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日本人の礼~世界柔道2005~

2005-09-09 | Sports

柔道なんてオリンピック以外にはほとんど観た記憶がないのだが、
CX系で今日8日から放送されている世界柔道2005を思わず見入ってしまった。

初日の今日は男子100kg超級と100kg級、女子の78kg超級と78kg級だ。
いきなり男女の重量級で、TV観戦的には開始から迫力満点である。

結果は上々のスタート。
男子100kg超級の棟田康幸は決勝で惜しくも敗れるが銀メダル。
100kg級の鈴木桂治は見事優勝で金メダル!
女子78kg超級の塚田真希は準決勝で敗れるも、敗者復活戦で勝ち上がり
見事銅メダル。
そして女子78kg級では、初出場の中澤さえが大健闘の銀メダル。
初日の全階級にてメダル獲得である。

柔道に全然詳しくない俺が、久々に見て思ったことが2つほど。

1つは、昔に比べて、判定で勝敗を決める試合が減ったこと。
以前は赤白のフラッグを、主審と副審2名の計3名で判定を下すような
勝ち負けの微妙な試合が多かった気がするが、最近では一本勝ちが増えた
せいか、そんな判定試合をあまり見かけない。
とてもいいことだと思う。(´∇`)

2つめは、日本人選手の柔道スタイルがとても美しいこと。
「礼に始まり、礼に終わる」
この精神が、日本人選手には始めから備わっているのだろう。
特に棟田康幸選手の礼は試合前も試合後も、際立って美しい。
もちろん、勝っても負けてもだ。
TVを観ていると、外国人選手は頭をペコリとするだけならまだましなほうで、
全くしない選手も決して珍しくは無い。
また、日本人選手は一本を狙う姿勢が見られ、その積極性がまた素敵だ。
外国人選手に時々見受けられる、腰の引けた消極性や時間稼ぎ的な動きは
最近の日本人選手にはあまりない。

ここ最近のサッカーの日本代表選手も少し逞しくなってきたと思っていたが、
柔道選手(もちろん男女)だって負けてはいない。
しかも、その戦う姿勢がますます格好良くなってきている。(´ー` )

明日から出場の選手も金メダル目指してがんばれよ!(*´∀`)ノ