オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

アキハバラ@DEEP

2006年09月26日 12時20分51秒 | ほぼ、文庫本
二回目読み終わった。
面白いよ!まだまだ何回でも読むよ!飽きない。飽きるわけがない。
石田衣良、文庫になったのはほぼ揃ってると思うけど、イッコもハズシがないのがすごい。
詳しくは後日。



映画は見てないけど、ドラマは録画しつつ見てます(深夜なもんで)。
ドラマではアキハバラ@DEEPが秋葉原のトラブルシューティングをやっちゃってますが、本ではもっと闘う相手と目的がはっきりしていて、より分かりやすく、その分感情移入もしやすいかと思います。
AIがどうのとか、あとなんだ、ソフトの著作権とか、んー、これが書かれた当時よりもそういうことが一般的になってきているから、抵抗感なく読める人もいると思うけど、インターネットとかソフトがどうのシステムがどうの云々ということは分からなくてもOK。分からないまま読んでいけば、いつの間にやらなんとなく腑に落ちてる。
そういうことではなくて、弱者である存在が、どうやって闘っていくのか。やっぱやる時ゃやらにゃイカン!!何が出来るか分からないけど、とにかくなんか、始めてみようよ。…って書くとなんかものすごく、薄いよな。とほほ。でもやはり、これは「闘い」の話だとおいらは思うよ。(かといって、ゲームにあるようなバトルものだとか、ロールプレイングのようなのを想像されると、そりゃ違いますって。)
ドラマの方はまだ1週分追いついてないんだけど、3話まで見た感じでいうと、アキバ、おたく、弱者の蜂起、強者(=悪)との対立、みたいな分かりやすいドラマになってるような気がする。これはこれで面白い(それに生田斗真くんが出てるしな!)けど、本とは別物。
そうそう、本を読んでいて、AI(人工知能)というものの個の確立、みたいなところや、ネットの海に開放されて、とかいうのを読んでいて、「攻殻機動隊」を思い出した。ほんとにこの本にあるように、AI型サーチエンジンが出来て、しかもそれが無料配布!みたいな世の中になるといいなあ。虫が良すぎると言われるだろうけどもさ、「いいもの」を「みんな」に「開放」できるような世の中に、少なくともネットの世界ではね、なっていってほしいなあと思う。…じゃあどこでおまんまを食うんだよ!て言われそうだけどな!

<おまけ>
1000円の日に映画の「アキハバラ@DEEP」も見てこようかな。山田優ちゃんがアキラなんだよねえ…、あと多分ページは成宮寛貴だよなあ…、忍足修吾はイズムかな、荒川良々はタイコか?え?ボックス?