かつら たろう(桑本栄太郎)/花冠同人

かつら たろう(桑本栄太郎)の俳句ブログ

句友の追悼句会、花は葉に、5月12日(土)

2018-05-12 12:51:22 | Weblog

☆クローバーの団地の庭となりしかな
☆新樹冷ゆすずめ次々跳び下り来
☆青白き少年の日やマーガレット
☆新樹冷ゆ遥か青空見えたるも
☆竹皮を脱ぐや若気の過去を捨て
☆坂道を下るブレーキ若葉寒む
<5月10日、句友の追悼句会で神戸へ>
☆新樹冷ゆ特急電車の追い越せば
☆緑蔭の大山崎や京都線
☆夏帽の老人クラブの遠出かな
☆一枚を羽織り出掛けや若葉寒む
☆豌豆の蔓の黄ばみや日射し来る
☆特急のホームチェーンや若葉寒む
☆赤き穂の土手につづくや酸葉の穂
☆緑蔭の足を投げ出すベビーカー
☆グランドを桜若葉の巡りけり
☆葉桜や部活の子等の見え隠れ
☆河畔なる松のみどりや夙川に
☆夏潮の六甲ライナーモノレール
☆赤さびの台船ドックや夏の潮
☆新樹光の森の囲むや人工島
☆ばら園の真中過ぎゆく午後の日に
☆ばら咲くやアンネのばらの何処なる
☆美しきばらに刺
あり恋の果て
☆ばら園の香りに満つや逃げられづ
☆六甲の人工島や薔薇の園
<追悼句>
☆ぼうたんの乳母日傘(おんば日傘)が大輪に
☆友送り偲ぶこの日や花は葉に

☆夕日さすビルの西日や大阪駅
☆夕日さす薔薇のアーチやエントランス
☆小さくとも古墳の森や若葉山
☆ジェット機の青空交叉や五月晴れ
☆青空に葉色透きをり若葉かな
☆あおぞらを見上げ散歩や夏落葉

ジャンル:
ウェブログ
コメント (2)   この記事についてブログを書く
« 草茂る、5月8日(火) | トップ | 桑の実、5月15日(火) »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
好きな句 (みどり)
2018-05-12 15:35:35
☆竹皮を脱ぐや若気の過去を捨て
☆坂道を下るブレーキ若葉寒む
☆赤さびの台船ドックや夏の潮
☆友送り偲ぶこの日や花は葉に
☆青空に葉色透きをり若葉かな

若竹がぐんぐん育っていますね。
過去は振り返らず、前向きにですね。

神戸の句会のお仲間をしのぶ句会
積もる話が出たことでしょう。
きっと喜んでおられますよ。
初夏の景色に変わってきましたが
寒い日が続きました。
やっと青空が見えてきましたね。


御礼 (かつらたろう(桑本栄太郎)
2018-05-13 20:08:16
みどり様
今晩は!!。
「竹皮を脱ぐ」「若葉寒む」「夏の潮」「花は葉に」「若葉」の句をお選び頂き、嬉しいコメントも頂戴しまして、大変有難う御座います!!。
句友の方は月1回の句会、時折の吟行などで12年間のお付き合いでした。
金沢出身で東大より神戸製鋼の重役となられた方でした。大変温和な方であり、とても誠意のある方でした。大学時代は自動車部に属し車の運転が大好きでした。趣味で俳句の他に、家庭菜園も行い牡丹栽培も行って居られました。技術系出身だけに、土中のPHも検査する程と聞いて居ました。
ある句会で、自身が育てた八分咲きの牡丹を一輪持参されました。句会会場の真ん中に水を張って皆で眺めながら句会を開催し、2時間30分後には大輪に開き、驚いて皆が歓声を上げた事が有りました。
追悼句会はそれぞれ一句づつ読み上げ、その句にまつわる自句自解をそれぞれの方が披露しました。
小生の句は
「ぼうたんのおんば日傘が大輪に」と言うものでした。(乳母日傘=おんばひがさ=とても慈しみ育てるとの意です)そしてその普段より大きな筆書きの短冊を奥様に差し上げました。
皆が泣いたり笑ったりと、とても良い追悼句会でした。

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事