本庄のTHさん 水彩画

今度、デッサン会に入られた本庄のTHさんの水彩画です。



富岡の製糸工場が世界遺産になると聞きましたが、ここもその一つです。
養蚕の部屋の天井から空気が抜けるように工夫した建物を作ったことで有名になっているようです。

門の左にある塀の上の屋根が、左に下がり過ぎているのが、ちょっと狂っていますが、丁寧に誠実に描いている絵です。
門の暗さを利用して、門の中に見えるものを見せようという構図です。
初めは、ポイントが物足りなかったので、人を入れたらどうでしょうかとアドバイスしたら、入れてくれました。

また、明暗のインパクトが足りないので、もっと強くしたらと言って、影を入れてみました。
門の左上の明るさもじゃまなので、少し落としてみました。

初めはこんな感じでした。



比べてみてください。

桶川のHさん 顔のデッサン 続き７

桶川のHさんが、顔のデッサンを描き込んでいます。



頭全体のボリュームという点で、掴めていないので、たまごのデッサンをしたらいいと話したら、すばらしいデッサンを描いてくれました。

このデッサンでは、写真を見せてもらうと、左からの光があまりはっきりしないのですが、絵にすると考えた時には、
左からの光で統一することが必要かなとアドバイスしています。
そう考えると、右側の明るさは反射光線の明るさと考えるべきですが、それが、まだ明るすぎる感じです。
おでこから頬、首までの右側の面です。

それは、たまごを描くのと同じ考え方でよいのですが、顔になるといろいろな形があるから難しいと思うのでしょう。
それを思いきって、たまごだと思えれば、全体的なボリュームのための明暗が描けるのですが。

しかし、たまごのデッサンで何かをつかんだようで、なにか自然な空気のような物が出て来ました。
これは、なかなか教えるのが難しいのですが、それが出て来たので、また一歩進んだ気がします。

首を暗くして、襟をキリッと感じさせられると、完成した感じがするでしょう。

ハローウィンパーティー

昨日は、美味倶楽部なかまちで、ハローウィンパーティーがありました。



私は仮装の審査員として、ご招待されました。
中ではカラオケが行われ、機械が審査するもので歌の表彰があり、
仮装も子供の部と大人の部で表彰がありました。

総勢、１００名はいたでしょうか。

審査員には、テレビに良く出る清水章吾さんの奥さまであるハルマンさんもいて、商工会議所の会長さん、警察署長さん、市会議員さんなどが審査に当たりました。ハルマンさんは、画家です。実は、私が大学時代に教えていただいた田中実先生が師匠だと言っていました。それで同じ先生に教えていただいたということで、師匠が同じですねと言われました。

司馬遼太郎を読む

とても楽しい本でした。
この種の本は、司馬遼太郎をほとんど全て読んでないと書けない本です。
しかも著者は、司馬さんと何度もあって、話もしている人だから、いろいろな裏話が楽しめます。

司馬さんは、空海から明治維新まで幅広く書いているので、すごい。
歴史の専門家は、ある時代だけ詳しいという人が多い。
しかし、このように幅広く語れる人はいない。
我々は、司馬さんの本から歴史を学んでいる。

坂本竜馬が人気が出たのは、司馬さんが「竜馬がゆく」を書いてからだ。

というようなことが書いてありました。

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小説には脚色があるので、史実と違う部分があることは承知しながらも、楽しんで歴史を学ぶには司馬さんを読むのが良いと思います。

私も、国取物語から読み始めました。新史太閤記、関ケ原、覇王の家などを読んで、
これで戦国時代は一通り読んだかなと思いました。しかし、そのちょっと前の応仁の乱辺りが箱根の坂を読むとわかると知って読みました。

そして、明治維新の辺りの世に棲む日々、竜馬がゆく、花神、翔ぶが如く、などを読みました。坂の上の雲と燃えよ剣が途中です。

最後の将軍、殉死なども読みました。

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私は入院が長かったので、入院中は必ず司馬さんを読んでいました。

桶川のHさん たまごのデッサン

桶川のHさんが、卵のデッサンを仕上げてくれました。



かなり、描けるようになりました。
すばらしいです。言うことなしです。
みなさん参考にしてください。