すぎなみ民営化反対通信

東京・杉並発。「一人が万人のために、万人がひとりのために」をモットーに本当のことを伝え、共に歩んでいきたいと思います

「財産交換」議決しても「あんさんぶる・税務署交換」条例は二年後。これからです!地元は元気にお花見デモ

2016年04月02日 | 児童館なくすな!あんさんぶる⇔税務署交換

子どもの居場所を守ろう!

「あんさんぶる荻窪」を守るためにがんばりましょう!

  

特報・杉並版 (児童館・あんさんぶる―地域・職場版)

   桜も見ごろの4月2日(土曜日)あいにくの肌寒い曇り空のもとでしたが、荻窪南で、三々五々的な総勢20数名の少人数ながらも、元気いっぱいの子どもたちと地元町会はじめ老若男女によって、カエルの縫いぐるみの呼びかけ人を先頭に、カラフルな傘や荻窪南口の商店街に貼りめぐらされているポスターと同じ手作りボード姿でカエルの歌やドレミの歌で、道行く人々、商店街のお店の方々に、“あんさんぶる存続”“何も決まっちゃいません”と“これからメッセージ”のミニ・デモ、ミニ・ツアーを行われました。

  ツアーは、「あんさんぶる」前から、桃二へ、桃二校庭で伝説の源氏ゆかりの白旗桜のもとでの桃二校歌斉唱と紙芝居「あんさんぶる、ずーっとネ」、再スタートして仲通り、駅前通り、すずらん通り、「あんさんぶる」。

(紙芝居「あんさんぶる、ずーっと、ずーっとネ」は、https://youtu.be/FjgKcGt3360

 でごらんになれます)

  道行く人々に手渡しで配られたチラシでは、以下のように、アピール・強調されています。

●3月16日杉並区議会は、「財産交換」を可決しました。しかし、実際の交換は2年後の平成30年、その前にもう一度、区議会にかけなくては交換できません。

●普通に土地を買えばいいのに、わざわざ3倍以上のお金をかけ、税金のムダづかいです。他にも問題点がてんこ盛り。

 

   年間7万2千人の子どもたちが通い遊ぶ杉並区最大の児童館荻窪北児童館を中心としたこれだけ大切で大きな地域施設を地元への説明もなしに、「区と国が勝手に行なった決めごと」で廃止し、地元が希望もしていない税務署に変えてしまうなどということが、(今回のように議会を通せても)地域に“通る”はずもないのです。

◎「あんさんぶる荻窪」と「荻窪北児童館」は子どもたちにとってなくてはならないものです。これからも、あんさんぶるを守るために、みんなでがんばりましょう。署名も続けます。どうぞ協力してください。(「荻窪 子どもの居場所を守る会」の「ちらし」より)

  ちらしは、地元を中心にした粘り強い取り組みで、区が強行しようとしている「財産交換」をひっくり返すことはできる、否、必ず「ひっくり返る」と訴えています。今回のミニツアーの主催者のカエルの縫いぐるみには、「変える」「ひっくり返る」の希望と確信もこめられているようです。まさに、これからなのです。区は2~3月区議会での無茶苦茶審議の末の「財産交換議案」議決で、財産交換(所有権移転)のゴールへの片道切符をやっと手にしたけれども、国が決定し、区議会がもう一度議決しない限り、切符は失効・・・私たちは失効・無効に追い込む「決め手」とそれを可能にする私たち住民・区民の力に確信を持っています。

///////////////速報//////////////

4月1日、東京地裁民事部に、杉並区(田中良区長)を相手(被告)に、地元が原告として

虚偽告知による押印詐取に対する損害賠償請求事件として提訴

訴状の「請求の趣旨-事実の概要」からの骨子抜粋

 本件虚偽説明は、田中良が区長として行政執行責任を負う被告(杉並区)によって意図的な故意をもって行われた。

 原告は杉並区の荻窪地区町会連合会に属する町会である南荻窪会の会長である。

   被告は平成26年、文書を作成し原告に捺印させたが、捺印後、被告が説明した内容が虚偽であったとわかり、原告はその要望と捺印を取り下げた。

 しかし、被告はその虚偽の説明をなお用いての公共事業に着手、原告の捺印した文書があることを理由として「住民説明会」をしない。

 本件は、被告が虚偽説明で原告の捺印を得、その後説明内容をひるがえして不当に住民説明会をもたない理由としていることにより、原告が受けた精神的苦痛による損害の賠償を求める事案である

当通信からの補注コメント

 ★「文書」⇒平成26年7月23日付けで杉並区田中良区長に対して出された荻窪地区町会連合会の7人の町会長連名の「桃井第二小学校早期改築を求める要望書」

 ★「被告は・・・文書を作成し」⇒前記の通り、7人の町会長連名で出されているが、その文書は、区の職員が本文から町会長署名部分、文書提出日付け部分まで、すべて作成し、町会長の捺印以前にすべて印刷済みであった。またこのような文書を記載の趣旨内容で荻窪地区町会連合会の町会長連名で作成し区に提出することについての連合町会での議論や協議は一度として行われていない。

 ★「虚偽説明」⇒区の担当職員は「荻窪北児童館はまるごとスッポリ桃井第二小学校に移転する」と町会長に説明している。にもかかわらず、実際には区は、その気はさらさらなく、「荻窪北児童館」は、「まるごと」ではなく、バラバラに解体し、学童クラブと小学生放課後居場所事業を桃二に移転する計画を強行している。

 ★「住民説明会をもたない」⇒区は、「あんさんぶる荻窪と荻窪税務署等との財産交換」についても、区立施設再編整備計画」についても、区内のほかの地域では行なっている住民説明会を、あんさんぶる荻窪(荻窪北児童館)や桃井第二小学校の地元である荻窪南では、開催せず、町会や住民の要求に対してもそれを無視して、一度として地元で住民説明会をもっていない。

///////訴状の「請求の原因」-「事実経緯」についてはあらためて別に抜粋で掲載、お伝えします。

❤先日(前回記事の)「・・・メビウスの輪もどきの「あんさんぶる-税務署等交換」いずれ破たん」の書きかけ記事の続きは、いましばらくお待ちください。

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