ビーグルな毎日

我が家のビーグル犬  モモ&ビート&ポッキーの記録です。

最期の日

2015年12月10日 | モモの旅立ち

モモが旅立ってから、少し日にちが経ちました。書けるだけ少しずつ書いて来ました。思い出すと、辛いから、少しずつ…
23日、もう食べなくなって何日も経って居るので、体力もなくなって来ただろう。
それでも夜中に起きて徘徊はしてました。
2時頃に自分で起きて来たし、トイレシーツの上に連れて行くと自分でしてました。
でも、徘徊する時間はもうそれほど長くはありませんでした。
途中からモモパパと交代でモモをお願いして少し寝る。
5時頃も起きて来たそうだが、もうかなりフラフラだったそうだ。
キドナもも水も殆ど飲まない。9時から診察だったので病院に。
毛布に包んで行ったが、病院に着いてもそのまま診察台の上で寝たまま。
先日より、上半身の痙攣が断続的に続いてる。
大きな発作が来ないと良いけど…と先生と話してた。
いつもの点滴を打って貰って終了。
帰ると益々調子が悪そうだった。
寝ていて、首を持ち上げると言うか、首を起こすと言うか…そんな動作をするが、目を見ると開けては居るが、意識してしていると言うより、勝手に首が動いてると言う感じだった。
首を反らしたり…
意識が混濁しているのでは無いかと、先生が言っておられた。
少し動いたので、モモパパがおしっこか?と抱き起こしてみるが、もう手足がぶらぶらで立つとか言うレベルの物では無いので、寝かせて水をシリンジで垂らしてみるが、舌が動かないので止める。
2、3滴垂らして、口のなかが乾燥しない程度。
軽い痙攣を時々…昼を過ぎても同じ状況。
モモパパにモモをお願いして私はポッキーを連れてお散歩に行きました。
帰ってきてモモパパは3階に上がった。
私はモモに、同じ体制だから
しんどいね~。床擦れができたら困るから向きを変えようね~と抱いた途端に痙攣が始まった。
降ろしてみると、今までの中で一番酷い痙攣だと思った。
急いで時計を見て時間を見て、モモパパを呼んだ。
今度は形相が違う…
かなり苦しんでいるように思えた。
1分が過ぎ…
舌がだらりと出たのが見え…私はああどうしようと体が震えた。
でも、その舌は元に戻ったので時計を見たら2分が過ぎてた。
私は痙攣止めを入れようと用意を始めた。
用意が出来てモモを見ると、少し痙攣が治まって来たように見えたので、止まるかな?と見ていると…呼吸をしてない?
まだ足は軽い痙攣が残っていた。
急いで胸に耳をあて心音を聴いてみた。
弱いけど動いてる…
でも呼吸はしていなかった。
足の痙攣も止まった。
心音が段々にゆっくりになって行き止まった…
もう一度動き始めたが…
すぐに止まり、最後に一度トックと動いて完全に止まってしまった。
この間3分。
もう、こうなるのは時間の問題だと分かっていたし、覚悟もしていた。
でも思ってたより、余りにも急に…
もがき苦しんだ様に見えたまらなくモモが可哀想だった。
もう耐えられない気持ちだった。
モモを抱き起こして泣いた。
辛くて辛くて…
暫くそのままだったが、モモパパに促されモモを寝かせた。
おしっこをしていたので、敷物を変え、服を脱がせ体を拭いた。
その間も泣きっぱなしだったが、少し気持ちも落ち着いてきたので、娘に電話。
次に先生に電話したが出られなかった。
そして、もう一度全身を拭いて上げて、カラーを外した。もう、こんなもの着けなくても自由になれたもんね~。
暫くして娘がやって来て、お花を買ってやってくれた。
モモはまだ暖かい…
色々考えたが、モモは何かに入れてあげた方が良いって…
小さな孫たちも走り回って居るし…
先生からも電話をいただきモモの事を伝えた。
そしてこの後どうすれば良いか聞いた。
やはり、保冷剤で冷やさないといけないようだ。
とりあえず、モモパパに箱を買いに行って貰い、その箱の中にモモを入れた。
下に保冷剤を敷くときはもうダメだった。
また暖かさが残っているのに…
寒いのが嫌いな子なのに…と号泣。
冷たくなって行くのを暖めてあげたいくらいなのに…でも、入れないとダメなのよね。
モモパパがもうゆっくり寝たら良いと目を閉じさせようとしてくれたが、どうしても閉じなかった。
まだ皆を見ていたいんだなとそのままに…
箱に入れお花を置いてあげた。
もう食べられるかな?とおやつやフードも…
撫ででみると、もう冷たくて…この冷たさが凄く悲しかった。
でも、どうしてもモモの最期の痙攣の時が目に焼き付いて頭の中でずっと流れてる。
それは今も変わらない。
モモが亡くなってまだ一月も経たないから忘れられないよね。
でも、どんな亡くなり方をしても、きっと一生忘れられないと思います。
とても辛い時間でしたが、モモパパと一緒に最期を看取って上げられて良かった…

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