イチローイズム/石田雄太/集英社文庫
このタイトルが凄い。名は体を表す、そのもの。
イチローはイチローであろうとするところが格好良いのだ。
映画なんかで職業軍人とかいう言葉があるが(もっとマシなたとえはないものか)、さしずめこの人は、職業野球人とか、そんなところか。
「成功する、という言葉が好きではない。」彼に言わせると、成功する、という言葉には対他人、という視点があって(というかそっちが主で)自分が求めるものとは違う、と。あくまでも彼にとって勝負するべき相手はいつも自分自身であって、つまりはどこまで「野球人:イチロー」であり続けられるか。
おいらはまったく野球はやりません。
ただ、学生の頃に、マネージャー(のまねごと)をしただけ。
それでも一番親しいスポーツが野球だから、多分、まったく知らない人よりはイチローの野球人としての凄いところ、はわかると、思う。わかるっていうか、想像しやすいっていうか。だからどうだと言われてもいや別にどうってことはないけども。
でも、この本は、何かの道を究めようとする、向かっている、という人にはきっと読み応えがあると思う。
おいらのように、まだなんにも見えてすらいない人でも(それはそれで問題山積だが)とりあえず、胸の中に響くものはたくさんあった。
なんていうか、背筋が伸びる本。
で、おいらはますますイチローが好きになった。(顔立ちも好みだし)(いや聞いてねえ!)特に、最後の方にでてくる、一弓(彼の愛犬)と本気で遊ぶシーンなんてもう、映像が浮かんで浮かんで…い、い、一弓になりたい(やめなさいって)。
そうそう、イチローもかれこれ35歳?なんだよね。
読みながらふと、年齢を数えていたらまさにその声が聞こえたかのようなタイミングで、本の中で彼が言う。
「50歳で、まだまだ発展途上ですから… と言いたい」
なんて人!
んもう、ブラボー!!ワンダホー!!ハラショー!!
このタイトルが凄い。名は体を表す、そのもの。
イチローはイチローであろうとするところが格好良いのだ。
映画なんかで職業軍人とかいう言葉があるが(もっとマシなたとえはないものか)、さしずめこの人は、職業野球人とか、そんなところか。
「成功する、という言葉が好きではない。」彼に言わせると、成功する、という言葉には対他人、という視点があって(というかそっちが主で)自分が求めるものとは違う、と。あくまでも彼にとって勝負するべき相手はいつも自分自身であって、つまりはどこまで「野球人:イチロー」であり続けられるか。
おいらはまったく野球はやりません。
ただ、学生の頃に、マネージャー(のまねごと)をしただけ。
それでも一番親しいスポーツが野球だから、多分、まったく知らない人よりはイチローの野球人としての凄いところ、はわかると、思う。わかるっていうか、想像しやすいっていうか。だからどうだと言われてもいや別にどうってことはないけども。
でも、この本は、何かの道を究めようとする、向かっている、という人にはきっと読み応えがあると思う。
おいらのように、まだなんにも見えてすらいない人でも(それはそれで問題山積だが)とりあえず、胸の中に響くものはたくさんあった。
なんていうか、背筋が伸びる本。
で、おいらはますますイチローが好きになった。(顔立ちも好みだし)(いや聞いてねえ!)特に、最後の方にでてくる、一弓(彼の愛犬)と本気で遊ぶシーンなんてもう、映像が浮かんで浮かんで…い、い、一弓になりたい(やめなさいって)。
そうそう、イチローもかれこれ35歳?なんだよね。
読みながらふと、年齢を数えていたらまさにその声が聞こえたかのようなタイミングで、本の中で彼が言う。
「50歳で、まだまだ発展途上ですから… と言いたい」
なんて人!
んもう、ブラボー!!ワンダホー!!ハラショー!!