かつら たろう(桑本栄太郎)/花冠同人

かつら たろう(桑本栄太郎)の俳句ブログ

梅雨荒るる、6月30日(火)

2009-06-30 21:01:05 | Weblog
☆雨戸まだ固く閉ざされ木槿咲く
☆朝夕の未だ涼しく六月果つ
☆廃屋の枇杷の実いつしか採られけり
☆凌霄花の爛れしごとく路に落つ
☆マウンドにシート掛けられ梅雨深む
☆白花の夾竹桃や梅雨の荒れ
☆荒梅雨や山も家並みも雲の中
☆裾絡げ急ぐ家路に梅雨荒るる
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涼気、6月29日(月)

2009-06-29 20:45:12 | Weblog
<昨日の教会のゴスペルコンサート>
☆日盛りに神の招きや会堂に
☆会堂にゴスペル流れ涼気満つ
☆賛美集会果つや外には雲の峰

☆花びらの紅くしおれて額の花
☆木槿咲き如何に詠むべき仲夏かな
☆おしろいの花の絞りや早咲きの
☆天空に神ますごとし泰山木の花
☆沙羅の花夜目にも白き家路かな
☆ワイパーの軋みて早き驟雨かな

=「涼気満つ」の句に寄せて=
昨日は、いつも礼拝に訪れている高槻の教会でゴスペルの
賛美特別集会が開催された。
ゴスペル歌手はクリスチャンでもある西村あきこさんであった。
西村あきこさんの簡単なプロフィルを紹介すると、元ロックバンド
のドラムを担当し、東京の音楽事務所に所属して演奏活動を行って
いたが、知らぬ間に音楽事務所の代表にされ、その音楽事務所の
破産の負債を背負い込まされた。
返済に身も心もぼろぼろになりアメリカに渡り、黒人の教会で聞いた
ゴスペルソングに感動し、洗礼を受けアメリカでゴスペル歌手を
目指して数年後、カーネギーホールでも歌うほどになった歌手である。
話す時はハスキーな声であるが、ゴスペルを歌いだすと物凄い声量と
日本人ばなれをした、黒人の持つスピルチュアルを感じさせる歌手
である。
数ヶ月前に関係者が集まり、ビデオCDを下見の上決定した。
自分も一緒に下見を行い、嘗てのジャズによる経験からアドバイス
が出来て幸いであった。教会員が手分けして数週間前からチラシの
折込、先週、先々週と500枚づつ配布をして回り、その日の度に
雨予報から好天に恵まれ神様の後押しを感じた。
私は特に、「アメージング・グレース」の賛美歌が好きで、一緒に
歌い、涙が溢れて止まらなかった。
沢山の一般来場者があり、教会で初めての入場数となった。
この、一般入場者の方から一人でも多くの人が教会に興味を持ち、
集い、主に救われるものとなって欲しいと願い祈る次第である。
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日除、6月28日(日)

2009-06-28 19:34:11 | Weblog
☆夕日より夕日の色や花萱草
☆青田風田水の色のうすみどり
☆夕日落ち花も葉も閉ず合歓の花
☆菜園に小さき簾の日除かな
☆茎太き実の生る畑や花南瓜
☆手にとりて泰山木の花を見ゆ
☆あじさいの花は紅のみ美容院
☆わくら葉の紅の一枝夕間暮れ
☆茅花の穂気ままにゆらぎ風を知る
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蟇、6月27日(土)

2009-06-27 22:18:10 | Weblog
☆山影の映る水面の青田かな
☆いちじくの硬き匂いの青野かな
☆夕暮れの水面は見えず青蛙
☆青田風水面は見えずそよぐけり
☆山の端に日の落つ頃や合歓の花
☆堰水の零れくぐもる夏の川
☆手に取れば香り高貴や沙羅の花
☆蟇鳴けば夕日に高き葦の影

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月涼し、6月26日(金)

2009-06-26 21:19:55 | Weblog
☆霄凌花の火の粉の如く路に散る
☆凌霄花の朝日占めをり鉄路脇
☆あじさひの季の過ぎゆく変化かな
☆北摂の峰に鉄塔夏の霧
☆青田晴れ人なき如く鷺の二羽
☆朝涼や屈む二人の畑仕事
☆煽られて鉄路の脇や草茂る
☆月涼し山に宵闇鎌の月
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西日中、6月25日(木)

2009-06-25 20:26:30 | Weblog
☆つぶつぶの色も変化や額の花
☆花合歓の独りごちたる想ひかな
☆青き実の名前は知らず草茂る
☆髪上げし少女のにこ毛合歓の花
☆わくら葉の黄色未だしビルの谷
☆夕晴れや物見のごとき立葵
☆飛行機の車輪降りけり西日中
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合歓の花、6月24日(水)

2009-06-24 20:16:04 | Weblog
☆にがうりの黄花数へり実を見付く
☆甘き香のさびゆく白や梔子に
☆白花の夾竹桃咲き雨上がる
☆梅雨冷えの雨にかたまり残り苗
☆山里の雨にけぶるや合歓の花
☆凌霄花の一樹陽の色夕晴間
☆小犬抱き散歩の少女合歓の花
☆坂道を辿る家路や沙羅の花
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朝涼し、6月23日(火)

2009-06-23 19:54:24 | Weblog
☆夢うつつ何処か遠くの夜立ちかな
☆雨止めばまたも熱風真夜の闇
☆朝涼しゴーヤの黄花を数えけり
☆水滴の花と葉の朝あじさひ
☆山裾に雨雲白く夜立ち明け
☆花合歓の夕日ありせば色めける
☆野の池に夕日のありて合歓の花
☆山風の窓辺でパソコン夜涼し
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梅雨の雷、6月22日(月)

2009-06-22 21:18:55 | Weblog
☆凌霄花の路にはみ出し朱を零す
☆出勤の朝餉を急ぐ梅雨の雷
☆遠き日の一こま夢に父の日よ
☆高階の軒に聞こへり夏燕
☆坂道の川と流れて朝驟雨
☆枇杷の実の採る人無しや廃屋に
☆西空の光芒射して梅雨晴間
☆日暮れても遊ぶ子の声夕涼し
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父の日、6月21日(日)

2009-06-21 20:49:01 | Weblog
☆朝驟雨上がれば忽ち山鳩が
☆凌霄花の占める一軒二階まで
☆姫女苑と言へど群咲くお花畑
☆あじさいの青色吐息や旱梅雨

<教会の奉仕、チラシ配布>
☆日盛りに一歩一歩の奉仕かな
☆奉仕終え戻る教会雲の峰

☆夏至の日の午後の晴間や雲昇る
☆父の日や去年のごとく夢を見ず
☆吾声と黒髪に想ふ父の日よ
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