かわな ますみ / 花冠同人

かわな ますみ の俳句
  ブログ句帳 

雲の峰

2017-08-21 22:51:59 | 今日の俳句
雲の峰ベイブリッジを行くときに
葬儀より帰れば聞こゆ遠花火
新盆の猫も読まれし僧の経


 正子先生添削
万緑の敷きたる街を高階に(原句)
万緑の敷きたる街の高階に(正子先生添削)

簾から暗くなるとき光るとき(原句)
簾から暗くなりゆき光る街(正子先生添削)

雲の峰ベイブリッジを行くも未だ(原句)
雲の峰ベイブリッジを行くときに(正子先生添削)
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3 コメント

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句会より (転記)
2017-08-21 22:55:06
雲の峰ベイブリッジを行くときに
横浜港にかかるベイブリッジ。その雄大で伸びやかな姿の橋を行く間、雲の峰は消えずにあった。雲の峰に力づけられた気持ちだ。(正子先生 評)

葬儀より帰れば聞こゆ遠花火
身近な人の葬儀かもしれない。空虚感を埋めるように遠くの花火の音が聞こえる。遠花火は美しくもはかない。(正子先生 評)
句会より (転記)
2017-08-22 21:36:44
新盆の猫も読まれし僧の経
今年亡くなった家族の一員の愛猫が、新盆の仏に加えられた。僧の心配りに、和み、愛猫の死を受け入れる。(正子先生 評)
句会より (転記)
2017-08-22 22:47:28
お礼 (川名ますみ)
2017-08-20
信之先生、正子先生、いつもご懇切なご指導を、ありがとうございます。
正子先生に頂戴しました添削に、はっとして、嬉しくなりました。
「万緑の」の句では、自分が何処に居るかを明確にすることで、景色が違って見えることに驚きました。その街の高階に居る、と示すと、流れてしまう景色が、ぴたりとまとまるのですね。句の流れも途切れず、言葉も景色も、すっと上ってゆきます。助詞の力を感じました。
「簾から」の句も、自分が何処に居て、何に心動かされているか、観察が漠然としていたことに気づきました。まず自分自身を、静かに観察することが大切なのですね。使い慣れた言葉で、景色の表面をなぞっていたことに、気づきました。感謝いたします。
「雲の峰」の句、無駄な心情を加えてしまったな、と気づけました。添削ご指導のおかげで、雄大な景色を、そのまま描写することができました。賜りましたご講評、その通りの情景、心境でございました。ありがとうございました。

川名ますみさんへ (高橋正子)
2017-08-22
19日ますみさんの投句の添削句についてのコメントを読みました。
作句するときの大切なこととして、「自分がどこにいるか明確にすること」は、もっとも大切なことの一つです。自分の位置がはっきりして、はじめて一句が成り立つのです。添削から、ご理解いただいて、うれしく思いました。
「静かな観察」、「無駄な情を加えない」、も作句上もっとも大切なことです。この3つを心得ておられれば、良い句が生まれると思います。

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