フランダースの犬

フランダースの犬を全て見終わりました。
DVDで１３本でした。セルディの図書館で借りてみました。
全てをみると、５２話ですね。

ネロはどうして死んでしまったのでしょうか。
コゼツ家のお金を拾って届けたとき、ご飯を食べさせてもらって、樵のおじさんの所へ行けば、死なないで済んだのに、どうして？
飢えと寒さで死んでしまうなんて、可哀そう過ぎます。

最後は、みんながネロに済まないという気持ちになり、ネロを雪の中必死に探すのに、見つかりません。ネロは見たかったルーベンスの絵を見て、その前で力尽きました。

ハンスのバカ野郎と思います。コゼツも気づくのが遅すぎると思います。
ネロは本当に良い子でした。
あんな子はなかなかいませんね。友だちのジョルジュとポールも良い子ですね。
アロアも優しい子です。

あのとき、こうしてあげていればとか、いろいろ思いますね。
可哀そうという気持ちは、優しい気持ちになります。
なんとかしてあげたい、どうすればいいのか？といろいろ考えて、そうだ樵になればいいんだと思いついたら、樵のおじさんが現れました。もっと早く連れて行けば良かったのにと思います。大人が何とかしてあげるべきです。
コゼツさんの２０００フランを拾ったとき、お礼は？一割というのは、その頃はなかったのか、子供だからしらなかったのか、部屋代が払えないからクリスマスに出て行けということに従って、家を出たのです。

展覧会で一番が取れなかったというショックと風車小屋が火事になったという原因がネロが火を付けたという誤解で、みんなから白い目で見られたことと、おじいさんが亡くなったことで、生きて行く希望が全くなくなったということですね。
でも、ネロの絵の力を認めてくれた画家がいたのにね。
アメリカならハッピーエンドにするんじゃないかなと思いました。

美術史クイズ ９０ 解答と解説

美術史クイズ　９０

解答
第１問　ダビッド
第２問　ルーブル美術館
第３問　９メートル
第４問　ナポレオンの戴冠
第５問　ノートルダム寺院
第６問　ベルサイユ宮殿
第７問　左にいる若い女性の内の一人が服が違います。
　　　　ベルサイユの方が、ピンクの色をしています。
第８問　ナポレオンの母親

ーーーーー
解説

19世紀は、ダビッドの新古典主義から始まります。
ダビッドはナポレオンの台頭でのし上がって、ナポレオンの失脚共に、消えていきました。
この絵は、完成した後、ナポレオンに見せたところ、ナポレオンは３０分ほど、黙って見ていて最後にダビッドに対して最敬礼をしたと言われています。ダビッドに感謝の意を示したのです。

全く同じ絵がベルサイユ宮殿にあります。左の５人の女性の内、左から二番目の女性だけ服の色が違います。その女性はナポレオンの妹だと言われています。ダビッドの恋人ともいわれますが、ナポレオンの妹がダビッドの恋人ならどちらも正しいと言うことになりますね。

ナポレオンの母親は、ジョセフィーヌとの結婚に反対していたので、こんな場面にいるはずがありません。

この場面は、ナポレオンが自分で自分の頭に冠を被せ、その後で奥さんのジョセフィーヌに冠を被せる場面を描いています。

王が戦いに出るときは、万一の場合を考えて、自分の代わりはこの人だと奥さんに冠を被せることが恒例になっているのです。アンリ４世の場合もそのようにしたことがルーベンスの絵でわかります。マリードメディシスの生涯という絵です。

石膏デッサン ３枚目

受験生の石膏デッサン　３枚目です。
これは、私のデッサン会に参加してもらって、他の人たちと一緒に描いています。
そのため、一週間に一回なので、進みが遅いです。



まだ、頭の部分が描けていませんが、途中経過を見ていただきました。
三枚目としては、すばらしい進歩です。他のデッサンをしながら石膏を描く力もついているのだと思います。

２０代の私の絵 １３

これは、水彩画の６０号です。
抽象に入りかけたときの作品でした。
県展入選作品です。