オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

山田孝之

2006年01月15日 23時25分28秒 | 過去ログ
ひっさしぶりー、このカテゴリに書くの。

山田孝之をいいなー、と思ったのは、フジテレビ系列でやってた「ランチの女王」。竹内結子が主役、共演に江口洋介、山下智久、伊東美咲、堤真一ほか。ドラマの中での役どころもさることながら(主役級のメジャーどころよりも、断然サブキャラに惹かれるんですよ、おいら)エンディングの映像で、ひたすら食べまくる姿に惚れました。その食いっぷりが豪快で潔くって気持ちがいい。餃子だったかラーメンだったか、そういう中華飯店系のものを汗がんがんかいて、がっつんがっつん食う、ひたすら食う。同じ年頃(でもないかな)の山下智久が青空の下(設定はピクニック、てところでしょうな)でお弁当のエビフライを笑顔で食べてる姿とはえらい違い。山下くんのそれも、可愛いーwと思わなくもないけれども、それはほらー、やっぱジャニーズだし?(笑)でも、山田くんの見事な食いっぷりの方が、おいらのハートをがしっと鷲掴みしたんですよ。
食べる姿が絵になる人っていいな。
で、なんとなくそれ以来気になってて、彼の出てるものはちょこちょこ見るようになった。「め組の大吾」とかね。「世界の中心で愛を叫ぶ」も見たよ。「H2」は再放送でちょこっとだけ。これはなんか、野球やってる姿、特にピッチングフォームに難あり(んま、偉そうに!)と見たので見られませんでした。おいら自分では出来ませんが、野球についてはちょっとうるさいもんで。
素朴な、とか、朴訥な、とかいう言葉が似合うなー。まっすぐ、正直者、素直、ストレート、などなどなど。そういう役柄が多いな、と思ってました。
今回の「白夜行」も原作はまったく読んでませんけれども、山田孝之だし、見よう!と思ってましたよ、ええ。綾瀬はるかちゃんも可愛いしな!
だもんで、その流れでの「はなまるマーケット」出演も、出勤時間帯でしたがちゃんと録画して後で見ましたとも。
役を離れた彼を見たのは、もしかしたら初めてだったかもしれない。
前の日も撮影があったらしくて、2時間ほどしか寝てないとかで、テンションが微妙だったのかもしれないけど、その、なんだろうな、抜けっぷりがこれまた良くってなー。全然ぬるいの。ぬるいっていうか、普通っていうか。熱くないの。いやいや、運転免許をやっととって初めてドライブに行った、みたいな話や、好きなフィギュアの話をする時は、体がちょっと前にのめってたり、言葉数も増えたりして、意欲的な感じはする。するんだけど、長続きしない(笑)。熱く語ってもうまく伝わらないっていう前提で話してるから、ちょっと話し出してすぐに熱が下がる感じ。意識して下げてる気さえしたなー。もちろん勘繰り過ぎなんだろうけどな。
でも、その下げっぷりがよくって!照れ隠しなのかなあ。
あとね、目が!目がいいよ!
そんなふうにちっとも熱さを感じさせないようにしている、ぬるい彼の中で、目が異様に鋭かった。射貫く目だと思った。モテる男の表現として「目で殺す」って言うでしょ。「視線で落とす」とかってな。彼はほんとに「目で殺す」人だと思った。違う次元でな。少なくとも今までの役柄では見られなかった目なので、これが彼の素だとしたら、おいらはイチコロだ。こーんな目でぬるーい話するなんて、こいつは侮れないぞと思いました。
能ある鷹は爪を隠す。彼のような人を天性の役者と言うのではなかろうか。


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