すぎなみ民営化反対通信

東京・杉並発。「一人が万人のために、万人がひとりのために」をモットーに本当のことを伝え、共に歩んでいきたいと思います

誰も触れない「本当のこと」。この人は臆せず福島原発事故の悲劇と眼の前にある危険を訴える

2013年07月01日 | 2013年7月参院選・山本太郎さん選挙

原発事故の悲劇と絆を伝える映画「朝日のあたる家」完成披露上映会に2000名を超える人々(6月29日湖西市市民会館で)

 映画に出演している山本太郎さんは1日目の29日、夜の部の舞台あいさつにかけつけたとのことです。

 以下は映画「朝日のあたる家」を支援するボランティアの会のfacebookサイト からの転載(抜粋)貼り付けです。

6月29日に湖西市民会館で映画の完成披露上映会が開催されました。会場には待ちに待った観客の方々が大勢詰めかけ定員をはるかに上回る方々が訪れ急遽追加上映が決定しました。第一回上映の前には今回出演した市民俳優の方に舞台挨拶していただき、大変会場は盛り上がりました。さらに上映後には平田家の家族として出演した3名並樹史朗さん、平沢いずみさん、橋本わかなさんによる舞台挨拶も行われました。この中でも役者さんの素顔が覗けるコメントが多く会場が沸きました。追加上映を含む3回上映で合計2000名強のお客様が訪れました。さらに夜の部では光太郎おじさん役の山本太郎さんが舞台挨拶だけのために多忙な中、湖西市民開会に訪れて舞台挨拶頂いた場面もありました。 

1004028_657379027623271_718104463_n

★☆★
    ★☆★

3・11福島原発事故による悲劇と福島の命の叫び、子どもたちに襲いかかっている危険を語らない参院選「原発政策」は全部嘘っぱちであるか、ごまかし・・・

 読売新聞6月30日朝刊一面トップの「自民以外『原発ゼロ』 9党幹事長討論会」の記事については、「素直」に読んで喜んだ人は少なく、奇っ怪、何だ?これは?・・・と、とんでもない胡散臭さ、違和感を覚えた人の方が多いはず。関西プレスクラブ主催の前掲幹事長討論会で「原子力政策」に関して「原発ゼロをめざすか?」という設問に、 O(はい)、X(いいえ)で択一回答を求めた結果が「自民以外『原発ゼロ』」だ。「アベノミクス効果で参院選自民圧勝」とタカをくくった御用メディアがしかけた「反原発・脱原発世論」の参院選を通しての一掃のための虚構の土俵作りか?

  原発推進・核武装の石原慎太郎の維新の会が「原発ゼロ」にO(はい)だって?原発存続や再稼働・増新設や核燃サイクルに沈黙してごまかし、原発推進の安倍自民党と自公政権のタッグを組み、「原発輸出は国際貢献」と言っている公明党が「原発ゼロにO(はい)」だって?
  参院選を目前にした選挙の票目当ての見え透いた行動だ。もし、本当に「原発ゼロにO(はい)」なら参院選はそれこそ原発をめぐる天下分け目の大攻防に実際はなっている。だが当の彼らはそうなっていない。そうしようなどとも彼らはまったく考えていない。

  プレスクラブや自民党の狙いにせよ、奇怪な「自民以外『原発ゼロ』」の結果にせよ、大事なことは、民意(世論)が「反原発・脱原発」にこそあるという紛れもない現実の反映に過ぎないこと。安倍自民党が参院選自民圧勝で脱原発・反原発世論に決着をつけたいというのも、選挙を前に世論=民意を敵に回したらどうなるかわからない、ネット解禁、twitterやfacebookの爆発的瞬間的な拡散力もはかりしれない、“あたりさわりなく”、「原発ゼロに〇(はい)」と回答しているのも、圧倒的多数の「脱原発・反原発」民意が実在しているからにほかならない

 この「自民以外『原発ゼロ』」の政党のうち過半は、都議選でも参院選に向けても、基本的に、原発について真実を暴露せず、闘いも呼びかけてはいない。核心は、起きている「本当のこと」、これから起きようとしている「本当のこと」には触れまいと隠したり回避している点、伝えようとは決してしない点だ。「本当のこと」を語ることは自党の「票の獲得」「議席の拡大」にとって「不利益不都合になる」・・・と。

 3・11ふくしまと原発事故の悲劇といま目の前にある《戦慄すべき未来》をデマでかき消し抹殺する自民党はもとより許せないが、真実を正面から暴露し懸命の行動を呼びかけようとはしない「自民以外『原発ゼロ』」のごまかしも看過ごせないことではないでしょうか。
 

「本当のことを言って何か不都合でも?」の山本太郎さんは・・・・・・

 ★☆★以下は、3・11福島原発事故が起きた2011年11月に、1986年4月26日に起きたチェルノブイリ原発4号機の爆発事故が起きた現地に行った山本太郎さんのレポートです。
 下記youtube動画をぜひ見てください。一部文字起こしの抜粋を転載しています。

