少し風変わりなお店で、ヤシ蟹を始めお肉や野菜も卓上で焼いて食べる
「ヤシ蟹専門店 まほろばの里」では、一見強面のコンビ、大型シェパードの「コン君」と、若頭風の「店主さん」が出迎えてくれた。当初の「コン君」は、店主さんの指示通り離れて座って、遠めにこちらを見つめているだけだったが、その位置をほふく前進で序々に詰めて来ているのに気がついた。最終的には背後にチョコンと寄り添って座っているって。体格が良いぶんプライドが邪魔をしているのか、素直に近寄れないのはご主人様の言いつけのせい? ひと段落着いた「店主さん」が、三線を取り出し数々の島唄を聴かせてくれた。
■舟盛りにされた「ヤシ蟹」と「牛ロース肉」。
■大型シェパードの「コン君」
先日も「まほろばの里」さんをご紹介をさせて頂いたが、「iPadヤシ蟹画像」が少々分り辛かったので、再び舟盛りにされた
「ヤシ蟹」と
「牛ロース肉」の画像を貼りおく。自分のペースで焼いていくも、殻を割るアイテムがあるものの、蟹身に辿りつくには結構な技術と根気が必要で、ワシの手には負えなかった。従って蟹ミソの方へと切り替えた。
■お尻の部分は身ではなく蟹ミソが詰まっている。それを炙って、中のミソをスプーンで掬って酒の肴に。
■泡盛のロックを注文すれば、まさかジョッキで運ばれてくるとは予想できなかった。
■ヤシ蟹出汁の「ヤシ蟹そば」も乱暴に盛り付けてあるが、味は美味しい部類のものだ。
どんなお店なのか、前日にリサーチに来たとき、外から見ると
「大丈夫なのか?」って一瞬頭を過ぎらず停滞した。建物に挟まれてロクに壁も無いし、吹き晒しの椰子の葉の屋根が覆い被さっただけの家屋だ。判り易いように店内と天井の写真を貼りおくが・・・・きっと伝わらないだろう。
■建物と建物の間から、お店の看板がのぞいている・・・はいってもよいのだろうか?
■良く言えば民芸調の土間って感じで奥の扉が「コン君」のスペースで屋根はない。
■天井を見上げると椰子の葉が部屋を覆っているようだ。
さて店主のオジサンは、ひと通り舟盛りにするとワシ達一組だけのお相手であるがゆえ、三線を手に妙技と言ってよいほどの手馴れた腕を披露してくれる。まるでエレキギターを奏でているかのようで、島唄の方はクセがあるも、BEGINさんの
「オバー自慢の爆弾鍋」をYouTubeにアップしておく。決して同じ歌とは思えないくらいの編曲が施されていた。しかし、三線に関しては、地元の方など本州小学生のリコーダーの如く、何方でも達者に弾かれるのが当たり前のようだ。
■ヤシ蟹料理 まほろばの里■
・ジャンル:ヤシ蟹・沖縄そば
・所在地:沖縄県石垣市大川199-1
・TEL:050-5265-2453
・・・・・・・・・<切り取り線>・・・・・・・・・
まだまだ
「石垣島」での、ご飯を楽しんだ画像があります。今回は、とっぽいお顔の店主さんでしたが、気の良い方で楽しく食事が出来ました。デカい強面の「コンちゃん」には度胆を抜かれましたが、帰り際にはスッカリなついて、悲しそうにピィピィと鼻を鳴らしていました。
ここを訪問してくださってありがとうです。
どなたさまでも、お気軽にコメント戴けると嬉しいです。
何とか自力で修理した「CANON IXY」と、「iPad-Air2」での撮影です。
日本ブログ村 こだわり料理部門、写真ブログ部門に参戦しております。
下部をポチ(クリック)して頂くと励みになります。
イイネ