負けるな知的中高年◆本ときどき花のちコンピュータ

「知の崩壊」とかいって、いつの間にか世の中すっかり溶けてしまった。
「知」の復権に知的中高年よ、立ち上がれ!

予定のほぼ1年近く経ち、このブログは今日で終了します

2005年06月05日 | 詞花日暦
ホタルたちはしばらくのあいだ気ままに光を放ち
……ほぼ完璧に同期して集団で光のパルスを放つ
――マーク・ブキャナン(物理学者)

 6月の声を聞いて、当初予定していた一年間がほぼ経とうとしています。いたずらに伸ばすのも意味がなく、この辺で終了とします。なおご参考までにいくつかのご報告とお礼を添えておきます。

1)1年前にスタートした時点で、NTTのブログは約3万から23万に増加した。
2)不気味な「集団の光パルス」でなければいいが。
3)当ブログのアクセスIPは、毎日平均90台であった。100を超えることはたまにしかなかった。
4)逐一ご挨拶しないが、閲覧していただいた少数の方々にお礼を申し上げたい。
5)コメントなどをわざわざいただいた人々には、さらに深謝を捧げたい。
6)楽しい思いや参考になる意見がありがたかった。
7)このブログはしばらくこのままの状態で置き、コメントがあれば返事を書く。
8)コメントがとだえ、アクセスが減少した時点で消去する。
9)コメントをいただいた方々は、必要なコメントを保存されますよう。

 堅苦しい話題が多く、日々、恐縮していました。いずれどこかでお目にかかることがあるかもしれませんが、皆様、ご壮健にお過ごしになられますよう。(菅原)

最新の画像もっと見る

27 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
白隠さん! (菅原)
2006-02-26 08:21:20
不勉強をさらしますが、白隠さんにこんな文章があるんですね。静岡の禅寺をはじめ、懐かしい人なのに、接したのは書画と夜話だけ。いやはやいい加減な禅修行です。もっとも禅僧はことばを弄ぶなという原則にこだわっていたせいもりますが。参考になりました。感謝します。

花の本は半ば楽しみながら進めています。もう3分の2くらいは終わりました。移し世のしがらみに時間ばかり取られて、これだけに専心できないのが残念です。どうせ1冊の本は1年はかかりますので、こんなものでいいのでしょう。またときおりコメントいただけるとうれしいです。
返信する
すみません (彩木)
2006-02-21 16:59:12
私です...↑
返信する
Unknown (Unknown)
2006-02-21 16:58:06
いやあ、そこまでは分かりませんでしたが、『挽く』と言うのは臼を挽く事らしいです。

ちなみにこんなページを見つけましたのでどうぞ。再木 拝

http://www.zenbunka.or.jp/03_magazine/zenbunka/yodan/167.htm



PS:ブログ終了時に、おっしゃっていた『花』関連の新機軸

その後いかがでしょうか?...お時間と都合のよろしい時に

簡単にでも書き込み頂けたら幸いであります。
返信する
彩木様 (菅原)
2006-02-20 10:42:37
そうですか。落語愛好家の愚生は、誰かの噺でこのことばの意味を聞いたような気がします。「挽く」というのは、文字通り「臼を挽く」のと同じ動作なんでしょうか? 季節に関係なく「挽く」のは、すでに乾燥した茶葉を挽いてどうしたのでしょう? たまにしか見ないので、ご返事が遅れました。
返信する
お茶を挽く... (彩木 翔)
2006-02-14 00:04:29
以前どちらの記事かでコメントした中に、飲食店や飲み屋で、『昨日は、お客が一人もこなかった..』と言うことを、業界では『昨日は、お茶を挽いた』という表現をする...という内容の事を書きました。

その語源が最近わかりましたので、ご報告します。......昔、女郎屋の女衆は、客のこない間に内職で、茶葉を挽いていたのだそうです。..で、結局一人も客の取れなかった事を『お茶を挽いた』...と言ったのが語源なのだそうです。

