まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

ジビエ

2014-12-26 | 料理

母の実家が鳥越村なので、時折叔父たちが猪の肉や熊の肉を持ってきてくれたので、小さい頃はよく食べた。今では叔父達も年をとり、口に入らなくなった。

ジビエとは猪や熊、鴨など狩猟によって捕獲された野生の肉だそうだ。

なぜフランス語なのか分からないが、「山の生き物の肉」というより「ジビエ」と言った方がおしゃれな感じがする。

雉やうさぎの肉も食べたことがある。遠い昔だ。それより、母の実家で生まれたわたしはジビエなのか。野生ではないが、田舎者ではある。田舎の小百合と言っておこう。

そんなことより、脂身の多い熊の肉を薄くスライスしてわさび醤油でいただく。獅肉は豚肉と似ていて鍋にすることが多かった。美味しい酒を呑みたくなった。少々酩酊したい。

 


年女

2014-12-26 | 暮らし

旦那の妹から木目込みの人形を贈られた。来年は年女なのでわたしの為に作ってくれたものだ。

なんとも愛らしく、この気高さが素敵だ。

双子の娘も羊で、実家の母親も羊だ。親子3代同じ干支は縁起が良いらしい。羊はやさしいが、紙を食うので紙幣が貯まらないと言った人もいるが、紙を食うのはヤギでは?それに、紙幣を食った人を見たことはない。

言葉のあやに突っ込むのは親譲りらしい。「膝が笑うっていうが、わしの膝は泣いとるわ」と、父がよく言っていた。

今日、父の見舞いに行くと元気そうで、歩くことが出来て用を足すことが出来たと喜んでいた。「手がしびれて、物がつかみにくい。目の前に札束を持ってきたら、いいリハビリになるんやが」と、言っていたので健在である。人騒がせな父である。

今年は我が家の漢字は「病」かなと思ったが、「気」ということにしよう。「病気」が「元気」に変るように。