オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

大奥

2005年11月10日 23時37分36秒 | テレビがお守り
見ちゃったよ…
先週、見るともなく見てしまってな、そしたらなんとなく今週も見ようかなって。

おそるべし、大奥!(笑)(いやおいらがまんまとテレビ局の思惑に躍らされているだけです)

なんでかねえ。
前作もね、最初は見てなかったんだけど、職場で話題になってたのと、あーそうだ、前作は松下由樹が春日局じゃなかったかな、そのお局っぷりが見てみたくてちょろっと、…見てしまったが最後、最終回まで続けて見る羽目に。

今回ですか。

小池栄子ちゃんの眉なし顔が怖くて!(笑)
谷原章介の綱吉(のあほっぷり)(これこれこれ!)が楽しみで!
江波杏子や余貴美子のさすがの迫力、さらには北村一輝の柳沢吉保(の曲者)っぷり(…)が見たくて!

…もうハマってるやん、しっかりがっつり…。

でもな、今回見て思ったわ。

藤原紀香が怖すぎる。

信子様、て京都から迎えられた正室なんですが、彼女自身は確か神戸あたりの出身やったかな、京女ではないはずなんですが、んまー、その奥の深いところなんかは素晴らしいです、見事な京女っぷりだと思います。いやおいらは京女やおまへんさかい、ほんまの京女がどういうもんかは分からしまへんけど、イメージとして、という話やと思うて聞いとくれやす。

そういえば、大奥が始まる頃、新聞のテレビ欄で紹介されてた中に、藤原紀香が怖いとかそれやからこそ美しいとか書いてあったんですが、ああ、確かに、と納得いきました。

ほんま、怖いねんて!

来週ですか?

…見るに違いないよ(爆)。ハメられてるよ、フジテレビに。

それにしても、時期的に年末に向かうでしょ。さらに綱吉といえば、かの「赤穂事件」の時の将軍でしょ。
…まさか、ねえ?それはないよねえ?そこまで話大きくしたら収拾つきませんよねえ?そんな、赤穂浪士の討入りなんて、ねえ?(期待はしているらしい)(いやだってそこはやはり、12月ですから!)

「座頭市」

2005年11月07日 00時44分21秒 | 水曜日は映画の日
「座頭市」
 出演:北野武、浅野忠信、柄本明、岸辺一徳 他


これもまた地上波で放映しましたので、録画しつつ、洗濯物をしまったりアイロンかけたりしながら見てました。「ながら」見なので、あんまりちゃんと見てないんだけど(と言いつつ、途中、何度かアイロンの手が止まってたりした。は、は、は)。

さてさて。
おいらはかの勝新太郎の座頭市を見ておりません。んま、なんてこと。ですから、比べようにも比べられないんです。それがかえって良かったな、と思う。なんていうか先入観なく見られたような気がするから。
でも見てないけど、座頭市といえば勝新太郎だと思ってたよ、おいらも。盲目の按摩と仕込み杖、という図柄で思い浮かぶのは勝新太郎の顔だもの。見てないくせにねえ。それだけ当時絶賛されたろうなってことが想像できる。

で。
この映画なんですが。
もうね、文句なく浅野忠信が恰好良い。良すぎ!反則(笑)。
それに、北野武の殺陣がね、有り得ないんだろうけど、恰好良いから許す、みたいなね。映像的には鮮血がドバドバ飛ぶので、確かに子供には良くないかもしれないんだけど、エンターテインメントな時代劇としては最高だと思いましたよ。そう、映画ってのは娯楽なわけだよ。有り得ねえー!てことでもいいんだよ、映画だから。
映画の進み方も、いくつかの伏線(というほどのことでもないが、じゃあ、サイドストーリーって感じかな)が同時進行で場面の切り替わりで見られるので、ああ、こういう進め方は文字にはちょっと出来ないなあ、と思って見てた。文字だとどうしても、ある程度の分量を書くから、それを読む方にはタイムラグが発生するよね。映像だと百聞は一見に如かず、で、うだうだ説明しなくても見せりゃ一発で分かる、てのがあって、そうなるとタイムラグも小さくなるし、何よりも映像って残像が頭に残るでしょ、大なり小なり、それだから余計に、ほぼ同時進行で話が進められるのがいいなあ。文字ではちょっと、出来ないもん。

