本日は今年度第4回の慶應義塾大学・商法研究会。最近サボり気味で、久しぶりの出席となりました。
来住野究先生(明治学院大学)
「譲渡制限株式の共同相続人の一人に対する会社の株式売渡請求の可否」
(東京高判平成24年11月28 日資料版商事法務356号30頁)
島田志帆先生(立命館大学)
「株主の取締役会議事録閲覧請求が認められた事例」
(大阪高決平成25年11月8日判例時報2214号105頁)
いずれも会社法の典型的論点に関する最新裁判例の研究ですが、125条1項1号「株式の数」の解釈や371条・125条・433条の制度比較など、たいへん勉強になりました。
次回は11月1日の予定です。