素(す)ブログ

仕送りを黙っていたおじさん

先日旅行した台湾、同行したおじさん夫婦は私と年齢が10歳ほど上です。
おじさんにしては若いのは年の離れた姉弟で姉が私の母になります。
母が亡くなったとき、おじさんは20歳頃だったと思います。
おじさんは私が引き取られた親戚宅に、毎月仕送りをしていました。
私が独り立ちしてアパートを借りて働くまでずっと。
なんとそれを知ったのはつい二年ほど前です。
他の親戚と喋っていた話の流れで偶然に知りました。
仕送りをしていたことを、ずっと黙っているつもりだったの?
なぜ言ってくれなかったか、
おじさんにしては普通のあたりまえのことでわざわざ言う必要もない
口に出さないがそういうことだ。
偶然に知らなかったら、一生わからなかった。
親戚宅では経営している自分の会社に私が入るものと決めていた。
家事手伝い子守と毎日していた。
それが普通のことで、当然のことと今も思います。
しかし、
今は仕送りのことを黙っていたことを許せない。
仕送りがなくてもやっていけたはずだ。
20歳そこそこの一人暮らしの男性が
毎月結構な額を自分が働く工場のお給料から出していたのだ。
私は自立できるようになってすぐに親戚宅を出ました。
嫌味や嫌がらせがあり、
それこそ保証人のサインをしてくれないので自分で書いた。
罪ですかね。
もしおじさんが寝たきりになったり呆けたら、時間をやりくりして介護に行きます。
でもすごい健康なので、私の方が先に呆ける確率が高い気がする。


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