※情報源は生前の「三木のり平」氏です(^^)
返信する
noppiki様 (菅原)
2005-10-01 19:09:51
いろいろやりたいことがあって、1年の予定どおりに終了しました。アクセスする人が徐々に少なくなってきましたが、最近でも40IPはありますので、このままにしておこうと思っています。コメント、ありがとうございます。
返信する
はじめまして (noppiki)
2005-09-24 22:44:53
今年7月半ば、ブログを始めた者です。

今日このブログと出会いました。

短い期間のブログめぐりですが、一番印象深いブログでした。

それが、もう終了されたブログだったとは残念でなりません。

ブログという物を知る前に終了していたブログに、こうして出会えた事を幸運というべきかもしれません。

願わくは、今しばらくこのブログを留めおき下さいますことを、そして又いつの日かブログ再開の報に出会えますことを。

有難うございました。
返信する
vivichin様 (菅原)
2005-06-09 09:22:14
少し前、実父が死んだとき、それまで気にもしなかった目の前の壁が一瞬にして消えうせ、これから広がる自分の時間が茫洋として空虚に見えてくる悲しさに驚いたものです。そんな感慨に近いものをお持ちになっていただいたようなコメント、死んだ親父としてはきっと喜んでくれることでしょう。長い間のご購読、痛み入ります。
返信する
彩木 翔 様 (菅原)
2005-06-09 09:16:01
インターネットが始まる前にパソコン通信によるニフティのようなフォーラムがありました。ありとあるテーマの会議室があり、それぞれのテーマでさまざまな情報、意見、知識の交換がリアルタイムで行われていました。私はマクロメディア・ディレクタというオーサリングソフトの会議室で使い方の質疑応答をし、コンピュータ言語のフォーラムでプログラミングのことを教えてもらい、全国の祭りのリアルタイム情報を読んだりしました。テーマを巡って丁々発止の喧嘩沙汰もありました。川をテーマにした会議室では、黒部渓谷沿いに住む学校の先生による川が黒い濁流に変わった報告を読みました。黒部ダムの放流によって富山湾の漁場が死んでいく前兆を予告してました。ダムがいかに環境を破壊するか、TVが海底異変を取り上げたのはそれよりずっと後のこと。個人から発される情報は多くのブログよりはるかに貴重で深く時代の動きに切迫していました。日記や井戸端おしゃべりよりはずっとスリルに満ちていたのです。参加者の私にとっては学び、行動する貴重な情報源でした。個人からの情報発信である以上、ブログが何かを誰かに訴える情報としてのインパクトを内蔵するのを期待していました。本来ブログはそんなところから生まれていました。心安らぐ微笑ましい日記も悪くありませんが、もっと攻撃的でコミュニケーションの度合いの深いやり取りがあっていいような感じがしています。
返信する
お疲れ様でした。 (vivichin)
2005-06-08 20:55:25
 この記事はアップ初日に拝見し、なんだかポカーンとしていました。ある意味で当たり前にいる家族の一人が突然いなくなるような感覚だったのでしょうか?

