☆鉄塔の峰にそびえる梅雨晴間
☆流れゆく雲の速さよ青嵐
☆街道の路線バス往く緑陰に
☆緑陰の山陰街道路線バス
☆扉開き中乗りバスの青田風
☆青嵐の門の構えや武田菱
☆格子戸の街道筋や蔦青し
☆鈍行の電車のホーム青葉風
☆大幅にダイヤの乱れ汗匂ふ
☆夕日落つ山に峰雲育ちおり
☆緑陰の風の暮れゆく橋の上

=「青嵐}の句に寄せて=
今日は6日目の休日で、朝少しゆっくりめに起床。
昨日まで大変慌しく、疲れを感じた日々であったが
今日も、休みでも休みでしか出来ない所要もあり
そんなにゆっくりしていられない。お中元の注文に
烏丸の大丸京都店へ行く予定である。
阪急桂駅に出る路線バスは、33系統の山陰
街道を行くバスであり、車窓の眺めを楽しみながら
向かった。

お中元の早期割引の期間は6月中であり、今日の
休日位しか行くときがない為である。
かなりスムーズに注文も進み、四条河原町~祇園
界隈を少し散策して来た。
四条大橋界隈は川風があり、涼しいものの、祇園
界隈の街中は昼ごろでもあり、片蔭もないほど。
午後からの天気予報で雨とあり、持参した雨傘を
日傘代わりの差した。大変暑く、34~5度はあった
であろうか?

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夏嵐、6月24日(金)

2011-06-24 20:24:37 | Weblog

☆枝葉落ち白き葉裏や青嵐
☆えごの実の青く垂れ居り夏嵐
☆風吹けば何か予感や夏あらし
☆高低の容いろいろ夏の雲
☆髪に吹き耳に吹き居り夏嵐
☆カップルの夏の燕の下見かな
☆青嵐の風の高さの梢かな
☆夏よもぎ競るにまかせて
草の丈
☆カーテンの出入り激しき夏嵐
☆ベランダの涼風乞えば離れ得ず

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沙羅の花、6月23日(木)

2011-06-23 21:17:43 | Weblog

☆朝見れば落花取り巻く沙羅の花
☆梅天の日差し明るき今朝の雨
☆風あれど日差し暑きや今朝の空
☆真夏日の昼餉に戻る木陰かな
☆峰雲のそだつ山の端極まれり
☆涼風の抜けて帰宅の昼餉かな
☆濯ぎもの揺れて軒先梅雨晴間
☆あおられて白き葉裏や夏嵐・・・花冠佳句
☆丸かじりトマト激しく種飛ばす
☆梅雨闇の空に白雲流れ居り

 

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夏至、6月22日(水)

2011-06-22 19:08:14 | Weblog

☆草刈の機械高鳴る晴間かな
☆通勤の路の脇目や沙羅の花
☆ことし又夾竹桃の紅掲ぐ
☆鳩歩み吾の足もと夏至の朝
☆ガス管事故漸う復旧梅雨の晴れ
☆冷房の戻り活気の商店街
☆青無花果草の香りと交ざりけり・・・花冠秀句
☆黄昏の青無花果の川辺かな
☆たそがれの青いちぢくの青き香よ
☆ぶらんこの携帯少女夏至の宵

=「冷房」の句に寄せて=
休日の翌朝、6月20日月曜日は何時もより
早く8時40分には勤務先に入った。
入館時の警備員さんより、今朝はガス管事故
でガスが止まっていると聞いた。事務所に入り
慌てて、商店街を管理している管理公社に
事情を聞き、指示を仰いだ。未明に古くなった
水道管が破裂し近くにあったガス管に穴を開け
ガス管に水が入ったそうである。
商店街には飲食店、ガスを使用して惣菜を作る
店も沢山あり、大打撃である。
公社もガス会社の対応までは早朝の事であり、
未だ把握していなかった。それでも即館内放送
を行い、各テナントのガス管の元栓を閉める
よう放送で指示をし、その後館内8箇所の出入り
口に、お客様への緊急のご案内のビラをパソコン
で作成した。そうしている間にも出勤して来た
テナントからも、営業出来ないのであれば、出勤者
へ緊急連絡し自宅で待機させなければと指示を
求める連絡が相次ぎ、おおわらわとなった。
そのうち、他の事務局員も出勤して来たので、ビラ
貼りに行き、戻ってから再度館内放送を続けた。
ガスの元栓を締める事。営業が出来なくても店舗
に必ず責任者は待機する事。冷房もガスを使用
しているのでお客様には事情を説明し、お詫びを
行うなどをつづけた。飲食店もガスを使うメニュー
は出せないものの、電気と水は通っており代替の
商品で営業したものの、壊滅的な売り上げとなった。
テレビ、新聞の報道で原因が判明した事であるが
36年前に埋設した水道管が酸性土壌の為、腐食
が進み、圧力に絶えられず破裂し砂と石ころが
ぶつかりガス管に穴を開け、そこから水が入り停止
してしまったようだ。
被害世帯数は1万5千所帯にもなり、大変な騒ぎと
なった。
天災ならばいざ知らず、電気ガス、水道などは
ライフラインであり、絶えず保守保全に勤め、安定
供給を行う使命がある筈であり、年間予算に限り
があるからと、保守保全は全体の13%ほどしか
進んでいなかったと言う事である。
翌日の昨日の夕方には、都市ガスをボンベに
詰めた仮手当てが行われ、商店街の飲食店は
営業の回復の目処がついた。しかしガスの正常
回復までには3~5日はかかるとの事で、一部
区域から順次回復し、3日目の今日の昼過ぎに
商店街のガス冷房も回復した。
東北の事を思えば、電気、水道は使用出来、まし
ではあるものの、酸性の強い土壌の中を埋設して
36年間も保守保全を怠った、京都市水道局は
まったくの人災なのである。大変対応に疲れた
3日間であった。全国的にも新聞、テレビで報道
され、恥ずかしい限りの人災事故である。

 

 

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南瓜の花、6月21日(火)

2011-06-21 21:43:52 | Weblog

☆あじさいや君の気持ちはどの色か
☆雨に濡れ南瓜の花の雄々しかり
☆潔く雨に濡れ居り花南瓜・・・花冠佳句
☆老鶯の雨の竹林ひとり占め
☆雨を乞い色に出にけり濃紫陽花
☆泰山木の花のことりと舗道かな
☆泰山木の花の舗道に潔し
☆紅葵咲き幼稚園児の”さようなら”
☆峰雲のそだつ気配のこずえかな・・・ネット入選
☆矜持とはかくも苦しき立葵

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七変化、6月20日(月)

2011-06-20 20:55:15 | Weblog

☆水滴の光る青蔦雨の闇
☆水滴の白の筋透き青すすき
☆八方に水滴散らし青すすき
☆下闇の節の白さよ竹林に
☆濃淡のみどり重なり青葉山
☆淀川の漂う列や根無草
☆蓮池の水面見えざる曇り空
☆雨降れば更に雨乞う七変化
☆泰山木の花の落下の舗道かな
☆雨に咲く南瓜の花の潔し

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