幼稚園児のころに初めて
「天理の餃子」を食べて、この世にこんなに美味しいものがあるのか?って驚嘆し、嫌がる親父の足を向けさせては、保護者付きで餃子にありつけたものだった。親父は、ニンニクとニラがまるっきり駄目な偏食の王者で、ワシの正反対の食の好みであった。当時から天理の餃子
(天雅の餃子)と親しみを込めて呼んでいたが、常連になって半世紀以上って歳はとりたくないものだ。
小学校1年にもなったら、鉄道の駅2つめだから自分一人でも行けるようになり‥‥‥いやいや大変だった。天雅の先代の中国人の親父さんが、小さな子供一人に食べさせても良いものかと思案しだしたからだ。ワシからの提案で前払いでの交渉をして、なんとか天雅の餃子にありつけたが最後、
2回目からはフリーパスを貰ったような感覚だった。現在は滋賀県へ引っ越した今も月一くらいで食べにやってくる。
極薄の自家製の皮に、めいっぱいまで餡を詰め、裏っかわの皮✕2のぶ厚くなる接着面は最小限度の面積だった。従って、口に残る皮感が邪魔になることはないし、一旦蒸しあげてある餃子を、ごま油たっぷりで片面だけシッカリ焼きを入れてある。蒸しただけの面はモッチモチで、焼いた面はカリッカリの香ばしい
メリハリの焼き加減だ。美味しいものが少なかった半世紀以前に、このお味は反則気味だったかも知れない。
現在はコロナ対策でお持ち帰り中心でやっておられるが、ワシの場合は
以前にフリーパスを貰った実績がある‥‥‥代替わりしているので多分高校時代くらいからしか覚えておられないだろう。消毒液・消毒クリーナーを貸してもらって、完璧な体制でお店で食べることを許されている。どなたでも天理へ来られる機会があれば、経験されると餃子のイメージが一変することをお約束する
(お休みは水・木曜日)。
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酔っ払っても写る「CANON Power Shot G7XⅡ」と「iPhone」での撮影です。
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