秋祭りが終わり、その場にて来年に備えて大太鼓のメンテナンスを兼ねて修理に出された太鼓の引き取りに
出向き、搬入後皮を外したところです。
この先、この太鼓がどのように生まれ変わるかをこのブログ内にて逐次、写真にてお知らせしますので見て下さい。
お店に来られたときには現物を見て戴けるとびっくりされると思いますよ。
この太鼓は安政6年7月に作られたものです・・と言うことは調べたところ、西暦1860年だそうですので
158年前ということになります。
その時代に作られた太鼓としてはとても丁寧に作られている上に太鼓の形も良く、胴の中がとても綺麗に彫られて
いて、今までにもこの時代に作られた太鼓を多々見てきましたが、これほど細かい作業がしてあるのは初めてで感動いたしました。
この太鼓を作った職人さんはきっと几帳面でお客さんの気持ちを大事に思いつくられたんだな・・と
精魂込めて、今まで以上の仕事をしてお客さんに喜んで戴くのが職人冥利につきると思いますので、当店の職人さんの
腕の見せ所・・お楽しみに。