…こんなことしてる場合でもないんだけどな、オレサマ!
と自己ツッコミを入れつつ、ま、気分転換だの景気付けだのと理由を並べておこう、自己弁護の為に。面倒臭いな、おれ!
さて。
久々にトラックバック練習板のお題に噛んでみた。
「夏の終わりを感じる時」
うむ。
夏の終わり…というか、まずおいらが感じるのは「秋のきざし」だ。
これはほんとに、如実に現れるんだけど、総長(なんて変換をするのさ!)もとい、早朝の空の色と雲。日中がどんなに酷暑であろうと、この変化は暦の立秋を二、三日過ぎたあたりから見られる。ほんとに。さすがに「立秋」だなあって思うよ。
次に感じる「秋のきざし」は、日暮れの時刻が早くなっていくこと。
おいらの今の家、台所が西向きで、キッチンに立っているとまともに真正面の西の窓から、夏の強烈な西日光線がスカーーーーー!!!と差し込んでくる。そりゃもう射抜くってのはこうだな、てなイキオイで。(それでも窓ガラスが飾り彫りしてあって、光を分散してくれるから、なんとかしのいでいられるわけで。)
それが、ふと気がつくとその攻撃(笑)が終わっている。大体同じ時刻に台所にいるわけだから、あれ、今日はなんか楽だなあ、と思ったらすでに太陽は見えなくなっている。
このあたりはまだ、夏のうちなんだな。
そのうちに、同じ時刻の外の風景が、なんとなく薄暗くなっていく。あれ、今何時?え、まだそんな時刻?それでもこんなに暗いの?…てなことを感じるようになると、ああ、秋のきざしがここにも…ってなもんですよ。
そうこうするうちに、朝、ベッドのそばの窓を開けると、部屋の中にひやっとした空気が入ってくる。屋根は夜露でぬれている。
そういえば蝉の声がめっきり減ってきたなあ。
夜中に鳴くのが蝉じゃなくて(ほんとに鳴くのよ、夏は!夜中だってのに!!うるせえよ、蝉!!!)こおろぎだかまつむしだかの秋の虫になってる。ちなみにスズムシは繁殖させているので(いやおいらが、じゃないけど)お盆すぎ頃には鳴き始めます。
そんなこんなするうちに、気が付くと「夏の名残」をさがしていたりする。たとえば弱弱しいながらも懸命に鳴く蝉。少しずつ数が減り、花も小さくなりながらも健気に咲くアサガオ。しまいわすれたビーチサンダル(一年中出てるんじゃないか、とは言わないお約束で)。プールバッグからこぼれる砂。
…そうやってちまちま数えたりする合間に、ああ、そうか、夏が終わるなあ、なんて思ってみたりなんかして。