オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

「12歳たちの伝説 5」

2008年01月21日 22時00分16秒 | ほぼ、文庫本 2008
12歳たちの伝説 5/後藤竜二/ピュアフル文庫

シリーズ完結。
えぇっ?!もう?!
まだ6年1組の全員が登場してないのに…
と思うのは読者の我が儘ってやつで。ともかく完結。
12歳ってのは大人ですか、子どもですか。…難しいな、自分はどうだったかな。
大人ぶってみたかったけど、そこまで根性なかったからな、かといって大人(先生)の思うような子どもでいるのも癪だってんで、スカしたヤなガキだったような気がするな。
大体ね、十把一絡げに12歳を大人だ子どもだ言うから話がややこしい。12歳は12歳、びっくりするくらい世間に揉まれてる子もいれば、愛おしいくらいぬくぬくとのびのびと育ってる子もいる。そりゃそうですよ、みんな一個人ですから。
それを受け入れ、受け止めるのは周りの「大人」の役目ですよ、どう考えても。その分先に生まれてんだから。…あー、書いてて頭痛くなってきたよ…おいらがこんな事書くなんてのが、もう、ほら、間違ってる。おこがましいっていうか、口幅ったいっていうか、出張り過ぎですよね、ええそうですともさ。
ともかく、シリーズ完結。ものすごい名残惜しいけど完結。パンダ姐御のこともっと知りたいけど完結(しつこいな)。
この本は、今12歳の人たちと、12歳にこれからなる人たちと、かつて12歳だった人たちに読んでほしい。ってそれじゃ全員だよ!
そうだな。うちの12歳予備軍(笑)は3ヶ月前に9歳になったばかりだから、10歳の5年生になったらすすめてみようかな。