杉森神社の物語(東広島市河内町)癒しのある風景

人生は、実験の連続。愛される神社を目指して頑張っています。祭りとは奉ること。ご祈願毎に神饌をかえ丁重なお祭りをします。

7月の日記28 クレド教室講座

2014-07-29 06:10:17 | 神職・宮司になるためコーナー

7月28日

まだアジサイが白い花です。日当たりが悪いと色づかないものなんでしょうか?

 

 

今日は、クレド教室

 

夏の市内はアチコチ、クーラーがぎんぎんです。杉森神社のような自然の風とは違い、ちょっと寒いくらい(と感じるのはもしかして・・・)

 

本日の教室は「神さま編」

実は、「     」は神霊を宿して子を産む女性の一般的名称といわれている。

答えは、タマヨリビメ

 火遠理命(山幸彦)の妻(海神・わたつみの娘、豊玉毘賣命トヨタマビメ)が子、鵜草葺不合命(うがやふきあえずみこと)を産む姿を見られ、海神宮にかえるが、そのとき妹の玉依姫命(タマヨリビメ)を養母として残す。ウガヤフキアエズミコトとタマヨリビメの子4人の内にカンヤマトイワレビコ(神武天皇)が生まれる。

 一方、小川のほとりであそんでいたタマヨリヒメが川上から丹塗りの矢を持ち帰り寝床にさすと、妊娠し、賀茂別雷神社のカモワケイカヅチ命を産む。

 また、イクタマヨリビメの家に男が出入りし、妊娠。その男は、三輪山の大物主神(オオモノヌシ)。生まれた子の子孫は崇神天皇が天照大神を皇居から離してまつろうとしたキッカケのオオモノヌシの祟りを鎮めるために神主となった「オオタタネコ命」

 

 このように同じ名前でありながら、同一人神ではない場合と、違う名前でありながら同一神である大国主神(大物主神、大己貴命、葦原醜男、八千戈神、大国玉神、顕国玉神)のように、古代の人々は神さまの働きを称えて名前を捧げたのでした。

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