配役も楽しめましたよ。柄本明ってこういう役やらせると、本気で怖いよねえ。この笑顔に騙されたらいかん!みたいな。で、見ながら、2002年だったか2001年だったか、テレビ東京系で正月に12時間くらいかけて「壬生義士伝」(主演:渡辺謙)をやった、あの時の近藤勇が柄本明だったんですが、あれをちょっと思い出してました。あれは怖い近藤さんだったよなあ。
いやそれよりも!
この座頭市って、原作が子母澤寛だったんですか!てことにエンドロールで気が付きまして、たいそう驚きました。いやー、も少しこっち(現代に近い)人が書いたのかと思ってたから。それにほら、子母澤寛って新撰組の話でしか知らなかったもんだから(新撰組三部作、鴨川物語など)。

どこでもドア

2005年11月06日 01時25分59秒 | 過去ログ
ドラえもんのポケットから何がほしいですか?と聞かれたら、おいらは「どこでもドア」が欲しいと答えるよ。
あれって確か、時空は超えられないけど、場所移動は可能なんだよね?
これ一家に一台(一枚?)あったら、すーんごいエコライフが送れると思うんだけど!(注:けっこう真剣に考えてたりする)
そりゃね、ほら、会社や学校に遅刻しない!とか、そういう基本的(笑)な利点ももちろんあるんだけれども、移動に乗り物を使わない、てことはそれを動かすための燃料が要らない。→石油に依存していることの半分くらいはこれで軽減されるのではなかろうか。
移動に時間がかからない、てことで、時間を有効に使える。これは大きいよ。徒歩で通学(通勤)する人なら30分、電車通学(通勤)する人なら1時間とか2時間とか、朝に余裕が出来る!素晴らしい!(でもその為に、家事が片付かない、ということもあるけどな)
深夜に人気の少ない道を通らなくても済む、てことで、防犯に繋がる。子供が通学路で誘拐、なんて痛ましい事件だって減るだろうよ。
ただし、プライベート保護、という観点から、建物の場合は入口だけに出る事が出来るの。たとえばのび太くんのように「しずかちゃんの家に行きたい」なんつってドアを通ると、彼女ン家の風呂場に出ちゃう、なんてことはないの。ちゃんと玄関に出る。もちろん、自分の家でも。(だからかぎっ子は存在するわけだ。)
でも、だからって自動車がなくなったり、鉄道がなくなったり、飛行機がとばなくなったり、てことはなくて、そういうのは一種の贅沢品(笑)になるわけだ。あえて時間をかけて目的地に行きたい、ていう風流人(笑)のための手段。いいよー、だから、ダイヤだってこんなに過密にしないで1時間に1本とか、日に5本とか。
いかに早く目的地に到着するか、の為の交通手段ではなくて、移動する過程を楽しむ為の交通手段になったら、もっともっと、電車に乗ることが楽しくなるよね。飛行機に乗ることにわくわくするよね。車の運転を楽しみたい人だけが車に乗るようになれば、交通渋滞なんてなくなるかもよ。

…てなことを、たまたま、一昨日くらいかな、「こじこじ」(小学1年生、7歳)と話してたとこだったのだ。
ちなみに彼は「のび太の机」が欲しい、とのたまった。
なんで?
「だって机のひきだしに入れるんやで?ほんで、入ったらタイムトラベル(先週のちびまる子ちゃんで覚えた単語)できんねんで?ほんなら、ほんまもんの銭形平次(彼は時代劇も好きである)に会えんねんでーw」
…言うに事欠いて銭形平次って!!(爆)

「SWING GIRLS」

2005年11月06日 00時41分38秒 | 水曜日は映画の日
「SWING GIRLS」
 出演:上野樹里、平岡佑太、竹中直人 他


ああ、これまた「ながら」で(見るつもりはなかったんだけど)見始めたら、やめられなくなっちゃって、結局最後まで見てしまいました。なんだろ、最近こういうパターンが多いなあ。ほんとはこの映画、「ながら」じゃなくてちゃんと見たかったんだけど、まあ、いっか(ええんかい)。

上野樹里ちゃんて、アレでしょ、NHKの朝ドラ出てたんだっけかな。いやおいらは見てませんが(←!)。
最近だと「エンジン」ですか、キムタクが出てたやつ。あれの育児施設?にいる一番年長のクールな高校生役。あと、歯磨き粉(って言わないよねー、今!)のCMに出てる。
おいら「エンジン」での、ちょっと斜に構えた(拗ねてる、とも言う)感じが可愛くって好きだなーとか思ってたんですが、この映画でのぶっ飛ばし(笑)っぷりは最高です。んもう、素敵すぎる!断然可愛いよ!いいよ!
あと名前は存じませんがペット(=トランペット)の子も可愛かったなー。ドラムの子も良かったなー、プチ久保田磨紀キャラ(「大奥」で「美味でございますぅ」ってやってる人)っぽくて。
あとねあとね、エリート集団の吹奏楽部員の一人(メインキャラっぽかったから部長だったかも。そのへんちゃんと見てなくてな)が高橋一生くんでした。これ見て、あの「I.W.G.P」の和之だったかな、ずっとひきこもってたマコトの同級生でその後スペシャル版ではインターネットカフェの店長やってた、すさまじい長髪のメガネくん(笑)だと気がついた人はいるんだろうかなあ?

