T.S.D.

Tomorrow will be a
Splendid
Day !!

*宣伝などのコメントはご遠慮ください*

初めて秋葉原ものがたり

2006-05-15 | 日々思うこと
こんなに関東に住んでるのに、私、秋葉原に降りた記憶がないんです。

それくらい縁遠い町なので、何かがないと行く気も起こりません。

今日は、久々にナスカ展を見に上野に行ったので、ついでに秋葉原で降りてみることにしました。
だって、なんだか新しいビルができたって言うし。

秋葉原の駅は、思っていたよりキレイでした。あと、駅を出てすぐにできた秋葉原UDXも存在感があっていいスポット。
2階に上がると、デッキがあり、おっしゃれーな感じですが眺望は×。

2階のラウンジ?もかなり広いし、レストランも手ごろでいい感じだし、なかなか好印象でした
夜もここの中のお寿司やさんで食べました。安いのに美味しかった。

で、ついに本物の秋葉原へ

噂以上にすごい。何がすごいかは言えない。

私の苦手な電気やさん(中に入るとあまりの電気ぶりに疲労する。あと、店員さんのプロっぽいテンションにも萎縮するから)が所狭しと並んでいて、他の店は殆どないのですから。

次から次へ現れる電気や、それと何かに吸い寄せられるように集まった人たち。
まさにブログのためのシャッターチャンスがたくさんあったのですが、勇気がなかったのでなし。

ちょっと入ったCDやでは、アイドルの卵(?)が歌っていて、その周りを取り囲む人たち。
(平均推定年齢35歳。チェックシャツ+リュック率100%)

路上でアニメから飛び出てきたような格好で歌う女の子にものすごい熱気とダンスで応える人たち。(↓とにかくジャンプジャンプジャンプ。スーツの人もジャンプ) 女の子はめちゃめちゃ可愛い。



まだまだ日本にもこんなに元気な大人がいるなんて

ブラブラと秋葉見学をしてたんだけど(↓こんな恐ろしいものをゴミ捨て場に発見 語尾もなんだか秋葉風)



秋葉といえば・・・・そう最近ちょっと下火のメイドカフェ

テレビでは見てたけど、実際にどんななのか見たい!
ほんとにそんなカフェがあるのか?
(っていうかネタとして最高)

という理由で、嫌がる彼氏を無理矢理誘い、初メイドカフェへ!!

入り口にはこんな可愛い看板。



「ちゅーちゅーごっくんどりんく」ってなんだろう?とドキドキしながら入り口を開けました。そしたら・・・

「お帰りなさいませー、お嬢さま

おーっ!ほんとにあるんだー!!ってびっくりしましたが、しっかりメイドさんがいました。

お店の中は、教室風(学校机と黒板がある。なぜメイドと学校?)と普通の喫茶店の椅子と机があり、私達は普通の方を選びました。

意外に混んでいて、そりゃいかにもという人もいれば、カップルで来てる人もいました。

メイドさんは3人。まあまあ普通の女の子です。

期待が大きかったせいか、殆ど普通の喫茶店なので、なーんだという感じ。
でも、注文を受ける時はメイドさんは膝まづくし、メニューも変わった名前が多いので、まあこれが特徴なのかなあ。

私は「えんじぇるみるくフロート」にしました。
ふっつーの牛乳にアイスが載ってるだけ。で、780円高い・・・。

あんまり面白くなくて、挙動不審に周りを観察してたら、ありました。
これぞメイドカフェという光景が!!

カレーを注文した人にカレーを持ってきたメイドさんが、最初の一口をスプーンですくい、フーフーと冷まし
「あーん」と食べさせてるーー

すごい。びっくり。ほんとにあるんだ。

あとトランプを一緒にやってくれたり(1000円)、占ってくれたり(1500円)、なかなかすごいです。

あまりの観察に疲れて、無言でお店を出てきました

もちろん、お店を出るときはメイドさん、「行ってらっしゃいませー、お嬢さま、ご主人さまでした。

もう行くことはないと思いますが、いろんな意味でアキバを満喫できました。





ナスカ展

2006-05-15 | 日々思うこと
ずっと前から行きたかった国立科学博物館のナスカ展に行ってきました。

もう始まってから随分経ってるし・・・と高をくくっていたら、なんと当日券売り場は長蛇の列・・・・
仕方がないので、上野駅まで当日券を買いに戻りました。(これも改札の中です)
週末に行く方は、前もって券を確保しておいた方がいいと思いますよ~!

さらに会場に入ると、それはそれはもう、初詣状態

一歩ずつしか歩けなくて、ちょっと万博を思い出しました・・・・。

最初は土器が中心の展示で、時代ごとに変化する土器が展示されてます。
模様や人の顔が、今でも通用しそうな感じで、とてもこれが紀元前にあったものとは思えません。

・・・後ろに並んでた若い子が、土器に書いてある顔見て
「あ、この顔「ワンピース」に出てたー!」って言ってましたし(汗)

色が鮮やかな織物や、黄金の飾りもあって、よくこんなに精巧なものが残ってたなーと感心。

もう、あまりに混んでるので、一歩一歩進みながら、じーっくり見ましたよ

そして、メインとも言われる、子供のミイラ。

これは本当にすごいです
だって、髪の毛も目の玉(黒目)も皮膚も残ってる。
1000年前の人間なのに!!
じーっと見ると、なんだか目が合いそうな気がして、そしたら、1000年前の人と見つめあってるってことで・・・
不思議

そして、とってもリアルなミイラさんもいました。
もちろん肌も、髪も、筋肉も、表情も(?)、爪も、全部残ってる。
どんな思いで生きていたんでしょうね。そして、自分が死んだ後に、こんなにたくさんの人にじーっと見られるなんて想像してなかったでしょう。

あと、文化的な慣習で頭蓋骨をわざと変形させたり、穴を開けたり(戦いのせいもあるが)というのがちゃんと証拠として残っている頭蓋骨もいくつかありました。
とってもリアルです。だって、麻酔もない時代に、頭に穴あけるってどんだけ痛いことか!
つくづく今の時代に、しかも日本に生まれてきてよかったと思いました。

一番最後には、ナスカの地上絵の展示があり、バーチャルでナスカを上から見れるスクリーンもありました。

私はこの間やっていた「世界不思議発見」を見ていたので、なんだかとても身近に感じられました。
でも、不思議です。あんなに荒涼とした場所にあんなに正確な絵がかかれるなんて。
水や作物への祈りで書かれた説が有力だそうです。あの線の上を何人もの人が祈りながら歩いて、石を取り除いていったとか。
でも、その時代、上から見ることなんてできなかっただろうに。

いくら考えても不思議・・・というところに、ミステリーのロマンが詰まってるんでしょうね。

私は、ペルーには行ってもナスカには行きませんでした。
次にペルーに行った時には、ぜひ立ち寄ってみたいです。

最後のお土産コーナーでは、なぜか「ナスカ饅頭」とか「ナスカ金太郎飴」とかが売られてて、あまりに便乗っぷりにびっくり

会場には、なにげに若い人が多く、こんなに若い人が他の文化に興味を持つっていいことだなーなんて、おばちゃんみたいなことを思ってしまいました

会期は6月18日までですよ。オススメです。