オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

誕生日だよ、ありがとう

2005年05月29日 23時07分42秒 | 過去ログ
はい、お陰様でまた一つ、歳を重ねることとなりました。
今日から「素数」なんです、年齢が。素数ってのも懐かしい響きだなあ。いや別においらは理数系ではありませんが、なんとなく数字って気になるんです。強い、のかな、分からないけども。
たとえば人の誕生日とか、電話番号とか、住所の番地とか、並んだ数字は割と覚えが良い方です、多分。(でもこれは、寄る年波には勝てませんから、今でも覚えが良いです、なんて言えません。言っちゃいけません、て!)

で、素数。
23歳になった時にも思ったんだけれども(ってそれじゃおいらの年齢が想像できるじゃないか!…まあいいけど)、素数って、なんか、厳しいんです。厳しいていうか、シビア、ていうか。
素数っていえば1とその数でしか割りきれない、とかいうやつです。そのノリ(どんなノリだか)で、逃げ場がないような感じがする。
大抵2か3で割り切れそうなもんでしょ?数字が大きくなればなるほど、なんかしらん、どれかで割り切れそうなもんでしょ?意外なところで7とか13とかさ。ちょっと思いつかない数字で。
でもいくらやっても割り切れない、大体1かその数字かで割り切れる、てことは、実際には割ってないのと同じでしょ?たとえば、ケーキを二人で分けると半分ずつだけど、一人だとまるごと全部、つまり割って(分けて)ない。元の形(数字)のまま。そういうところが、頑固っぽい感じがするんです。
22歳なら2で割ったら11になるけど、23歳は素数、つまり1で割ってもそのまんま、23歳は23歳でしかない。ごまかし効かない、逃げ道もない、どどーん!みたいな(なんだそりゃ)。

でも、おいら歳をとるってことはそんなに嫌じゃない。@歳になった自分を見て、…げ!! と思うことは多々あるけど。
年齢の分だけさかのぼった年の今日、この世にデビュー出来たことを感謝こそすれ、疎ましく思う道理があるはずないじゃないですか!ねえ!?(誰に言ってんだか)
様々な巡り会いの妙、によって今のおいらがある。その事をとても幸せだと思う。今のおいらで居られる事をとても嬉しく思う。そんなふうに考えると、身の回りの、近いも遠いもひっくるめて全部、に対してしみじみと感謝の気持ちが溢れてきます。
今年もまた、誕生日を迎えさせてくれて、ありがとう。
…なんつって。今日ぐらいはガラにもない(こともないけど、まあそんなにしょっちゅうでもない)事を言って、いや、書いてみたりしてね。