矢口監督でしたか、この方が、えーと、「WATER BOYS」の監督で、映画のノリっていうかおおまかなストーリーも、まあ似てたような感じするし、竹中直人に至っては同じような役回りで出てたし、そういう意味ではレンタルで充分だと思っておるわけですが(さらっと書いてはみたものの、失礼だよね)。

が。

このノリは、たアまりませんよーーーー!うっわー、サックスかっけーーー!(注:恰好良い、の意)
おいらは中学の頃に吹奏楽部に所属しておりまして、フルートなんざ吹いておったわけですが、元々はアルトサックスが吹きたかったんです。だって恰好良いじゃないですか、サックスって楽器の見た目が!あんな上にも下にもウネウネって曲げた楽器をですね、首から提げるんですよ、そんでまっすぐ構えないで体の斜め方向ちょい後ろに、その下に曲げた部分を出すように構えるんですよ、そうすっと自然、首なんかもちょっとかしげるように曲げるんですよ、吹く時に。
なんてまあ、雰囲気ある楽器!
おいらの兄がこれまた吹奏楽やってましてね、ええ、コンクールだ文化祭だって何度か見に行ったんです。その時に、もうね、一目ボレ。なんだあの金ピカのウネウネした楽器は!って。当時小学生だったおいらは、中学行ったら吹奏楽部入って、絶対サックス吹くねん!て決めてました。(が、兄の一言であっさりフルートに変更するあたりが、なんとも根性のないことで。とほほ)(おいらはお兄ちゃん子でしたから、ある時期、兄には絶対服従でした。いや勝手にそうしてただけです。)
いやー、だからでしょうね、今でもサックスに対する思い入れは強いです。やりたいです。太棹の三味線(津軽三味線)とどっちがやりたいか迷うくらい。ってそんなたとえじゃ分からん、て。

まあとにかく、ストーリーはまったくの予備知識なくても見られます、単純明解。
それよりも何よりも、全編を通して流れるジャズのスタンダードナンバーが、もう、もう、もう(落ち着け)!うわーもー足踏みますって。頭振りますって。指で机なんか叩いてますって。しまいにゃ首(顔)を前後に揺すってますって(それじゃレゲエだよ)。
ジャズっていうか、こういうバンド編成の曲は、吹奏楽でもやるんです。それ用に編曲されたんがあります。実際、この映画に流れた「A列車で行こう」とか「SWING SWING SWING」などの曲は、おいら兄のいた吹奏楽部で聴きました。かっちょいー!としびれまくりました(当時中学生でした)。
だから映画でそういう曲が流れると、もううずうずしてたまらん。じっとなんて出来ません。黙ってなんかいられません。
良かったよ、これ映画館で見なくて。こんな状態じゃ騒々しくって傍迷惑なだけの客ですから。

あー、楽しかった。

(追記)
そういえば、日テレ系の水曜日の、所ジョージの番組でもいつぞや吹奏楽部を特集してましたな。なんだい、ナニゲにブームなのかい(おいらは疎いよ)。

「人質カノン」

2005年11月05日 00時22分32秒 | ほぼ、文庫本
人質カノン/宮部みゆき/文春文庫

短編集でした。
設定は現代。今。んー、謎解き、ともいえないような言えば言えるような…どっちだよ!なんだろうな、日常に絶対に起こらないわけではないけれども、そうそう起こらない程度の事件、にまつわる人間の話。
普通っぽさが良くて、すいすい読めました。程よく面白かったしな。
この「程よく」てところが味噌でね、短編集なのであまりコテコテにしちゃうと、すげえ胃もたれするところですよね。こういう本は、小旅行に行く時の道中の友、て感じだよなー。あ、もちろん鉄道利用でね!(飛行機含む。ただし乗った事ないんだけどな!フン)
でも、一回読んだら、もういかな、って感じ。面白かったんだよ?でも、手元になくてもいいかな、って感じなので、そのうち売却します。
つくづく、図書館を利用せねばなー、と思っております。あー勿体無い、勿体無い。