 いつもこんな感じで何を伝えたら、どう表現したら、と考えて手が止まるんですが今日はひとまず、お疲れ様でしたという事と感謝をお伝えしたいと思います。

 また何かで袖触れ合えたら幸いと思っています。お体をお大事にして下さい。
返信する
やるか、やらないか (persempre)
2005-06-08 10:31:01
同居人と一緒にお目にかかることはかなわなくなりましたが、何か機会があって、こちらにいらっしゃるときは、ご連絡いただければおつき合いしますのでどうぞ。 博識というだけで、とりあえず歓迎しますので、(笑)
返信する
深謝(^^) (彩木 翔)
2005-06-08 01:16:38
お陰さまで、ブログの何たるかを理解するのも少し早まった気がします。...貴重なデータを頂き、有難うございました。漠然とですが、アメリカの地球外生命探査計画、S.E.T.Iが脳裏を横切っております。...今後とも、より一層の有意義な人生を全うされますよう心からお祈り申し上げます。  彩木 拝
返信する
築地市場 (菅原)
2005-06-07 21:36:26
土曜日はジャンケンクイズなど場外市場でやっているようです。お店の人に勝ったら、何かもらえる。ご注意いただきたいのは、朝早くから行かないと、昼過ぎには、魚屋さんなんか皆閉まってしまいます。最近の場外はすし屋が増えました。こういうのは一日中やっていますが。
返信する
築地 (yozora)
2005-06-07 18:42:06
築地探索計画中です。

土曜日が面白いとの事なのでその日がいいのかな?

この間まぐろ祭りがあったみたいです、知ったのがテレビの情報でもう既に後の祭り?

早めにわかると良かったのにと思ってしまいました。

大々的に宣伝してくれるとありがたいですね

探検がんばりま~す!お元気で!!
返信する
persempre様 (菅原)
2005-06-07 09:39:39
九州の人では頑固者の多い鹿児島と熊本に血縁のある人に私はなぜか興味を引き立てられます。かねてあこがれていた東北の人かと思いきやブリの話で鹿児島の人とわかり、一挙に人物像が絞り込まれました。お子様と一緒にどこかでお目にかかかれるかなあと思ってはいましたが……。
返信する
e-ussy様 (菅原)
2005-06-07 09:08:06
もっと気楽にやればよかったのですが、文章や言葉に対する否応ない潔癖感が刷り込まれていて、思いつくままに書き綴ることができませんでした。先人が残してくれた教えのひとつであり、当意即妙に文章を書く天性が欠けているせいでした。もっとも本人の思惑どおりにはいきませんでしたが……。読んでいただいて、ありがとうございました。
返信する
Unknown (persempre)
2005-06-06 22:00:35
すべてに、終わりがありますね。



ご苦労様でした。と、申し上げていいのかしら?  縁がありましたら、どこかでお会いできるかもしれません。 縁がなければ、それまで。 人生は、そんなものなのかもしれないと、このごろ思います。
返信する
寂しいです (e-ussy)
2005-06-06 14:24:07
これほど内容の詰まった記事を毎日UPしておられることに畏敬の念を感じながら読ませて頂いておりました。

ブログ終了はとても残念ですが、またネットのどこかで記事を拝見できることを期待しております。

興味深い記事の数々、どうもありがとうございました。
返信する
yozora様 (菅原)
2005-06-06 09:54:47
北海道の旅が楽しかったです。まるで一緒に無謀な運転のクルマに乗っていたような……。築地の市場に行ったら、元気なお兄さん方と堂々、渡り合えますよ。
返信する
空魚様 (菅原)
2005-06-06 09:47:05
実を言うと、空魚様のブログは3日に1回の割で読んできました。体調をしっかりして読まないとつらい内容の記事が多く、心身を掻き乱されてしまいます。それほどインパクトの強いものでした。今後も拝見しますので、お続けになってくださいますよう。
返信する
やりたいことも残っていて・・・ (彩木 様)
2005-06-06 09:38:20
いつも一人勝手な文字を頑固に並べただけのブログでした。そろそろ人生の幕引きに備え、やっておきたいことがいくつか残っています。そちらに注力したいこともありますので、この辺で終わることにしました。斉木様のブログやコメントはこれからも拝見していきます。ありがとうございました。
返信する
みくさん (菅原)
2005-06-06 09:31:17
おおきに……。みくさんの方向かまわず、距離は無視、B型特有の天真爛漫さには心安らぎ、同時にやきもきしたものでした。今後もこの調子でおきばりやす。幸せなご家族の様子もまたブログでお伝えください。大阪でばったり会ったりするかもしれまへんなあ。
返信する
残念です (yozora)
2005-06-06 08:07:24
若者でなく中高年でもこういう世界で頑張れるとの見本を示して戴いてると思ってました。