山本太郎が見たチェルノブイリの現実 <o:p></o:p>

 http://www.youtube.com/watch?v=r-ZLyS14tMQ <v:shapetype id="_x0000_t75" stroked="f" filled="f" path="m@4@5l@4@11@9@11@9@5xe" coordsize="21600,21600" o:preferrelative="t" o:spt="75"> <v:stroke joinstyle="miter"> <v:formulas>   <v:f eqn="if lineDrawn pixelLineWidth 0">   <v:f eqn="sum @0 1 0">   <v:f eqn="sum 0 0 @1">   <v:f eqn="prod @2 1 2">   <v:f eqn="prod @3 21600 pixelWidth">   <v:f eqn="prod @3 21600 pixelHeight">   <v:f eqn="sum @0 0 1">   <v:f eqn="prod @6 1 2">   <v:f eqn="prod @7 21600 pixelWidth">   <v:f eqn="sum @8 21600 0">   <v:f eqn="prod @7 21600 pixelHeight">   <v:f eqn="sum @10 21600 0"> </v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:formulas> <v:path gradientshapeok="t" o:extrusionok="f" o:connecttype="rect"> <o:lock aspectratio="t" v:ext="edit"> </o:lock></v:path></v:stroke></v:shapetype><v:shape id="図_x0020_1" alt="http://i.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s228.gif" type="#_x0000_t75" o:spid="_x0000_i1028" style="width: 11.25pt; height: 11.25pt; visibility: visible; mso-wrap-style: square;"> <v:imagedata o:title="ew_icon_s228" src="file:///C:UsersblueskyAppDataLocalTempmsohtmlclip11clip_image001.gif"> </v:imagedata></v:shape><v:shape id="図_x0020_2" alt="http://i.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s325.gif" type="#_x0000_t75" o:spid="_x0000_i1027" style="width: 11.25pt; height: 11.25pt; visibility: visible; mso-wrap-style: square;"> <v:imagedata o:title="ew_icon_s325" src="file:///C:UsersblueskyAppDataLocalTempmsohtmlclip11clip_image002.gif"> </v:imagedata></v:shape><v:shape id="図_x0020_3" alt="http://i.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s325.gif" type="#_x0000_t75" o:spid="_x0000_i1026" style="width: 11.25pt; height: 11.25pt; visibility: visible; mso-wrap-style: square;"> <v:imagedata o:title="ew_icon_s325" src="file:///C:UsersblueskyAppDataLocalTempmsohtmlclip11clip_image002.gif"> </v:imagedata></v:shape><v:shape id="図_x0020_4" alt="http://i.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s325.gif" type="#_x0000_t75" o:spid="_x0000_i1025" style="width: 11.25pt; height: 11.25pt; visibility: visible; mso-wrap-style: square;"> <v:imagedata o:title="ew_icon_s325" src="file:///C:UsersblueskyAppDataLocalTempmsohtmlclip11clip_image002.gif"> </v:imagedata></v:shape><o:p></o:p>

  アップロード日: 2011/12/29 <o:p></o:p>

 25年後の日本を見に行きたい」

 
消えた村の数168

未来のために子供達のためにその先の世代のために

 
この日本という国を継続させていくためには
 
今大人達が行動を起こさなければいけないんです。<o:p></o:p>

  政治に対して世の中のことに対して
 
僕も含めた無関心が作った世の中なんですよ。<o:p></o:p>

  本当に守りたいものがあるんだったら<o:p></o:p>

  誰も教えてくれないのであれば<o:p></o:p>

  やっぱりそうしていくしかないんですね。<o:p></o:p>

  自分の命は自分で守らなきゃいけないんですけど
 
まず一番不条理を押しつけられている人達に対して
 
手を差し伸べるということなんですよ。<o:p></o:p>

  それは自分達の明日の姿なんですよ。<o:p></o:p>

  自分自身のこととして引き寄せられなかったら
 
次、自分達にそのことが起きた時に
 
国に同じことをされますよ。<o:p></o:p>

 だから被害から離れている人達が<o:p></o:p>

 手を差し伸べるしかないんですよ<o:p></o:p>

チェルノブイリは福島原発事故以後のこれからの《鏡》

 以下は、2013年5月19日岩手大学工学部ホールで行われた公開討論会(主催:日本科学者会議岩手支部、原発からの早期撤退を求める岩手県学識者の会)におけるアレクセイ・V・ヤブロコフ博士の講演の翻訳PDFです。

 

 “これからの福島の鏡”とは、チェルノブイリ原発事故以後にウクライナやベラルーシで5年後、10年後、25年後に起きたことは、基本的にすべて福島そして日本で私たちが直面することだということです

 

 チェルノブイリ事故直後はソ連が情報統制し、被曝・健康被害をひた隠した。私たちも何が起きているか、真実をほとんど知らなかった。だが、そのソ連は崩壊し、真実はウクライナ、ベラルーシの人々、事故収束に献身的に従事し被曝したリクビダ-トル(動員された軍人と作業員)らの告発と闘い、医師らの懸命の調査と医療によって次第次第に明らかになった。そしてベラルーシの「死の町」「風下の村」の子どもたちの作文集が事故後8年を経て『私の運命の中のチェルノブイリ』(日本語訳『わたしたちの涙で雪だるまが溶けた』)として発行された。事故後25年を経た3・11福島原発事故後にウクライナ政府『緊急レポート』が発表された。真実を消し去ることはできない。

 
アレクセイ・V・ヤブロコフ博士講演はきわめて重要です。
 
前掲の「山本太郎がチェルノブイリで見た現実」(25年後の日本を見に行きたいと合わせて、少し長い講演(翻訳)ですが、非常に重大な内容なので、ぜひごらんください。

チェルノブイリからフクシマへ・・原発事故の実情と教訓

(アレクセイ・V・ヤブロコフ)

 http://homepage3.nifty.com/gatayann/130519YAbUlec.pdf

 「本当のこと」を語るとは・・・・・参議院選でハッキリします。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする