T.S.D.

Tomorrow will be a
Splendid
Day !!

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備忘録~幼稚園選び1~

2012-09-21 | 日々の育児
幼稚園決めという重荷を背負って早半年・・・・・。

たかが幼稚園、されど幼稚園。

公立か私立か(私立はお受験ではない普通の近所にちらほらある私立のこと)という
選択から始まり、どういうところにするか、実際に見学に行ってみて感じたこと、
お友達から聞いた話、ネットの情報・・・・・。
全部をひっくるめてもうそろそろちゃんと決めなくてはいけない時期です。

今プレとして通っている幼稚園(正確には幼児施設)を入れると
7つの幼稚園の敷居をまたぎました。

世間で「いいよ~」と言われているところでも、私自身の考え方や
Yuの性格にあっていないと思われるところは最初からパス。

実際に見た幼稚園はそれぞれ個性があって、かなり強烈な個性のところもあって(笑)
なかなか面白かったです。

一番忘れられないのは・・・・

「泥んこ遊び」「野生児」というキーワードで有名な幼稚園。

それなりの覚悟をしていったんですが、玄関入った瞬間から、バタバタと駆けて来る
裸足で真っ黒の園児たち。いっしょに真っ黒になって遊んでいる先生方。

庭では、泥で川や山を作り、そこにホースで水を流しいれてる。
全員泥だらけ!!

鶏がウロウロしているし、そこらへんではのこぎりで木を切ったり
釘打している子もいる。

園舎内もどうぞ見てください、といわれたんですが、
園舎に窓や壁がないので、全体的に土足で上がりたい気分・・・・・。
神経質な人にはちょっとあわないかも。
クラスの中は、とってもシンプル、印象としては倉庫みたいなお部屋。

で、園庭と繋がって公園があり、そこも行き来自由になっていました。
そちらに行って見ると、なにやら大きなボールに入った果物を園児が食べてる。
どれどれ?と見ると、夏みかん。
ぶつ切りにしてあって、それを真っ黒けの園児たちがかぶりつき、
タネをペッと吐き出している姿。

なんて・・・・逞しいんだ!!

いたるところに先生がいらして、子どもと溶け込んで思い切り遊んでいるし、
子どもたちも自由奔放だし、思っていたよりもステキな幼稚園だなと思いました。

先生に、着替えは1日何着も持ってくるんですか?と伺うと、
子どもはいくつも着替えがあっても自分で着替えられないので、
1着を用意してもらい、それもまた真っ黒になるようであれば園のを貸し出しています
とのこと。

また、登園時から水着で来る子もいるらしい
なるほどー。

雨のときは屋内活動が中心だけれど、それでも外で遊びたいという子には
そのようにさせています、と。
さすがにとても寒い日とかは言い聞かせますが・・・・。とおっしゃってました。
なんと自由。

お弁当もクラスで食べなくてはいけないことはなく、園内のどこででも誰とでも
食べてもいい。

登園してから自由活動がはじまり、いったんお昼前に片付けて、お弁当の後に
また自由活動→お片づけ→帰りの会→降園。
って、ほとんどが自由活動時間。

子どもにとって、普通ではないことを無理強いさせないように、
入園式などの行事はしない。
その代わり、畑を持っているので、年長さんになるとその畑まで電車に乗って行き
野菜や果物を収穫してくるそうです。
おやつにでていた夏みかんもその畑で採れたものだとか。

怪我は骨折レベルまでは怪我とみなさないらしいし。

いやー、逞しくなるな。

何よりここの園でいいなと感じたのは、先生たちの態度でした。
なんでしょう、もう、子どもの目の位置に立っているというのが
伝わってきました。

他の内容についてで思ったことは、泥んこ遊びは大賛成なんですが、
せめて午前中に1時間くらいイスに座る時間を設けて欲しいこと。
ずっと外遊び、しかも毎日だと、それは楽しいと思うのだけれど・・・・・。

うちの子は馴染むとは思いつつ、何かちょっと腑に落ちないものもあり
モヤモヤして帰ってきました。


後日、別の幼稚園見学で偶然ママ友に会ったのですが、
その時に「あそこ行った?」という話になり、「衝撃的だったよね!」と
彼女も語ってました。
で、私と同じことを思ったらしい。
また、親も毎日あの姿で帰ってきたら相当大変、洗剤の消費量すごいよねーと。
あぁ、でもそういうこと考えてたらあの園には通わせられないだろう・・・・。

結局、主人とも話した結果、こちらの幼稚園には願書を出しませんが、
本当に「幼稚園」ひとつとっても、カラーが濃いことにビックリ。

また備忘録として、他の幼稚園のことも記録に残せたらと思います。