予定が一年だったなんて何だかガッカリしてしまいました。

返信する
ありがとうございました。 (空魚(じゃんご))
2005-06-05 19:14:21
昨年暮れ、当方の拙文に励ましのコメントを頂いて以来、日に二度こちらをお訪ねするのが日課になっておりました。午前中に更新されていなかったりすると、お加減でも悪くされたのではと終日気に掛かり、15分おきにチェックしてみたり、、。

「戯作者の奔放さを忘れることなく、研究者ほどに精査された事実を展開して魅せる」手法で、菅原さんの手ずから差し出される「一匙」の文章は、これからも長く私の中に残りそうです。



ひとまず、お疲れ様でした。

おからだを大切に、これからもご活躍ください。

ありがとうございました。    杉尾貴史
返信する
まあそう言わずに..(^^) (彩木 翔)
2005-06-05 16:23:33
毎日激流のように流れ行く新着記事の中で、『負けるな知的中高年』の文字に誘われてお邪魔して以来7か月も経ちましょうか....時折、新着記事を散策しますが、なかなか自分の波動に合ったブログは見つからないものですね....それにしても、毎日興味深い内容の記事を欠かさず更新される事の意志の固さと情報の豊かさには完全に脱帽して参りました。....しかしながら、菅原様の提示するテーマの他に、『こんな事を聞いてみたい』とか、『これに関しての菅原様はどう考えるだろう?』と言ったやり取りは、少なかったように思います。....まあ『ブログとはそう言うものだ』と言ってしまえばそれまでですが、今ひとつ、我々はブログの持つ機能や可能性を活かしきれていないような漠然としたもどかしさを感じております。...今後は『不定期更新』で、『お気楽』なスタイルにて存続されるのもオツな物かと思いますが、如何なものでしょうか?.....クリックしたらERROR404...なんて空しいじゃありませんか(^^)
返信する
なんだか胸がいっぱいで・・ (みく)
2005-06-05 12:26:37
名前の入力を忘れてしまいました。 長々と申しわけありません。
返信する
Unknown (Unknown)
2005-06-05 12:25:16
菅原様の当初からのお考えならば致しかたありません。 15日までに私にもコメント出来る記事があるだろうかと思いながら拝見しておりました。 私など書かれている菅原様の思いなどには、とうてい測り知れるようなものではなく、恥かしい程に無知な自分ではありましたが、時おり私にでも・・と、そんな記事に出会いますと嬉しく思ったものでした。 私は9月17日の「あなたは彼岸花が好きですか・・」の質問の記事に19日「あまり好きではありません・・」と確か答えたのが最初のお出会いだったのですが、本当に9ヶ月近い間、私の興味や世界が大きく変ったように思います。 今だから出来たのかも分かりませんが、紹介して下さる事柄を、宇治や京都永観堂など、訪ねてみたいという興味を実行させて下さいました。 この部屋に寄せていただくことが無ければ、思い出さなかったことや、足を向けることも無かったことが、数多くあると思います。 大げさに言えば人生の一ページを塗り替えて下さった・・と、そのくらいに思っております。 それらへの興味はこれからも続くと思います。 思い出を沢山有難うございました。 お会いする事もありませんのに、まるで会っているかのように思う日々のブログ、いつも丁寧にコメントを返し、また我が稚拙なるブログにも度々お出で頂き、楽しいコメントでいつも大いなる花を添えて下さり、有難うございました。『50代からのパソコンを使いこなす本』思い出として傍らにおかせて頂いております。 これだけの記事毎日淡々と掲載されて心憎くもありましたよ。 長い間お疲れさまでした。 どうかお体、くれぐれも御自愛下さいますように、またどこかで文字でお目にかかれますことを楽しみに致しております。 好きな記事はたいていはプリントアウトしてきました。 一冊の書物になっています。 感謝の一言に尽きます。 
返信する