絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

最近のドラマ

2009-09-23 | いろいろ
いろいろなドラマが、終わる時期になった。

後は、オルトロスの犬くらいか。

私は、ブザービートが良いと思って、見ていた。映像が綺麗で、空気が澄んでいる。山下と北川の関係が良いと思った。相武がちょい悪女っぽい役をしている。
そんな役は、ちょっとかわいそうだった。でもそういう役もできないと女優としては成長しないのだろう。歌姫のときは、あのまま現実なら相武はかわいそうだなあと思って、あれで終わってしまったのは、今でも気になっている。だから、かわいいという印象のままいたのだが、今回は、それを忘れさせてくれた。

ブザービートというのは、ラスト1秒のシュートで逆転勝ちのことだった。私はバスケット経験者なのに、それを初めて知った。そんな意味の言葉があることを知らなかった。試合終了のブザーと同時のシュートのことだ。

そして、その意味の通り、逆転でドラマは終わった。しかし、なんだか単純だった。もうドラマを終わらせなければならないので、そうしたのだろうか。やはり、これは原作が漫画なのかな?

最近のドラマは、少女漫画みたいなのが多い。しかし、そのくらいのものが、単純に楽しめて良いと思っている。あまり殺人とか、どろどろしたものより、ずっと良いと思っている。

私は、最近、その種のドラマを見るようになった。秘密の花園あたりからかな?
あれも、たぶんマンガだろう。ハケンの品格も面白かった。働きマンもいい。
絶対彼氏も良かった。そうだ、相武さんは、絶対彼氏に出ていたんじゃなかったかな?
だから、かわいいという印象で、止まっていたのだ。

話をもどそう。ブザービートは、本屋で働く北川と貫地谷の二人が爽やかで良かった。夜のバスケットコートが北川の部屋から見える設定もいい。あっても良い状況だ。しかし、あの女性二人の部屋に男が居候するのは、あり得ない。

相武を奪ったチームメートは、「相手のボールだろうとルーズボールだろうとほしいボールは取る」と言った。それは、バスケットボールだから、取り合うゲームだから良いが、人間の場合は違うだろうと言いたくなった。確かに、人間の場合は、誰のものということはないが。

コーチは、「信じているから」と山下に言ってアメリカに旅立った。その信じているからは、おかしいと思った。「俺の好きな女に手を出すなよ」と言っているのである。それは、北川がきちんとコーチと恋人になっているなら成立する言葉だ。

しかし、そんな恋愛が裏で展開しながら、コーチと選手の関係が何でもないのはどういうわけだろう。そのことが、選手起用に関係しないのだから、すばらしい関係だ。相武を奪ったチームメートもプレーにおいて、そのことが関係なく息を合わせたプレーをするのだから、きれいなものだ。現実はそうなるだろうか。

チーム内恋愛は、時にとんでもないことになるはずで、「お前なんかと一緒にプレーはできない」と喧嘩になってもおかしくない。

山下の足の手術で、リハビリをしていたが、あの状態で試合に間に合うのが不思議だった。
そのリハビリの間、なぜ相武が付きっきりなのか、マネージャーなら、チームの練習が優先だろう。

また、北川は、なぜ軽井沢に行くのか?山下はなぜ行かせるのか?
あの場面はどうなのだろう。相手の夢を応援するというきれいごとを言っている。

確かに、二人の関係が壊れたとき、なぜ軽井沢に行かなかったのだろうと後悔することになる。そんな責任は取りたくない。相手のことを思いつつ、やはり自分の責任回避を考えているのではないか。

北川は、軽井沢に行かなくても後悔はないと思っていただろう。

迷わないように、携帯を解約したり、もう会わないなどと、男を断ったということか。しかし、行かなくてはと突然練習中に申し出る。

それを指揮者の外国人が、ラブ メイクス ユウ ストロング とか言っちゃって、行かせてくれる。変なの?

フリースローでの、あの場面。あれもおかしい。

そして、キスシーンで終わる。

バスケット経験者からすると、もう少し、終わりごろにタイムアウトがあって、残り数十秒の展開が欲しい。ファールゲームに持ち込むところがあるはずだと思う。
テーマが違うから、仕方がないのか。それにしても、山下君はバスケットが素人なのかな。素人ならよくやったとほめてやらなければならないが、経験者なら、ジャンプシュートを打たないと話にならない。やはり、素人なんだろうなあ。

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私は、リアルタイムで見るとコマーシャルが邪魔なので、できる限り、録画しておいて後でみるのだが、これは、結構リアルタイムで見てしまった。
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任侠ヘルパーのキスシーンはいらなかった気がする。
しかし、黒木さんの一ポンドの福音とのギャップが大きかった。
何が言いたいのかわからないのは、最近のドラマの特徴かな?

赤鼻の先生は、面白いけれど、あんなに洒落をいっていては授業にならないなあ。

バンパイヤの狙いがわからない。マッチは何を目的にしているのか?

リアルな物語としては、「官僚たちの夏」が良いと思った。あれは、実話なんだろうなあと思って、もっと知りたくなった。今は、官僚の悪いところばかりが話題になっている。しかし、通産省であのようなことが展開していたなら、そして、その裏の努力が全然役に立たないことがあるなら、とんでもないことだなあと思った。
三池炭鉱の事故でも、二次爆発の危険と人の命、水を入れるまでのやりとり、現場を知らない人間の国会での批難。これは、知っておきたいドラマだと思った。


他にも、いろいろ見たが、単純に笑えて、マンガだからと言って片付けられるくらいの気楽なドラマが良いと思う。

最近のドラマを見ての感想でした。







コメント
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