かつら たろう(桑本栄太郎)/花冠同人

かつら たろう(桑本栄太郎)の俳句ブログ

マスク、11月27日(金)

2009-11-27 20:43:17 | Weblog

☆冬暁の鴉も鳴かぬ遠茜
☆窓白く露置く車朝の闇
☆冬暁の闇に点滅工事の灯
☆ステップに冬の紅葉や朝のバス
☆淀川の金の水輪や朝の鳰
☆朝日差し桜名所の冬紅葉
☆短日のビルに茜や午後三時
☆マスクの娘(こ)潤む眼をして端末機
☆冬紅葉一枚乗れる昇降機

=ご案内=
いつも、当ブログに訪問頂き有難うございます。
勝手ながら義父の法要の為、田舎へ帰省致します。
その為、11月28日(土)~11月30日(月)までお休み
を頂戴致します。
又、再開の際はご訪問を賜りますようよう切にお願い
申し上げます。
                   店主敬白

 

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冬茜、11月26日(木)

2009-11-26 20:03:38 | Weblog
☆鴉鳴き冬の茜の明けやらず
☆冬暁のポプラ並木や駐屯地
☆昇る日の川面l黄金や冬茜
☆淀川の今朝は真中や浮寝鳥
☆草枯れし土手に朝日や引込線
☆日が射さぬビルの谷間や朝紅葉
☆外に出れば大気清冽冬日差し
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銀杏黄葉、11月25日(水)

2009-11-25 23:39:35 | Weblog

☆街灯に点る黄葉や朝の雨
☆暁の灯のしずもりて時雨闇
☆外灯の点る車窓や朝時雨
☆舗道染め落葉時雨や御堂筋
☆植込みの草のもみじやビルの朝
☆駅を出で灯る銀杏の黄葉かな

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木の葉、11月24日(火)

2009-11-24 20:13:01 | Weblog

☆暗闇に冬星瞬く朝まだ来
☆朝まだき線路に沿いて芒枯る
☆ひと組は岸に上がりて鴨の陣
☆昇る日にもみづる桜名所かな
☆週明けの木の葉散りけり境筋
☆名を問えば斑ありけり杜鵑草
☆柿灯るどつと熟れをり垂れをり
☆道を変え巡る家路や銀杏黄葉

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冬木立、11月23日(月、祝)

2009-11-23 18:45:50 | Weblog

☆躊躇ひて傘を持ち出ず朝時雨
☆色づくものみな色進み時雨降る
☆竹林に一本赤き櫨紅葉
☆枯尾花の水面に映えし桂川
☆水脈二つ長く引きをり鴨の二羽
☆グランドを取巻く黄葉雨の闇
☆みどり濃き冬菜畑のあわあわと
☆三川の集う中洲や冬木立
☆日を透かし一木纏う蔦もみじ
☆懐かしき銀杏黄葉や御堂筋

=枯尾花の句に寄せて=
今日の休日、前職の百貨店の京都店へお歳暮の注文に行った。
その後、Uターンして田舎にいる姉の依頼で大阪天王寺公園内の
大阪市立美術館で開催中の日本画、小野竹喬展の図録を求めに
行った。
今日は朝から晴れの予報にも関わらず、霧雨のような時雨が
降っていた。桂川の中洲の芒の穂が白くほほけて水面に映り
見事な光景であった。

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紅葉散る、11月22日(日)

2009-11-22 19:26:50 | Weblog
☆石垣の蔦の紅葉の揺るぎなし
☆朝日透き銀杏黄葉のトンネルに
☆顔に照る冬の朝日やバスの客
☆うす闇の柿の色濃き時雨かな
☆教会の門扉開かれ柿紅葉
☆色すすむ銀杏黄葉や雨の闇
☆紅葉散り妖しき色や雨の闇
☆色冴えしは桜もみじの散る気配
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冬霞、11月21日(土)

2009-11-21 20:45:38 | Weblog

☆冬うらら空の青さよ大和路線
☆鉄路錆び名もなき草の紅葉かな
☆トンネルを出れば深き谷紅葉
☆ひと風に降るものしきり木の実落つ
☆見晴かす大和まほろば冬霞
☆見晴かす畝傍は見えず冬霞
☆見渡せば光芒射しぬ冬うらら
☆冬めきて行者の雄叫び毘沙門堂
☆毘沙門堂太子の霊気風寒し
☆現世は闇を手探り風の冷え

=「冬霞」の句に寄せて=
今日の休日、関西の俳句の知人からの誘いで予てからの
俳句吟行に参加して来た。
顔見知りの人数人で、奈良の信貴山にある古刹での会である。
「信貴山縁起」の巻物で知られている真言宗の一派である。
天気予報では今日は一日中曇り予報であったが、朝から晴れて
中腹の寺の本堂の舞台から眺める大和平野は冬霞の景で
日本画の世界のようであった。樹齢五百年の中国種の銀杏の
大木、樹齢千五百年の榧の巨木があり注連縄がされていた。
本堂の周りの楓紅葉は見ごろを少し過ぎていたが、本格的な
精進料理を頂いたのは、初めてであった。
一人十句の出句は、かなり厳しいものであったが大変有意義
吟行と句会であった。

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錦秋の嵐山、嵯峨野路1、11月20日(金)

2009-11-20 20:46:06 | Weblog

<嵐山、渡月橋>
☆嵐山時雨れて歩む渡月橋
☆堰水の音の激しき百合鴎

<天龍寺、宝厳院>
☆雨上り照葉もみじや宝厳院
☆苔に落つ楓紅葉や宝厳院
☆枯蓮の池が招けり天龍寺
☆尼連れの紅葉狩かな天龍寺
☆みな笑ふ五百羅漢や照紅葉
☆風寒し水面に彩の天龍寺
☆名を問えば不断咲きとや返り花
☆天龍寺の冬木の桜の枝垂れをり

☆石段を昇りつ照葉や常寂光寺
☆落柿舎に笠と蓑あり柿灯る

<嵐山、嵯峨野界隈の人力車>
☆車夫の背の嵐の染抜き照紅葉
☆照葉して車輪の高き人力車
☆嵯峨野路や東人なる紅葉狩
☆嵯峨野路や昼尚暗き竹の春



 


 

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時雨るる、11月18日(水)

2009-11-18 20:35:42 | Weblog

<夕時雨の鴨川界隈>
☆石垣を四方に走り蔦もみじ
☆時雨雲の白く奔りて東山
☆鴨川の堰音高し時雨かな
☆黄とみどり葉の色すすみ時雨降る
☆白鷺の肩を窄めて時雨降る
<京阪三条、高山彦九郎銅像>
☆時雨るるや望拝してをり彦九郎
☆時雨るるや路地裏暗き先斗町
☆色すすむ銀杏黄葉や雨の闇

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冬めく、11月16日(月)、ご案内

2009-11-16 20:20:07 | Weblog

☆冬暁の鳥目ならずや明け鴉
☆暁に灯の点くバスの冬めける
☆昇り来る朝日にほほけ芒枯る
☆明けくれば芒の穂絮の土堤白し
☆竹林の漆紅葉や闇ひっそり
☆どの家も斉藤姓や柿灯る
☆葉を落とし天に翳して柿灯る
☆街灯の照らす明かりや銀杏黄葉

=ご案内=
いつも、拙俳句ブログをご訪問頂き心から御礼申し上げます。
11月17日(火)、18日(水)の両日は東京から知人の来京と
京都ご案内の為、帰宅が遅くなりブログをお休みするかも
知れません。
その為、悪しからずご了承頂きすようお願い申し上げます。

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