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やっぱりカワイイAUTOGRAPH MINI

2006年02月15日 | Audio

「Refino & Anhelo (レフィーノ&アネーロ)」にお邪魔したときに、ありましたねぇ。この1台が。1m30cmぐらいのケースの上に鎮座しておりました。
 
残念ながら音は聞けませんでしたけれど、この小さな容姿からオーラが漂っていたのは事実です。その時に思ったのは「このスピーカーに無理矢理パワーぶち込んで鳴らしたらどんな反応を示してくれるんだろう?!」ということ。低域が出ないでヒィヒィ言っちゃうのかなぁとか、高域が割れちゃって歪むのかなぁ?というネガティブな思考でした。
まぁ、かわいさ余って憎さ百倍っていう感じなのでタンノイフリークの方、怒らないでくださいね。
高さ345ミリ、幅210ミリというカワイイ容姿。タンノイ最小の4インチ(10センチ)デュアルコンセントリックユニットを積み、エンクロージャーもバーチとチークを採用。フロントグリルはタンノイ特有のおもむきを持つものでありました。
しかし、であります。
残念ながら、このお店で見たのも「サウンドハウス」で見たのもそうでしたが、木工の細かいところを見ていくと、その“お仕事”が荒いんですねぇ。エッジのところなどやSPのあるフロント部とグリルのところの仕置きが甘いんですよ。僕はこれって「手抜き」って感じでした。グリル部の木の表面やエンクロージャーのバーチの磨き込みもちょいと??って感じましたが、まぁファーストインプレッション(記憶)なんでもう一度見たら違うかもしれません。
ただし、ユニット部の作り込み、取り付け部なんかは、いい感じなんです。ゆえに音にはちょい期待していたりして・・・・。
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TEAC ESOTERIC COMPANYのページにあるPDFには
「極小にして至高。タンノイを愛し、音楽を愛してやまない人々の成熟した遊び心に、オートグラフミニはかけがえのない歓びを与えてくれるに違いありません。」と記されています。遊び心(大いに高い評価を与えたいです)にプラス、音がどうなのか、真実を知りたいと思う今日この頃。