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サッカーのこと、フットサルのこと、日常のこと、気づいたら気ままに。

日本人選手も逞しくなったもんだ

2005-06-23 | Soccer

「後半は面白かった」

ブラジル戦後に俊輔が報道陣に語った言葉だ。
ギリシャ戦に続き、この試合でもマンオブザマッチを獲得した。
前半27分、中田、福西と繋いだボールをトラップしながらターンし、思い切り
左足を振り抜いた。その強烈なミドルシュートは見事にブラジルゴールを突き刺した。
「ブラジルだからと言って引くばかりではなく、撃ち合いもできる。それが分かった」
自信に満ちた言葉が頼もしい。
かつてフランス代表と対戦し、0-5の大敗を喫したときに俊輔がこう言った。
「まるで宇宙人と戦ってるようだった」
そんな台詞も懐かしいが、俊輔もあの頃と比べると確実に逞しくなっている。


「僕らの方が速かった」

後半開始からピッチに入った大黒が試合後に言った。
88分、俊輔のFKにいち早く反応し、土壇場で引き分けに持ち込む立役者となった。
常に相手の背後を突こうとしていて、ブラジルDFにとって危険な存在だった。
今大会2戦連続ゴールを上げ、世界に向けてその存在をアピールできただろう。
「DFはたいしたことないやろと思っていた。走ってみたら僕らの方が速かった」
「どこともそんなに差はない」
彼の活躍からすれば、納得のいく言葉だろう。


キックオフ早々の加地の幻のゴール(微妙なオフサイド)は確かに悔やまれるが、
ブラジルの惜しいゴールはもっと多くあったはず。
ブラジルはやはり強かった。パスは正確で速く、ドリブルもうまい。
カカ、アドリアーノ、ロビーニョ、そしてロナウジーニョ、前線の新カルテットは
名前を聞いただけでも圧倒されそうだが、日本に対し決して容赦はしなかった。
そんなブラジルを相手に2-2の引き分けは大健闘だろう。
マイアミの奇跡の再現はならなかったが、A代表でのブラジル戦初勝利はもしかすると
そう遠くない将来かもしれない。楽しみはもう少し延ばしておこう。(´ー` )


追記:「スズキ」という選手が柳沢と後半途中交代したはずなのだが、TV観戦の
俺には全く見えなかったのは気のせいだろうか・・・。 _| ̄|Σ∵:'、-=≡○ シュポ!!
というのは半分冗談でも、頼むからしっかり仕事してくれ!(`д´;)!!

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